ばん馬のいる風景-BANEI Photo Gallery -

ばん馬の写真とコラム。2021年夏まではツイートまとめも載せています。

北海道総合畜産共進会 馬の部 その1

2014-10-06 22:09:54 | 2014年その他
9月6、7日、第16回北海道総合畜産共進会が、音更町の十勝農協連共進会場で行われました。
この共進会は4年に1度行われる、家畜の美しさや体格を競う品評会。乳用牛、肉牛、馬に部門が分かれ、この日は肉牛と馬でした。
全道各地の共進会で上位になった馬が出陳されます。農用馬(1歳雌、1歳雄、2歳雌、3歳雌)、北海道和種馬(道産子)、ポニーの3区分6部門に分かれます。農用馬3歳雌というのは、3歳以上(仔付)=繁殖牝馬のことです。道産子とポニーは雌の2歳以上です。
前回は2011年でした。4年に1度なので2010年のはずですが、口蹄疫の影響で中止になり1年ずれたため、3年ぶりです。前回までは「種馬の部」もあって、全道から種馬が集まるという、サラブレッドでいうと全スタリオンの種牡馬展示会みたいのが行われていたのでそれをぜひ見たかったのですが、馬が集まらないということで中止になってしまったようです。残念。

6日午前は測尺です。体高(背の高さ。馬はき甲という、首と背の間のでっぱったところ)、胸囲、管囲(前脚の膝と球節の間の太さ)を測ります。 →馬の名称リンク
午後からは個体審査です。1頭ずつ審査会場で立たせて、審査員が馬体をチェック。
それから、三角ベースのように引かれた線の上を歩いて歩様をみます。
   

繁殖牝馬の部には、フクイズミが出陳されていました。
馬房でリラックス(モグモグタイム)→順番が来たので引かれる(私も歩いていたので画面が揺れます、酔いやすい方は注意してください)→測尺(体高)→個別審査 です。



サラブレッドほどばん馬は立ち姿に慣れていないのですが、フクイズミはさすが、このような場に慣れているのか、人の前に立つとぴっ!と四肢を伸ばして堂々としていました。



道産子は側対歩ができないといけないので、ちょっと小走りで側対歩をみせます。人も体力が必要…
道産子の仔馬は、だんづけのようにしっぽをつないだり、ほっといたりしています笑 走り回っていてかわいいー。でも母馬のそばは離れないというような信頼関係があるのですよね。

側対歩の練習(仔馬も同じようにくっついててかわいい~)とフリーダムな道産子の仔馬の動画です。

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2 コメント

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Unknown (ゆか)
2014-10-14 23:52:17
ケリーさん
結局全部会って話しましたが笑、こちらでも。
そういえば、この時、顔と前駆はフクイズミだけど、おしり、腰はカネサブラックだと言っている人がいました。
ばん馬に出会って、いろんな種類の馬たちに会うことができました
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Unknown (ケリー)
2014-10-07 19:06:46
ゆかさん、こんばんわ。

さすがーフクちゃんは写真慣れしていますね。
ポーズをとってくれているようです。
仔馬も芦毛で、流星はふフクちゃんに似ていますが、カネサブラックに体系は似ているような感じも受けます。(素人の分際ですが)
もう少しで会いに行けるので楽しみです!
明日以降、連絡しますね。


どさんこ親子の動画も走っている姿、かわいいですね!フリーダムな仔馬の方も可愛らしくて、よいです!



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