ばん馬のいる風景-BANEI Photo Gallery -

ばん馬の写真とコラム。2021年夏まではツイートまとめも載せています。

昔のメモ発見1 2013年ダービー

2014-11-01 20:55:43 | 2013年競馬場
先日書きましたが、急いで書いた取材メモがあとで出てきました……
ダービーと黒ユリ賞でしたが、ほかにもあったりして…
もう今では意味がなさないかもしれませんが、こちらにはあげておきます。
それにしては短いのですが。


2013/12/22 ダービー オレノココロ

槻舘調教師

体(馬体重)ある分、他の馬より負担がかからないから荷物積んだら有利だと思っていた。
おとなしくて、よく食べる馬(笑)。

(このあと、みんなで大森オーナーはナリタボブサップを持っていたという話になり「大きい馬好きなのかな」と盛り上がりました。)


鈴木騎手
もともと背は高かった。幅が出てきた。
時間かかる方がいいかも。
調子がよかった。ゴール前失速するタイプだったが、辛抱強くなってきた。真面目な馬。

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30日はヤングCS

2013-12-28 15:10:01 | 2013年競馬場
Facebook用に、日高生まれのハクタイホウについての紹介記事を書いたのでこちらにも転載します。

今週からばんえいは薄暮開催で、お昼頃1Rがスタート、メインは5時過ぎ、6時ころまでレースが行われています。お正月は怒濤の1月1~6日までの開催ですよ!(出走時間は少し早まります)

ばんえいの今年最終日30日は、2歳馬の重賞「ヤングチャンピオンシップ」です(5時20分発走)。
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/DebaTable?k_raceDate=2013%2f12%2f30&k_raceNo=10&k_babaCode=3
この中で、普段平地競馬を中心に見ている方にもぜひご紹介したい馬がいます。

現在、2歳の賞金2位は日高産馬なのです。(夏ころまでは1位だったのに抜かれてしまった…)
名前は「ハクタイホウ」。三石生まれで、馬主は田中勝春騎手のお父様、田中春美さんです。

きちんと調べてはいないのですが、今年の2歳馬300頭強の中で、日高産は10数頭しかいないはず。
ヤングCSは生産地別に5地区に分け、その代表決定戦を勝ち上がった馬たちによるレースです。
先日の道新十勝版の記事によると、2歳馬は317頭で、この5地区の内訳は、釧路78頭、石狩や日高、道外の「南北海道」が32頭、空知や上川の「北央」が42頭、網走を含む「北見」が31頭、そして一番多く、レベルも高いといわれているのが十勝の134頭、とのこと。
ハクタイホウはもちろん南北海道代表です。

田中さんの持ち馬といえば、ギンガリュウセイが有名。ちなみにギンガは1月2日の帯広記念、ばんえい記念と続くビッグレースでかなり中心的な存在になりますのでこちらも注目です。

日高の重種馬は、乳母用に生産されることが多いです。乳母とは、サラブレッドの繁殖牝馬が出産後、死んでしまったり、高齢や育児拒否で子育てができなかったりする場合に、生産牧場に貸し出すお母さん馬。乳母に育てられた馬といえば、スペシャルウィークが有名ですね。
ハクタイホウが生まれた橋本さんの牧場も、乳母用の馬を生産しています。

詳しくは、飛渡さゆりさんが「競馬女子」の中で紹介しています。乳母として貸し出された母馬の子には、橋本さんがミルクをあげているのですね…。
http://girls.jbis.or.jp/2013/10/post-1a7e.html

スピードタイプなのか、荷物が重くなるとゴール前甘くなってしまうなぁという印象ですが、重賞請負人・藤野騎手の騎乗。3月に行われる生産者の夢・イレネー記念に向けていいレースを期待しています!

明日29日のメインレースは軽量戦の「地吹雪賞」。スピードレースです。
オイドンとレクサスは帯広記念じゃなくてこっちかよ!とか思ったりもしますが、サカエキングと藤島騎手に注目していただければと思います……。詳しくは年明けにでも。

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明日は有馬→ダービー

2013-12-21 17:28:32 | 2013年競馬場
Facebook用に、平地競馬をする人用にばんえいダービーの紹介をしてみました。
こちらにも転載します。

明日は有馬記念ですね。競馬場やWINSのほか、Aibaなどの地方競馬の場外馬券場に行かれるという方も多いでしょう。Aibaで、G1をはしごしてみませんか。

この日、ばんえい競馬はダービーデーです。成長がサラブレッドよりもゆっくりといわれるばん馬の場合、3歳三冠路線はばんえい大賞典→ばんえい菊花賞→ダービーで、ダービーはクリスマスの時季に行われる定量戦です。ということで、普段は平地競馬中心という方にばんえいのダービーをちょっと紹介してみたいと思います。
出馬表
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/DebaTable?k_raceDate=2013%2f12%2f22&k_raceNo=10&k_babaCode=3

発売箇所についてはこちら(PDFです)
http://www.banei-keiba.or.jp/pdf/jougai.pdf

サラブレッドのようなダービーの雰囲気というのは、どちらかというと明け3歳の3月中旬の「イレネー記念」の方かもしれません。でもダービーはダービー、獲りたいという思いは同じです。日本で一番遅い(世界で?かも)ダービーは7時5分発走です。

さて、予想とかは
ばんえい競馬情報局 http://blog.oddspark.com/baneiinfo/
オッズパーク http://www.oddspark.com/keiba/
金太郎 http://homepage2.nifty.com/banei_kintaro/
とかにまかせるとして、わたしなりに見どころを……

いままでの三冠は、ばんえい大賞典がコウシュハクィーン、菊花賞がコウシュハウンカイと、帯広のオーナー、コウシュハ軍団が好調です。
牝馬は、黒ユリ賞とオークスの勝ち馬、ナナノチカラが回避してしまったのが残念です……ナナは末脚が切れっ切れのすごい馬なので、覚えておいてください!牡馬との混合戦に出てこないのですよね、大事に使っているんだなーと感じます。
1~2週に1度余裕で出走するばん馬なので、オークス→ダービーの連闘は多いのです。オークスとダービーのW制覇もアンローズ、サダエリコ、エンジュオウカンなど結構います。

イレネー記念の勝ち馬はショウチシマシタです。なんと、イレネー以来の出走……
通常、ばんえいは鉄砲駆けというのはあまりみないのですが、久田調教師なので恐ろしいです……調子悪いな~という馬を突然重賞でばっちり仕上げてきたりするので、あなどれないのです……それにしても久しぶりすぎますね。
ショウチシマシタはナナカマド賞で、重賞初の繰り上がり1着となった馬なのですが、こういう運を持っている馬なのかも。

賞金1位はコウシュハウンカイ。アンローズなどの大友調教師と、藤本騎手、オーナー、みんな帯広人。以外と珍しいのです。
コウシュハの意味?はこちら。
http://hirose01.web.fc2.com/

ソウクンボーイは名門帯広ファーム生産。2連勝中です!
オレノココロは2冠とも2着。こちらも2連勝中で、もう1100キロくらいあってでかいです。若馬は大きな馬ってかなり有利だと思うのです……リーディング鈴木恵介騎手騎乗。コウシュハウンカイと同じ、士幌町の六車實子さん生産。ワンツーもありえるかも、すごいですね。
ダイコクパワーは、ナナカマド賞で1着入線した馬。実力はある馬と思うので、なんとか復活を見たいのですが…馬主トーヨーファーム&松井調教師はカネサブラック、フクイズミと同じです。おしゃれしてきそうな予感。

牝馬はクイン3頭が大活躍です。今年の牝馬みんな強いと思いますよ-。
コウシュハクィーンは皆川厩舎ということで、おしゃれにも注目。毎回いいますが、コウシュウハクインじゃだめなのかと。(きっとコウシュハのほうが活躍してるからでしょうねー。最近はコウシュウハの冠よりコウシュハの方が多い気がします)
セイコークインは相手問わず安定してるし、そろそろ大きいとことってもいいんじゃないかなー。
クインフェスタは今年、兄トレジャーハンターとインフィニティーがともに重賞制覇。勝てば3きょうだいによる重賞勝ち、これってはじめてでしょうか?金田調教師と浅田騎手のタッグがいいのです……浅田騎手は、菊花賞のゴール前で止まってすごく悔しい思いをしたそう。金田調教師も下ろすことなく、自厩舎の騎手を大事に乗せ続ける……浅田騎手ってものすごくガッツがあるというか、性格が騎手向きという感じがします。クインフェスタのこと、恋人のような馬だといってました。
手前みそですが浅田騎手のお話
http://blog.oddspark.com/jockey/2013/09/post-110.html

父馬は、ウンカイ3頭、アキバオーショウ2頭。三冠馬ウンカイはばりばりのサイヤートップの馬です。アンローズのお兄さん。
アキバオーショウファンだった私としては、子どもたちの活躍がうれしいです…
6頭が十勝産、クインフェスタとショウチシマシタが釧路管内産。

もっとおもしろいネタがあればと思ったのに、普通の予想みたいになった……

ちょっとでも興味を持っていただければうれしいです!

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ドリームエイジカップはトレジャーハンター

2013-11-27 21:35:25 | 2013年競馬場
24日のドリームエイジカップはトレジャーハンターが勝利!

浅田騎手はトレハンの兄、インフィニティーに続き今年重賞2勝目となりました!!
先日、接戦となった菊花賞では、クインフェスタでゴール寸前止まってしまい、悔しい思いをした浅田騎手。あの悔しさを思い出し、ほっとしました…。
来週はそのクインフェアーでオークスに挑みます。浅田騎手が騎乗すれば、同年度に3きょうだいで重賞制覇の可能性もありますね。

また話を聞いてきました。

金田調教師
(7番人気でしたが自信はありましたか) この重量と軽い馬場で、「いけると思った」。全部味方についた。馬の良さはスピードと、若さ。よくも悪くも。
次はエントリーされれば帯広記念、チャンピオンC。(高重量ですが…)たたき上げればいい経験になると思う。
(菊花賞で勝利を逃した浅田騎手を乗せたことについて) あえてレースについては言わなかった。俺があーだこーだ言っても、本人が一番悔しかったと思うから。


約1年ぶりの騎乗となった浅田騎手。主戦の尾ヶ瀬騎手がホクショウダイヤに乗りかわったためですが、騎乗は火曜にはじめて聞いたそう。

浅田騎手
(1年ぶりの騎乗だが)昔乗っていたし、馬には逆にいい刺激になったと思う。(→騎手が変わることで、馬が意識していい結果を残すことがあるといわれています。左利きの騎手に変わるような感じで)
馬場と荷物が向いた。強い相手だったが、オイドンとは前走差がなかったから(結構やれると思った)。1分40秒くらいになるかと思ったら、意外とかかった(1分56秒6)。

(ゴール前止まりましたが)ゴール前止まることがある馬。1回なら大丈夫。(脚色が見えていた)ホクショウユウキは、こっちが1回止まって仕切り直せば大丈夫だと思っていた。オイドンの方が、(恵介騎手の)声が聞こえていたから…。
馬の良さは、気性の良さ。気持ちが100%前を向く。
菊花賞のあとは悔しくて悔しくて…クインフェスタは、デビュー前からならしていたし、恋人のような馬。
これからは、今できることをやるしかない。馬の能力以上を求めてもかわいそうだ。(菊花賞みたいに)後悔しないようにね。


キタノタイショウの大河原騎手にレース後「タイショウ馬体よくなりましたね」と話したら「うん、張りが出てきた」と言っていました。完全復活まではもう少しかかりそうですが、王者復活に期待したいです!

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菊花賞

2013-11-05 23:36:14 | 2013年競馬場
先週日曜は、ばんえい3歳三冠レースの2戦目、菊花賞でした。勝ったのはコウシュハウンカイ。
オーナー、大友調教師、藤本騎手、すべて帯広人。以外と少ないチーム帯広のコンビです。(生産は士幌の六車實子さん。オール十勝となりますね)
「コウシュハ」「コウシュウハ」が冠の広瀬オーナーは、社名の「広瀬高周波工業」から冠名をとっているのでしょう。ばんえいが帯広一市開催になってから、馬主になられたそうです。
なぜコウシュハクィーンはコウシュウハクインじゃないんでしょう…


また聞いてきたお話。写真まではできないので先に文字のみ。

大友調教師
心臓に悪いレース。(惜敗が続いていたので)またか、と思った。
荷物が重くなる分この馬には楽かと思ったけれど、ペースは早かった。落ち着いた流れがこの馬には向いていると思う。今年の3歳はスピードの速い馬が多い。今日のタイムも速かった。(この世代はレベルも高いですか?)(他の世代と)一緒に走らせても上位に来ることが多い。

騎手とは早めに行くという約束をしていたのに遅れ気味だった。
(藤本)思ったより軽かった(周りのスピードが速かった)。夜になると馬場が軽くなる。

(この馬のいいところは。)健康なところ。今まで病気になったことがない。それが成績の安定にもつながっている。でも、(スピードの速い馬が同世代には多いので)切れ味で負けてしまう。

デビューから期待していて、オーナーからも大きいところを獲るよ、と言われていた。体は大きくなかったけれど、荷物を引っ張らせたら手ごたえが違った。今、全弟の1歳が厩舎にいる。良さそうな気がするよ。

(ちょんまげ、いいですね。)あれは厩務員が最初っからやってるんだ。


藤本騎手
ほっとしている。軽馬場にならず力勝負なら、と思っていた。
ゴール後は2着かと思った。将太には勝ったと思ったけれど、周りの人が「達(浅田騎手)が入った(入線していた)」と言ってたんだもの。
上(重量が重くなる古馬、上のクラス)に行った方が楽しみ。障害もいい。今回も1腰だった。今までも、1回だけ止まったけれど、障害はほぼ1腰。性格はおとなしい。
(ダービーにも期待が持てますね。)ノーハン(ハンデなし)だし、荷物積んだ方がいいからね。


障害ですが、ちょっと「色気がある」らしく、横のコウシュハクィーンを少し気にしたと話していました。そんな気になるレベルでもないそうですが、コウシュハ同士で…とか、こういう話ちょっとドキドキするので掲載。

全妹ヒカルサカエは谷厩舎。3勝と、ここ最近結果を残していますね。

※追記!この日、広瀬オーナーは最終3連勝でしたね。コウシュウハドンの口取りで「次の練習だ」なんておっしゃってましたが、その通りになりました!

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