ばん馬のいる風景-BANEI Photo Gallery -

ばん馬の写真とコラム。2021年夏まではツイートまとめも載せています。

ゴールデンバージに会ってきました

2013-10-14 09:35:10 | 2013年牧場
フクイズミに会った前の週は、豊頃にいるゴールデンバージに会ってきました。

バージ、ぴっかぴかでした。種馬1年生といっても16歳。今年は十勝管内を中心に、10頭ほどに種付けをしたそうです。年を重ねると受胎率の低下が心配ですが、バージはほとんど受胎したそう。全ての面で若いのですね。
虫を気にするそうで、虫が多いこの時間は馬房の中にいました。それは皮膚が薄いからだとか。名馬の条件の一つといわれ、カネサブラックも薄いそうですしがバージもなんですね。
牧場の方は、マルゼンバージの直子ということもあり、現役時代(草ばん馬で走る前)からバージの種馬としての可能性に期待していたそうです。ただ、牧場にはマルゼンバージ系の繁殖牝馬が多く、ここで生まれる子どもはいないとか。マルゼンバージの系統は全体的に多いでしょうから、種付けできる牝馬は限られるかもしれません。でも、その中からの活躍馬を期待しちゃいますね。来年生まれる子どもたちが楽しみです。

ちなみに、ニンジンを持っていったのですが、牧場にはニンジン爆弾が積まれており(^^;) 食べないよ~と言われてしまいました。違うものの方がいいかもしれません(笑)

 


タカダヤジェットが隣にいました。かわいい-。

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フクイズミに会ってきました

2013-10-13 21:25:02 | 2013年牧場
引退後、現在は江差町で繁殖生活を送っているフクイズミに会ってきました。最初は網走にいましたが、その後道南に移動し、カネサブラックの子どもをお腹の中で育てています。

   

こちらに動画もあります

フクイズミは、初年度はキングシャープをつけたのですが、双子ということもあり流産してしまったそうです。1年後、同じ牧場にやってきたカネサブラックとの子を受胎。このまま順調にいけば、出産は4月上旬になるのではないかという話でした。
大きなお腹は母親らしさを感じます。かわいらしい表情は以前のままでした。あああ、フクちゃんだ……(^^)

牧場を訪れると、そこにはほかに2頭の繁殖牝馬がいました。なんと、エンジュダイヤとその子ども、エンジュキララ!すごいメンバー……。
ダイヤはニシキダイジンの子を、キララはカネサブラックの子を宿しているそうです。すごすぎる……
フクちゃんはさぞかしボスぶりを発揮していると思っていたら、なんと一番強いのは年下のキララだそう。確かにキララは、真っ黒くて大きく迫力があります。私も1歳時にばん馬大会で見たとき、ほんとに1歳?!と驚いたことを思い出しました。キララは今年ダイジンの子を出産。隔世遺伝なのかダイヤにそっくりで、ダイヤがやたらとかわいがっていたそうです(笑)孫となるわけですから、やはりかわいいのでしょうね。

江差は歴史のある町で、特に8月半ばに行われる「姥神大神宮渡御祭」は北海道で一番古い祭りともいわれています。牧場の方もこの祭りに参加しており、神主さんにお祓いをしてもらったそうで、その後、みんな元気にすごしているとか。
その後、この時お邪魔した4人で、神社に出産の無事をお祈りしてきました。おみくじはみんな大吉!みんな元気で過ごしてほしいですね。
コメント (2)
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