ばん馬のいる風景-BANEI Photo Gallery -

ばん馬の写真とコラム。2021年夏まではツイートまとめも載せています。

北見記念

2013-10-28 23:40:08 | 2013年競馬場
北見記念はギンガリュウセイが3連覇を達成。ばんえい記念2着を含め、惜しいレースが続いていましたが、なんと昨年の北見記念以来、久々の勝利です。
久田調教師は北見出身なので、北見記念に強いというか、北見は負けられないのか?!なんて思ってしまいます。藤本騎手は2カ月ほど前からの騎乗ですが、さすが乗りこなしていますね。
久田先生は「ワンツーは両方中央競馬の馬主だ」と言ってました。おお、そうだぁ…

ミルキーはハロウィン仕様
 

せっかくなんで話を聞いてきました。

久田調教師 最高のレースをした。この重量だと自分の競馬をしやすいし、調子もあがっていた。この時期になると、重量が増える分よくなってくる。オーナーが昨日中央で新馬戦を勝ち(東京5Rカッテ)、今日ハクタイホウも勝った(3R)から3つ目はどうかな?あるかな?と思っていた。(ばんえい記念も…)(照れ笑いしながら)いやいや、まだまだ…
(久田先生はいつもこうなんです!何もしてない、いつも通り、とか言うのです… 藤本騎手は、今回かなり念入りに調教してたと言ってました笑)

藤本騎手 思い描いた通りのレース。年間800か900くらい乗っても、思い描いたようなレースなんてめったにない。(思い描いていたのはどんなレースか)2腰で粘りこんで、と考えていた。1腰目で8割くらいあがったからね。調子もよかったし、風が強くて馬場が重くなり、展開が向いた。(この馬のいいところ)悪いところはないけれど、特にいい、というところはなくて全部の能力が上。性格はおとなしすぎるほど。(今まで乗った中で似てるタイプの馬はいますか)いないんじゃないかなあ。

2着松本騎手(レース後、リプレイを見て)「ヒーローインタビューはねえな」(と言って去っていく)

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ばんえいグランプリ

2013-08-31 08:02:01 | 2013年競馬場
こんどはグランプリ!
 

1クロフネオーザン

2キタノタイショウ
 
3ブラックボス

4ホッカイヒカル

5シベチャタイガー

6インフィニティー

7アオノレクサス

8ギンガリュウセイ

9ホクショウダイヤ

10ホクショウバトル



ここ最近のレースは接戦が多く、ほんとに面白いですね。人馬ともに新しいヒーローが誕生するし、キタノタイショウかと思いきや、また違う馬が浮上してきて、馬券は難しいけれどわくわくします。

グランプリはWebハロンの取材もあり、正面で撮っていました。接戦は、写真を撮るのも大変です。正面だと、2障害が邪魔をしてレース展開が見えないし、ゴール近くなると遠近感がつかめない……歓声で想像もします。正面でもレースが想像できるようになりたい……

で、グランプリも僅差で誰が勝ったかわかりません。接戦の時は、騎手も報道も、レース後すぐにパドック横の騎手の控え室に行き、テレビでゴール前映像を確認します。たまたま中にいた中山騎手は「うーん、ホクショウダイヤかなぁ。」私はその時点でええっ!と(^^;) インフィニティーだと思っていた…
松本騎手も(レース中は、もも、もしや松本騎手がBG1騎手にっ!!とどきどきしました…)「やっぱりダイヤか…」と。浅田騎手も「どや」とテレビを見ていましたが、やっぱりダイヤか、とわかると悔しがっていました。当たり前といえば当たり前なのでしょうが、鼻先ではなくソリの後端で決まるばんえい競馬でも、騎手はわかるものなのですね。さすがだなぁと感じました。

ホクショウのオーナーは、ばん馬大会にも熱心で、いつも参加されています。
札幌観光幌馬車の銀太くんは、本によるとオーナーが「肉にするなら売らない」と言っていたそうですが、競走馬時代はホクショウさんの馬でした。馬が好きなんだなぁと感じます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月11日の馬たち

2013-08-31 07:52:23 | 2013年競馬場
8月11日の写真をちょこちょこあげてみます。

4Rは好調ホクショウ軍団、ホクショウサスケ


5Rは2歳A-1。白菊賞がある日なので、牡馬の上位馬です

勝ち馬ブラックニセイ
 

2着ホクショウマックス


3着ホクショウマサル  武臣さん隠れてすまぬ


4着ホクショウメジャー


9Rは2歳牝馬による白菊賞
勝ち馬アサヒメイゲツ


2着ミドリサト


3着センショウレディー


7Rでは先週のばんえい大賞典を勝ったコウシュハクィーンが勝っていました

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北斗賞 インフィニティー

2013-07-20 11:25:33 | 2013年競馬場
なかなか更新できずすいません…。あちこちには行っているのですが、どうもブログを書いて写真を整理してアップするまで体力がもたないんです…乗せたいものはたーくさんあるのですが…

まずは先週の北斗賞のことを先に。文章だけ先に、写真はあとでアップします。

北斗賞の前、鹿追の競ばん馬大会に行ってきました。
この時、北斗市でばん馬大会を開催しているホリセンショウのオーナー、田山さんにも会いました。ばん馬大会が行われていれば、あちこちに参戦。そのつきあいで、田山さんを慕う人たちが集まって北斗のばん馬大会はものすごい盛り上がり。東北からも人馬がやってきます。
また、金田調教師もばん馬大会の会場でよく会う1人です。ここで会う人の繋がりを大事にし、ばんえいの原点だから、とばん馬大会を盛り上げます。

そんな人たちと会った後だったので、ホリセンショウとインフィニティーには思い入れが強くなりました。
まぁ、ハンデがあってもキタノタイショウでは大将でいてほしいし~とか、ここ最近、群雄割拠のオープン馬みんなのことがどんどん大好きになってきて、馬券と分けることさえできないんですが(いつもは、別!とふんぎりはつけられる方なんですが)。めちゃくちゃ悩みました。

ゴール前、ホリセンショウの差し脚に大声で名前を叫びましたが、勝ったのはインフィニティー。浅田騎手!!
ニシキダイジンが帯広記念で2着だった時から、幾度か重賞で2着を繰り返してきた浅田騎手。勝ち気が強いし、頭がいいタイプですが厩舎村にもとけこみ。いろいろな意味で、今後の活躍を楽しみにしている騎手でした。早く重賞を勝たせてあげたいな…と思っていました。ほんとよかった。

レース後、金田調教師は「目から汗出た!」と繰り返しました。
ずっとこの子(浅田)に重賞を獲らせてやりたい、と思っていた。トレジャーハンターもだし、ニシキダイジン、クインフェスタ。なぜこの子が重賞取れないんだと。あの子にはいろんな場面を作ったつもり、と。
先生や、今日は残念ながら来られなかった駒井オーナーが、我慢して浅田騎手をずっと乗せてきたというのも今日の勝利に結びつきました。師弟関係感じられる、すてきなレースでした。目標はばんえい記念。もちろん浅田騎手でいくと答えてくれました。
この日はちょうど浅田騎手のお父様も来られていました。
浅田騎手も、元騎手の金田先生から「オレの夢(重賞勝ち)を実現してほしい」と言われていたそうで、「恩返しできた」と。


ばんえいも、人馬ともに役者がそろってきました!!

ま、馬券は悩んでるくせに買い目増やせないや~と最後にインフィニティー切ったんですけどねー

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年第1回能力検査 その2

2013-04-14 19:09:29 | 2013年競馬場
そのほかに、個人的に注目していた馬です。

5R、オークスや黒ユリ賞を勝ったウィナーサマーの子メモリアルサマーが牝馬の1番時計でした。
生産を見ると、網走の佐藤牧場さん。カネサブラックやフクイズミのいる牧場でしょうか。となると、すごい馬たちがたくさんいることになりますね。


この子は入場しか撮れませんでしたが、8Rソーラクイン(手前の芦毛)。チャグチャグ馬コで有名な岩手県滝沢村生まれです。今回は不合格となってしまいましたが、数少ない道外の馬にも活躍してほしいですね。


9Rのシシザリュウセイは、ギンガリュウセイやブラックパールなど、活躍馬を送り出す北富士さんの子。すてきな名前ですね。見事合格しました。


16Rのサトチャンカラフル。母カズリキジョンコは、大地のファンファーレのモデルになった馬。ということで多分、ドラマのドキュメンタリーに出ていた子どもではないかと思うんです。
ドラマのまんまで、残念ながら不合格。「この、ヘボ騎手!」と怒られる姿が目に浮かびます(^^;)
今井厩舎なのですが、カラフルって、NHKでも番組が違う名前が…


18Rのオーゴンシップ。単に馬名的な注目なんですが、合格しました!


そして20Rのメイリュウは「半血種」。昔から出馬表などで「半血」という表記が見られますが、それとは違う血統表記です。2003年生まれからは言い方を変えていて、純血種とそれに近い馬をのぞく混血種は「日本輓系種」と呼ぶようになりました(細かくはいろいろとあるのですが)。「日輓」という表記が見られるのがそれです。今回の出走馬も、3頭をのぞくほとんどが日輓です。
ばん馬は人工交配が認められているので、たまに競走馬やその親にはペルシュロンやブルトンの純血種がいて、ちょっとわくわくします。今回は純血ペルシュロンが2頭。純ペルと言われます。
で、半血種はなにかというと、純血×純血の馬のこと。メイリュウは、父が純血ブルトンの粒鴨(今年が初年度産駒)。母が純血ペルシュロンの命踊なのです。
名前は、母と父の名前を一つずつとってメイリュウ。牝馬だから、母の名が先にくるとか。
生産は元騎手の辻本由美さん。いつもすてきな血統の馬を出してくるんですよねーー。競馬場で見かけたので、思い切って「血統すてきですよね!!」と声をかけてしまいました。ペルシュロンが好きなのだとか。そういえば、牧場にはペルシュロンの種馬もいます。メイリュウは牝馬ですが、がっしりとした馬格でした。合格したのでレースも楽しみにしたいと思います。
牧場では走り回っていたので「ダンガンマル」と呼んでいたそうです(笑)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする