Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

またしても想定外

2022-03-18 06:03:16 | 鬼嫁yukinokoの介護日記

まずは一昨日遅くの地震で被害に遭われた皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。

ニュースで流れる映像の恐ろしいことと言ったら・・・あの状態でよく撮影出来るなと感心します。私も相方も自分の身を守るだけで精いっぱいでしょうね。

 

さて、今日は畑での様子をお知らせする記事にする予定でしたが、「でした」と過去形にする理由があります。

 

一昨日、いつものように農協のスーパーで買い物を済ませたあと、畑の家に向かいました。

持ってきたり買った食材を冷蔵庫にしまうと、あたりを散歩しに。昼食後、私は家の中で刺繍の続きをしていました。

しばらくして、スマホの着信音。着信音は特に指定した相手のないもの。

表示を見ると、義母が入所している特養の名が。おやまあ、ちょっとドッキリ。

そんな日中に電話がかかってくるとは、きっと何かあったに違いない。まぁとにかく電話に出なくては。

かけてきた相手はお世話になっているケアマネージャー。で、その日の朝から熱がある、と言う。

熱は38℃台で、今のところは解熱剤を使って37℃台にまで下がっているけれど、血中酸素飽和度もあまりよくないので、これから診察へ連れていきたいと思っている、とのこと。

診察には家族が付き添うことになっているのですが・・・・・・我々今、他県の人なんだけど。

たまに畑へ行くことをケアマネージャーさんもよくご存知ではあるけれど、さて、いかがしたものでしょう???

電話で話をしながら頭にふと浮かんだのが、息子。確か水曜は休みだった、はず。

診察に行く病院は移動手段のない息子でも電車で来られる場所にあるものの、はて、すぐに動いてくれるだろうか?彼・・・・・・

とにかく相方と相談後折り返す旨説明をして、息子に電話。

バイトが休みだったことにちょっと安心して事情を話し、我々が到着するまで病院に行ってもらえるか打診。突然のことなので息子もかなり面食らっていましたが、それでも行ってくれる

ことになりました。あ~、やれやれ、一安心。

 

でも、息子だけでは入院などなった場合に心もとない。ここはやっぱり帰らねば。

 

相方はそのとき、かねてから途切れ途切れに作業をし続けてきた薪を置く棚の足場の工事をし始めたところ。

私が「はい、帰るよ」と言ったら、「へ?」という反応。このとき、既に事情を話してあるんですよ。それなのに彼には帰る選択肢はなかったらしい。

 

あんたの母親でしょっ!!!   とは口にしていないが、呆れました。

 

そこから大急ぎで片づけて、名古屋へとんぼ返り。一番早く到着するルートで病院へ直行しましたが、それでも5時は回っていました。

息子は3時半前には病院に到着していたものの、発熱外来が混んでいてずっと待たされっぱなし。義母が検査を受けるまで施設の職員さんが長時間付き添ってくれて申し訳ないと話して

いました。私たちが到着したときには職員さんは施設に戻ったあとで、御礼も言えずじまい。

そこからまだまだ待たされて、医師から説明を受けたのが6時前後だったかな。

ストレッチャーに載せられた義母は酸素を鼻から入れられていて、その時点では血圧などはほぼ正常だったものの、酸素を供給しないと必須な状態とのこと。

CT画像を見せられて、肺炎を起こしていると言われました。誤嚥性肺炎ではないかとのこと。

胃瘻をしていますが、時に嘔吐することもあると聞いたことがあります。そういうものなどを誤嚥して肺炎になってしまうんですね。

当然のことながら、即入院決定。

空きがないこともあって個室になりましたが、面会禁止なので病棟の入口で義母を見送り、しばらくして看護師から入院に関する説明を受けて病院を出たのが7時過ぎでした。

 

今回はさすがにヤバいな・・・・・・と相方も私も思っていましたが、昨日必要なものを持って再度病院へ行き、看護師さんに様子を尋ねると、熱も下がって血圧もほぼ平常値となり、

酸素も外れた、とのことで驚きました。

驚異の回復力・・・・・・(苦笑)

まあでも、高齢なのでいつ急変など起きるかわかりませんが、とりあえず昨夜も連絡はありませんでした。

まだしばらくは毎日冷や冷やしながら過ごさなくてはならないですが、今年になって葬式が立て続け。もうちょっと頑張って!と思わず心で叫ぶ鬼嫁なのでした。