Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

葬式から介護の話へ

2022-03-14 08:30:27 | えとせとら

県内での葬式ではあったものの、移動に結構時間がかかることもあって、なんだか疲れますね。

通夜は本当に身内オンリーだったし、昨日の葬儀告別式もそれにプラス故人の弟さんと姪、ご近所さん4人を加えただけの小ぢんまりとしたもので、気疲れはほぼありませんでした。

そんな中、癒しをくれたのが故人のひ孫たちやうちの孫娘。

ひ孫のうちふたりは昨日は保育園の行事があって不参加でした。コロナ禍で行事が中止や延期になってばかりだったので、今回はそちらを優先したそうです。

残るふたりのひ孫は、生まれたのが一日違いというほぼ双子のような1歳男児。動き回りたくて仕方のないお年頃なので、時にぐずったりもしましたがおしなべていい子にしていました。

葬儀の読経のときなど、時折ぐずってくれるほうが退屈しなくて済むし、何と言っても微笑ましい。

またいとこになるうちの孫娘は、自分より小さな子に接する機会があまりないので、ここぞとばかりにおねえちゃんぶりを発揮してお世話したがって、そんな様子もかわいくて。

その孫娘も収骨の際、叔父である息子と一緒に骨拾いをしたのですが、私より上手に拾っていてびっくり。食事のときは「しつけ箸」を使っているのに、太くて長い箸でよくうまくやれる

ものだと大人たちみんなが感心しきり。緊張しないのがいいのかもしれませんね。

故人の孫である姪の結婚式から約2週間。花屋の義弟が卒業入学シーズンで忙しい時期の中でエアポケットのように比較的そうでない時期を選んで亡くなってくれたことに、義弟は感謝

していました。

生前はいろいろとあって、義弟はずいぶんと嫌な思いもしてきたと思いますが、最後のお別れのときには「ありがとうございました」とちゃんと口に出して言っていて、偉いなぁと

思いました。

義母が亡くなるときに、私が同じような態度がとれるか、と考えると、ほぼ100%ない、と言い切れます。

仮に思ったとしても、口に出しては言えないと思う。ひねくれものなのでね。

施設に入った現在でも、家にいるときにもっと優しくしてやれればよかった・・・と思いはするものの、その当時はとてもそんな精神状態ではなかった。

なのでブログなどで家で家族の介護をしているひとの様子を見ると、本当に偉いと思ったり、なかなか優しくなれなくてイライラしている気持ちも手に取るようにわかります。

高齢化社会となっていくと、誰しもが家族の介護の問題に直面するはず。今は自分がそういう立場になくても、周りに介護で日々努力や苦労をしているひとがいたとしたら、寄り添う

気持ちを持って接してあげてほしいなと思います。

 

あれ?お葬式の話だったはずなのに、いつの間にやら介護の話にすり替わってしまいましたね。