Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

飽きない味

2020-07-22 05:51:06 | 食べものいろいろ

土用の丑の日だった昨日ですが、皆様は鰻、食べましたか?

我が家でも登場させました!・・・・・・でも予算の関係上、ふたりで1尾。しかも私が食べたのはグリルで温め直して少々焦げたしっぽの方をひと口、だけ。

去年より若干お安いとの話ではありましたけど、まだまだ高値。折込チラシをいくつか見比べて、一番安いところなら2尾買っても・・・と思ったものの、

そこで鰻を買ったことがないので味が心配だし、暑い中、ちょっと遠いそのスーパーまで出かけるのがためらわれたので、直近のアピタで購入。

そこで炭火焼きしているものなので、味はそこそこよかったです。

本当ならおいしい鰻屋さんの座敷でいただきたいところですけどね。

 

さて、先日畑で収穫した2種類の大根。片や紫色でちんまるな私の体型のようなものと、地面の下の部分はそばかすだらけでやたら長いものですが、季節柄や品種柄、

どちらも加熱調理向きではありません。

紫の方は色を活かしたいので、甘酢・・・と言うより、酢でどろどろにしたたくさんの砂糖とちょっとの塩で混ぜておくだけ、白い方(あまり白くなくて、

皮をどれだけむいたやら・・・)はちょっと味を変えたいと思いレシピを検索。醤油と酢、砂糖で漬けこむ簡単かつおいしそうなものを見つけたので、計2種類の

お漬物にしました。

            

左のしょうゆ漬けの緑色のものは、畑の家のお隣さんからいただいた青じそをざくざくと切って。

甘酢漬けの方は前にも作ったことがあったので味も鉄板ものでしたが、しょうゆ漬けのほうはごはんが進む味。どちらにしても、箸休め、ではなく、箸が

食べるのに忙しいったらありゃしない!

この漬物2種があったから、昨夜の鰻もひと口だけだったけれど、問題なくごはんがいただけた、という次第。

うちではこの他にも、買ってきた新しょうがで作る、しょうがの酢じょうゆ漬けもせっせと作っています。一時期流行った「食べるしょうが」ってやつ。

娘の家でも大好物なので、これまで2度作って持って行きました。あれだけブームになったのに、今じゃ既製品もほとんど見かけないように思います。

大根にしてもしょうがにしても、そのシーズンのときにしか作らない私。特に大根は自分のところで作っていて消費しなくちゃいけないからという事情もあります。

どうせ消費するなら、おいしくいただきたいじゃありませんか。

           

紫大根の甘酢漬けは、スライサーで薄切りにしたものも作りました。こちらのほうが早く仕上がりますし、スライサーでさっさかスライスするのがかなり楽しい。

誤って手や指までスライスしないようにしなければ・・・血を見ます(笑)。

 

先日、義母の面会に来た義弟にも大根の漬物2種類と、大根の葉の炒めたものを帰りに持たせました。妻を亡くしている彼、一番下の娘が結婚して家を出てから、

料理を作るやりがいを失くしてしまって、食事がなおざりになりがち。

たいしたものじゃないけれど、こういった家庭の味的なものが一番喜ばれますね。

 

そういえば、先日来ポテサラじじいの話でネット上が盛り上がって?いるみたいですが、私ならそのじいさんのように怒鳴ったりはしません。せいぜい聞こえない

程度にツイートするくらい?いや、やっぱり心のなかだけでおさめるでしょう。

「母親なら」と頭につけたようだけれど、父親が作ったっていいと思うし。そのじーさんも、腹の中だけで言っとけばよかったのにね。

作るのが面倒くさいという声もあるけれど、どういうわけか私はそんなふうに思ったことがありません。というのも、ポテトサラダは私が作るものの中で人気が

あるもののひとつだから。

だいたい、買うと高くて(笑)。今はふたりになったから買った方が安いかもしれないけれど、MAX6人家族だったときは既製品を買っていたら大赤字に

なってしまうもの。

今でもデパ地下でお惣菜とか買えないです。サラダなどは、材料の取り合わせを見て参考にして機会を見て再現?することもあるので、さしずめデパ地下は

料理教室か料理番組のようなもの。

忙しい母親さんたちが出来合いのお惣菜の助けを借りるのに異は唱えませんが、子どもたちが大きくなったときにひとつぐらい、記憶に残る手料理があると

いいんじゃないかと思います。