Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

カイゼンのヒント探しは続く

2020-07-26 05:56:47 | 暮らしのあれこれ

このところずっと、睡眠の質が悪いな・・・と感じていました。眠りも浅く、寝つきも寝起きもいいのが自慢(するほどのものでもないけど)なのに、

そのどちらも最近よろしくなくて。

昨日は朝から雨予報だったし、前日までの相方の仕事の手伝いで体もヨレヨレだったので、正月以来くらいの久しぶりで30分ほど遅く起床。

それでも起きるときはまだ頭がぼんやりとしていたし、天気のせいもあるのか、日中も眠くて眠くて・・・昼前に相方が買ってくるスポーツ紙(競馬欄が

目当て)に載っているナンプレをやっている途中も、両まぶたが仲良しこよし状態。

午後にどうしてもたまらなくなって、昼寝を15分、とタイマーセットしたにも関わらず、一旦止めたあと追加で15分寝てしまいました。

ちょっと昼寝の量が多かったから、夜眠れないかも、なんて心配したのに早々と眠くなり、10時前にシャットダウン。

よく夢を見ていたので眠り自体の質はまだまだですが、時間は充分だったようで今朝はいくらかすっきりしているけれど、夜寝て気づいたら朝、なんて、私には

夢のような話です。

 

今月の初めに、古堅純子さんの片づけに関する本について記事を書きました。

シニアが楽に心地よく暮らしていけるようなアドバイスがたくさん載っているし、古堅さんの、お客様に対する(特に高齢者)優しい心配りや考え方はとても

素敵だなと思いつつ読み返しました。

 

しかし、その中でどうしても、これはちょっと・・・と私の中で受け入れにくいことがひとつ。

それは「ダイニングテーブルの上に、絶対にものを置かない」というもの。

別のひとの本で、床に「死んでも」ものを置かない、というものがありますが、私はこの「絶対」とか「死んでも」などという脅迫めいた言葉が好きじゃありません。

なんだか強制、いや、命令されているような感じがしません?私は、します。

現に我が家のダイニングテーブルの上には、相方の飲み薬や目薬が入ったプラスチックのケースが置いてあります。

以前はそうしたケースにも入れていなくて、テーブルを拭くときに一度にものをどかすことが出来なくていら~っ!としていましたが、ひとまとめにしたので

ずいぶん改善されましたし、下手に置き場所を変えるより、常に使うものは見えているほうが好都合なんです。特にシニア世代には。

 

すると先日、Amazonでおすすめ商品にあったのが

             

片づけ本マニアの私ですが、水谷妙子さんの名前は初めて見ました。元無印良品の商品開発担当者、と帯に(写真は帯を外しています)ある。

好きか嫌いかはともかく、無印の商品はよく考えられているとは常々思っていて、商品開発担当だったのなら、家の中も無印だらけなんだろうな・・・と

試し読みを見てみると、確かに無印の容器などをいろいろ使っていますが、そのこと以上に、片づけに関する考え方の言葉に目がとまりました。

隠さない、分け過ぎない、整えない、並べないなど、よくある整理収納の本に書かれていることとは、一線を画すような言葉が並んでいました。

仕事に行っていない現在の私ですが、日々の暮らしがもっと楽に、スムーズに回るような工夫や変化はずっと探求していきたいと考えています。

これはきっと、ヒントになることが書いてありそう。ということで、またしてもポチっとしてしまいました。前回同様、ポイントがあった楽天で(苦笑)。

 

文字が若干小さめなのと、同じく小さな写真の中のディテールが判りづらいところはありますが(シニアあるあるなので)、文より写真が多く、読むのが

苦手なひとにもわかりやすいつくりになっています。

一番びっくりしたアイデアが、小引き出しをひとつおきに抜いて使っているところ。そうするだけで中のものが見やすく、戻しやすい。少し背の高いものを

入れても開け閉めが楽・・・ということに、目からうろこ!を実感。

ラベルなども手書きにしているところは私と同じで、ちょっとうれしくなりましたね。

片づいた雰囲気は要らない、と書いてはいますが、ものが溢れて目にうるさいということは全くなく、ちゃんと片づいて見えます。家族全員が管理出来るだけの

ものの量を把握して、それ以上にならないようにしているからなんじゃないかな、というのが私の見立て。

 

そして、一番大事だなと思ったのが、片づけスキルの低い家族に収納を合わせることや、家族個人のものの収納については本人の意見も聞いて、継続しやすい

方法を選ぶ、というところ。

私も片づけスキルが高いわけじゃありませんが、相方より少しはまし。

先日も、相方がすぐに廊下にものや服を放置するので、それらを置くものをいろいろ考えたり探したりしていました。

結局、使っていなかった木のスツールがあったので、それを廊下に置いてみました。床にものがあるより少しはましになったような気がしますが、まだまだ

廊下にぽんっと置き去りにすることが多いので、掃除のとき楽に動かせて、彼の諸々のものが見苦しくなく置けるように改善しなくてはと考えています。

そうなんですよね。見た目もあまりよくないですが、その辺にぽんっとものを置くと掃除のときにも邪魔。収納の鉄則、それは、全てのものに住所を

決めること!

相方はその住所決めが苦手、ではないはずなんです。仕事のものについてはかなりきっちり場所を決めてしまっているので。でもその意識が他のものには

向けられないんですよね。

私もよくスマホや老眼鏡をぽんっとその辺に置いて、どこだっけ?と探すことがあります。特に老眼鏡!レンズってスケスケだし、フレームも私のものは

あまり目立たないものが多くて、存在感が薄いんです。スマホのように、固定電話をかけて探す、というわけにもいかないし。

そんなふうに、片づけなどのことを考えるのって楽しい。収納や片づけ上手ではないですが、もはやこれは趣味のレベルかもしれません。実益も兼ねるので

あれば、それもあり、ということかな?