今回こそは、2日とも雨に降られないで済むはず、だったのに・・・!
梅雨前線のバカヤローっ!!!
2日めの昨日、午前中からぽつぽつと降り出して昼までに本降りになってしまいました。
初日の一昨日は、いつものコースではなく全部高速道路を使って畑まで行こうと思っていたら、まさかの土砂崩れ&通行止めが発生。これは行くな、ということか?
などと思いましたが、それくらいでひるむ相方ではありません。
とりあえず家で朝ごはんを済ませてから(いつもならおにぎり持参で車中朝食)出発して、状況に応じて通行止めが解除になったら高速道路をそのまま
走り続けようということにしました。
国道はこのところ大雨続きの山あいのところを通るので出来れば避けたいと思っていましたが、高速を走っているうちに通行止め解除に。お昼前には畑に
到着することが出来ました。
昼ごはんを済ませるとすぐに農作業に。前日まで大雨なので土をいじるのはどうかと思いましたが、思ったよりは乾いていました。
ただ約3週間ぶりだったので、あたりは草ぼうぼう。畑の家はさながら大草原の小さな家状態。
農作物はと言うと、ほうれん草は見るも無残な状態になっていたし、キャベツの外葉は虫に食べられてレースのように。ブロッコリーはそれがブロッコリーだった
ということがわからないほどになっていました。
逆に大きく育っていてびっくりしたのが大根。
相方いわく、それほど大きくならない品種だから抜くのが簡単だろうと思って選んだ種だったのに、60センチはあろうかという大物ばかり。
ただ大きく育ったのはいいとして、他に心配がありました。それは、見た目の悪さ。
この畑で作物を作り始めて10年経ちましたが、以前親戚の休耕地で作らせてもらったときのような、きれいで立派な大根が出来たことがないんです。
何年か前には、外見も悪ければ切った中も黒ずんだようになっていて、味も悪いという最悪な状態になったことも。ホウ素欠乏症というものらしいのですが、
そのときには泣く泣く大根をほぼ全て捨てましたっけ。
その後いろいろと手を尽くして、中が黒ずむことはなくなりましたが、虫の影響で地面の下の部分の外側はまるでシミそばかすが出来たような感じに。
「エステに行けなくて、シミやそばかす、肌荒れしちゃって~」と大根が言っているかどうかはさておき、一応中は白くてほっとしました。でも皮を厚めに
むかないと白い部分に到達しません。
紫色の大根も、ぱっと見はよさそうだけれど、やっぱり肌にボツボツが。売っているような美肌の大根はいつ作れるんだろう・・・・・・いろいろやっても
なかなか改善しないのは、土壌が合っていないのかもしれませんね。
大根以上にひどかったのが蕪。こちらはもっと肌荒れ?がひどくて、しかも切ってみると中がちょっとベージュ色のようになって、白くない。
写真の右奥にちらっと見えていますが、これも中は白じゃなくてまだらにベージュ色。そして何より味が悪い!
蕪ってほんのり甘いはず、なのに、苦いんです。それも嚙んでいるうちにじわじわ苦さが増してくる。
全部掘り上げたうち、なんとか白いかな?というのはたったの3つだけ。残りは葉っぱの部分だけ持ち帰りました。それもかなりの虫食い状態だったので、
きれいなところだけ残して後は廃棄。
雨続き=日照不足のせいか、ジャガイモはまだ地上部が枯れていませんでした。去年は同じ頃には既に収穫していたので、やや遅れ気味。
でも試しに男爵の1畝を私が掘ることに。例年は相方が掘って私が芋を拾う係なのですが、相方は作物の間に生えた雑草を取るのに忙しいので、ほうれん草の
後始末を終えてからスコップを手にジャガイモ掘り開始。
地面の下の方はまだ湿っているのでかなり土が重かったけれど、なんとかその1畝を堀りあげました。やや小ぶりでしたが腐っているものも見当たらなくて、
まあまあの出来でした。同じ土の中で出来るものなのにね。
そこまで終えたのが午後4時頃。それから収穫したものの一部を調理に使うべく洗ったり茹でたり、次いで夕食の支度といった具合で、ずっと立ちっぱなし。
結局ようやく椅子に腰かけたのは、昼ごはんが終わってからおよそ6時間後。自宅にいるときとは正反対だな(苦笑)。
翌日になって天気が悪くなるのが早まるとのことだったので、朝食後急いで前日の残りの大根や蕪、そして外葉はレースだけど結球部分はまあまあの出来だった
キャベツの収穫や、大根や蕪の土を落としたり虫食いの葉を取ったりしているうちに、早くも雨がパラパラと。まあなんと意地の悪い天気だこと!
相方はその後、トウモロコシがハクビシンにやられないように、雨の中ネットを張り巡らしていました。本当は草刈りや除草ももっとやりたかったけれど、
断念して早めに帰路に。
その途中、義弟の店に寄って委託販売してもらう野菜を置いてきました。今日も雨だけれど、お客さん買いに来るかなぁ・・・?
最後に、畑周辺ではまだ花期が続いている紫陽花。敷地の入り口に植えてあるガクアジサイがいい感じに開花していましたのでその写真を。
淡い藤色がとても涼しげ。剪定こそしますが肥料などもやっていません。やっぱり地植えなのと、朝夕の気温差がきれいな発色につながるのでしょう。
ご近所の紫陽花もとてもきれいに咲いていますが、うちの子が一番だな(笑)。