Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

高嶺の花的お手本

2020-07-21 05:32:13 | おしゃれあれこれ

今朝はいつもより10分早めに目覚ましをかけました。ごはんの炊き上がりは20分早くしてあります。

なぜなら、今日は資源ごみ置き場の立ち当番。我が家のごみ大臣こと、相方が行くものだと思っていたら、6時半からの当番だとラジオ体操が・・・とのたもうのです。

え?私だってラジオ体操するよ。でも、その時間じゃないと出来ないってわけでもないんじゃないの?と訊くと、彼はオンタイムであの音楽を聞かないと

体操できないって言うんです。そういうわけわからんことを時折言いますが、そんなものでしょうかねぇ。

日中暑い中で仕事をしているわけだし、たまには代わってやるか。そんなところです。

 

その昨日、当地では猛暑日一歩手前でした。

孫娘のところは冷房の入った部屋にいたし、電車もよく冷えていましたが、帰宅するともわ~っとした暑い空気に包まれていて、それまで止まっていた汗が

一気に出てきて軽い脱水症状っぽくなり、頭がぼ~っと・・・・・・まだ暑さ慣れしていないので、気をつけなければいけませんね。

その後新しくなったエアコンを入れました。快適快適♪

 

さて、このパソコンの傍らに、一冊の本が置いてあります。

普段は裏表紙を見せておいています。ISBNコードくらいでほぼ真っ白なのでね。表紙が鬱陶しいわけではないですが、その本がこれ。

               

井上保美さんのことを、この本を買うまでほとんど知らなかった私。

元は45rpm studio、現在は45Rのデザイナーさんで副社長(と奥付に書いてありました)。

なにしろブランドに疎いし女性誌はほとんど買わない読まないひとなので、ふぉーてぃーふぁいぶあーるぴーえむ、って何のこっちゃ?でした。

 

365日、とあるけれど、日付的には去年の12月1日から今年の11月30日までの一年間、うるう年なので366日分のコーディネートが写真やデザイン画で載っています。

レビューを見ると、ご自身が実際に着ている写真が少ないのが残念、意見をわりと見かけました。確かに平面に置かれた状態の服って、どうも抜け殻にしか

見えなくて。

絵やイラスト好きな私にはそれより、井上さんの描いたデザイン画がとてもステキ!で、多分色鉛筆で描いていると思うのだけれど、すごく雰囲気があるんです。

彼女が好きなブルーと、それに合わせて茶を使ったコーディネートが多い。そして自社の服が多いですね。

いいよな~、自分が着たい服を形に出来て、それが仕事になるんだもの。

 

そしてやっぱり、おしゃれって足元が大事!すごくステキな靴を履いているんです。私のような幅広の足じゃないのね、きっと(もちろん体も)。

お値段もよさそうなので、その点でも手が出せない足も出せないわけだけれど、上質で足に合ったステキなデザインの靴・・・・・・あぁ、ため息なら出せるな。

アクセサリーやバッグなど、小物遣いも上手。ちょっと肩が凝りそうな大ぶりのネックレスもあったりしますが、グレイヘアーにほとんどお化粧っけのない

方なので、それくらい目立つアクセサリーのほうがいいのかも。

髪と化粧については私もほぼ同じですが、違うのは顔のお肉の付き具合。井上さんはちょうどいい感じ。痩せこけてもいないし、私みたいに肉があり過ぎて

たるんだりということもないし。

 

365日の装いが載っているということで、毎朝その日のコーディネートを見るのが日課。同じ服を別のものと組み合わせたコーディネートももちろんあるけれど、

圧倒的に服の枚数も違うだろうし、だいたいほぼ毎日家にいる私とは立場が違うので、真似しようにも出来っこない。でも刺激はもらえます。

欲を言えば、8月のコーディネートの写真が小さくて。暑い夏をいかにだらしなくならずに過ごせるか、もうちょっとディテールが見たいのに~!

その8月と9月の間のコラムに、

 おしゃれになりたい、素敵になりたいという気持ちが大事で、そう思っている人は、その時点ですでにおしゃれの一歩を踏み出しています。

という一節がありました。これ、忘れずにいたい。

それにしても、この本の表紙の井上さんのスタイル。シンプルだけれど上質な白いシャツにデニムでしょうか。さりげないのにかっこいい。こういうのに

憧れますわ。

 

そういえば昨日、孫娘が母親に「グランマ、新しい服に気がついてくれた」と嬉しそうに話していました。

見たことのないノースリーブのかわいらしい服を着ていたので「かわいいね」と褒めたのが嬉しかったようです。3歳児でももうおしゃれに対する目覚めが

始まっているんですよね。お風呂上りに着るパジャマも自分で選んでいましたし。グランマも孫や暑さに負けずに、だらだらしないおしゃれを目指さなきゃ!