先日のJCでの例会で、厳選スポットとして上程させていただいた「100年窯」
今日は「100年窯」をもう少し詳しく説明します
この「100年窯」は灰塚窯の木戸さんが作られました。
木戸さんは、もともと大阪で会社を経営してらっしゃたのですが、陶芸の趣味が高じて、会社をご子息に託され、ついには信楽の地へと移り住まれた信楽ラバーズです。
数ある焼物産地の中でも、信楽の土地に魅せられ、空気や水に魅せられたそうです。
信楽の魅力、土地が持つ財産を地元の人間より理解し、教えてくださった方です。
そんな木戸さんが、「100年窯」を作ったと・・・。
何のことかよく分からないので、詳しく聞きに行きました。
「この窯は焚き上がっても、窯出しはしない。100年間このままにしておく。」
陶器を作る者にとっては、「窯出し」が一番の楽しみです。
自分が作ったものが形になって色づけられ、焼きあがってくる。
いつまでたっても、どんなベテランでも、窯の扉を開ける瞬間は緊張します。
そんな楽しみを100年先までとっておく・・・。
想像をはるかに超えています。
自分は決して見れない、手に取って触ることのないその作品を、100年後の誰かに託す。
本当の意味での、物の継承、想いの継承。
これほど深いことはないと思いました。
100年間語り繋いで、やっと作品に光があたります。
これを守るということ、その土地を守るということ、信楽を守るということ、日本を守るということ、地球を守るということ・・・。
自分の生きた証が語り継がれることによって、それぞれの行動に少しでも変化がおこれば、守られるべきたくさんのことが救われます。
「100年窯」これを成し遂げることには、すごく意味があるのだなと思いました。
もうすぐこの窯に火が入るそうです。
私もちょこっと入れておいてもらおうかな・・・
100年先のまだ見ぬ未来へ。
人の体は朽ちても、陶器は朽ちることはありません。
うつわによって未来と繋がる・・・素敵です
本日のくらしのうつわ
パリパリサラダ
今日は「100年窯」をもう少し詳しく説明します
この「100年窯」は灰塚窯の木戸さんが作られました。
木戸さんは、もともと大阪で会社を経営してらっしゃたのですが、陶芸の趣味が高じて、会社をご子息に託され、ついには信楽の地へと移り住まれた信楽ラバーズです。
数ある焼物産地の中でも、信楽の土地に魅せられ、空気や水に魅せられたそうです。
信楽の魅力、土地が持つ財産を地元の人間より理解し、教えてくださった方です。
そんな木戸さんが、「100年窯」を作ったと・・・。
何のことかよく分からないので、詳しく聞きに行きました。
「この窯は焚き上がっても、窯出しはしない。100年間このままにしておく。」
陶器を作る者にとっては、「窯出し」が一番の楽しみです。
自分が作ったものが形になって色づけられ、焼きあがってくる。
いつまでたっても、どんなベテランでも、窯の扉を開ける瞬間は緊張します。
そんな楽しみを100年先までとっておく・・・。
想像をはるかに超えています。
自分は決して見れない、手に取って触ることのないその作品を、100年後の誰かに託す。
本当の意味での、物の継承、想いの継承。
これほど深いことはないと思いました。
100年間語り繋いで、やっと作品に光があたります。
これを守るということ、その土地を守るということ、信楽を守るということ、日本を守るということ、地球を守るということ・・・。
自分の生きた証が語り継がれることによって、それぞれの行動に少しでも変化がおこれば、守られるべきたくさんのことが救われます。
「100年窯」これを成し遂げることには、すごく意味があるのだなと思いました。
もうすぐこの窯に火が入るそうです。
私もちょこっと入れておいてもらおうかな・・・
100年先のまだ見ぬ未来へ。
人の体は朽ちても、陶器は朽ちることはありません。
うつわによって未来と繋がる・・・素敵です
本日のくらしのうつわ
パリパリサラダ