今朝はあいの里公園駅で道政報告を手配り。
曇り空で肌寒い感じ。
今日は雨も降る予報で温かくなりそうもありません。
さて、昨日は「民主議員ネット春期政策研修会&定期総会」が開催され、出席しました。
二日目の研修は
「原発の放射能事故にともなう環境汚染と人体への影響」と題して、
浦島 充佳・東京慈恵会医科大学小児科准教授から講演を頂きました。
がれき処理問題に関しては医学的には問題が無いこと。
しかし、住民の不安払拭が大切であること。
被爆による遺伝子傷害に関しては、個人としてのリスクはさほど高くないものの、
1%の発症率増加とは言え、100万人単位の集団としてみれば万単位で数が増えること。
自然界にも多くの放射線が存在しており、地域によって大きな偏りがあること。
放射線という目に見えないもので有るが為に、人々に不安を植え付けていること。
原発事故は放射線以上に精神的・社会的に大きな影響を及ぼしていること。
など、様々なご示唆を頂きました。
そして最後にリーダーとして求められるものは
「その時代において人々が抱えている不安と懸念を自分自身のものとして果敢にそれに立ち向かう気概である。」
とのジョン・ケニス・カイブレイス「不確実性の時代」の言葉を教えて頂きました。
どんなに難しい課題も科学的数値をもとに、最後は政治家が決断する。
そしてその責任は政治家が負う。
今こそそんな政治家が必要だと思います。