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岳時々鉄

山と鉄道をこよなく愛すオッサン。

好天の中を下山。

2013-05-11 | 岳情報

2013年5月3日の出来事です。

続きです。

唐松岳から降りて来たところで突風だぜ~いwDsc02923

振り返る。良い天気になっちゃってもうwwwDsc02938

この鞍部は、どうやら風の通り道ですな。Dsc02941

山荘には寄らずに、五龍岳も断念して八方尾根を下山する前に最後の1枚。Dsc02946

下りながらも要所要所で良い感じです。不帰ノ剣の稜線がまるで厳冬期。Dsc02949

白馬三山は、最後までガスガス。Dsc02950

わずか数分下っただけで、もうこんなに高度が下がります。Dsc02954

五龍岳です。来年こそリベンジ。Dsc02956

この辺は、登りで何も見えなかった辺り。昨年の夏に子供たちと行き来した時の記憶が役に立ちました。Dsc02958

夏道は、この辺りから牛首ノ頭を目指す感じでトラバースして行きます。Dsc02959

行きたかったなあ。でも後で五龍山荘のブログを見たら、風が強くてこの日の登頂を断念したお客さん云々って書いてありました。まあ、ちょっとでも無理強いかなと思ったら止める判断が無難です。Dsc02960

五龍岳と鹿島槍ヶ岳だよ~ん。積もる尾根の遠見尾根。なめてはいけないスノーシュー必修です。雪庇もわんさかwDsc02966

更にズーム。かなり下って来たので暴風も穏やかに。電池も持つ様になりました。Dsc02967

縦位置で更に迫力満点。Dsc02968

八方池手前まで下って来ました。あんぜんやまあるきさんは、この辺りで焼き肉ランチか(謎)。Dsc02969

八方池にやって来ました。5月の日差しは流石に暑いw ここでアウター、アイゼンを脱いで身軽になりました。Dsc02970

この辺りからの不帰ノ剣がかっけえ~。Dsc02971

尾根から少し左側にそれて白馬三山。ルートから少し離れると良い感じでズボズボ埋まりました。Dsc02973

眼下に雪板で遊んでいる連中がいました。Dsc02975

天狗の大下りと不帰ノ剣。Dsc02976

大キレットと良い勝負の難所です。Dsc02977

この後は、ひたすら尾根を外して歩き、途中のベンチで昼寝をして下り終えたら前方にあんぜんやまあるきさん発見。お別れのあいさつをしてリフトへ。これはリフトを降りてゴンドラ乗る前です。Dsc02980

この辺りにやって来たら立ち寄るいつものそば屋で昼食タイム。Img_0413

電車の時間に余裕があるので、白馬駅まで歩きました。五龍岳とジャンプ台。Dsc02984

暑いwww 桜もだいぶ散ってました。お山の上がガスガスに。天気持ちませんねえ。Dsc02987

薬師の湯の手前に貨車がぞんびってました。薬師の湯は混んでいたので通過しました。Dsc02988

信濃松川に停車するコレに乗っかって帰りました。HB-E300系でんな。何だかんだ毎年1~2回乗ってますが、年々質が落ちてる気がする。写真もねだらずコーヒー注文しただけでお終い(劇謎)。Dsc02989


缶ビール¥550ナリw

2013-05-08 | 岳情報

2013年5月3日の出来事です。

寝るのが早過ぎて勝手に4:30に目覚めましたが、朝食の時間が6:30なので、6:00頃まで布団の中でふにゃふにゃしてから、お天気が気になって玄関の扉を開けて外を覗くと、おはよ・・・・・。夜が明けても吹雪いていて絶句。Dsc02851

一先ず朝飯です。TVの天気予報は、良い天気しか言わないので山の上では、全く役に立ちませんwwwDsc02852

あまちゃん見た後に、もう1回外を眺めたら、うっすらと牛首ノ頭が見えましたが、五龍岳~遠見尾根を下って帰るのは、荒天の状況から断念しました。Dsc02853

とりあえず、唐松岳の山頂を踏んで帰るとして山荘を出る前に売店を撮っておきました。Dsc02854

唐松岳へ向かおうと外に出ると、小屋の脇の夏道が埋まっていて腰までズボズボ。一旦、山荘の裏に回り八方尾根の分岐まで出たところで撮ってみた八方尾根。昨日よりも好天でした。Dsc02856

うっすらですが、不帰ノ剣も見えて来ました。しかし暴風が凄いwDsc02865

唐松岳の山頂が近くなって来ました。暴風をやり過ごした岩場。う~む。何だか谷川岳みたいだ。Dsc02866

えびちゃんが沢山。Dsc02868

唐松岳の山頂に到着。誰もいませんwDsc02869

時々視界が開けたりしたので、暴風に負けじと晴れて来るまで少し待つ事に。これは、不帰ノ剣側を覗いた感じ。好天だったら縦走出来そう。Dsc02870

いやいやその先に難所中の難所の不帰ノ剣が待ち構えているので、好天だったとしても雪の季節に縦走なんて出来ない気がします。Dsc02871

いえ~い。晴れて来ました。剣もバッチリです。Dsc02878

後立山から剣・立山を望む景色は、GWと思えないまるで厳冬期。ここまで見る事が出来たので良しとしましょう。Dsc02882

唐松沢を覗きつつ、足元に無数に出来たえびちゃん。Dsc02892

まるでジェラートだよ~ん。Dsc02896

みるみる好天になり五龍岳もクッキリ。Dsc02911

あんぜんやまあるきさん激写中。Dsc02912

遠くに小蓮華岳が見えて来ましたが、白馬三山だけが最後までガスが取れなかったです。Dsc02913

お名残り惜しいですが、かれこれ1時間以上山頂に留まっていたのでもう限界。剣を撮って下山開始。Dsc02915

下山するとどんどん好天にw スキーで降りたら良いだろうなあ。Dsc02920

続く・・・。


ホワイトアウトw

2013-05-06 | 岳情報

2013年5月2日の出来事です。

珍しく新鮮ネタです。GWに唐松・五龍へ行く企みを決行しました。どこぞの嫁には、親の顔見て来るとだけ言い残して前日に親宅に前泊。翌朝は、始発の大糸線に乗り信濃大町で乗り継ぎ。乗り継ぎ時間があるので、向かいのホームから信濃松川から乗って来た211系と南小谷行きのE127系を絡めて。211系も寒冷地仕様の3000番台だから抑速ブレーキも耐雪ブレーキも搭載済みなれど、信濃大町から先の山間区間は、発電ブレーキ搭載のE127系の独壇場なのか。いやいや115系も入線するから、そのうち211系も南小谷まで入線するのでしょう(謎)。Dsc02811

クハ210とクモハ211の連結面です。ちょっと前までは、北関東と上野の間を走る薄汚れた電車だったのに、ピカピカの電車に衣替えして信州にやって来ました。Dsc02812

松本始発の信濃大町行きは、始発で下りなのに何と6連でした。この折り返しとなる松本行きが朝の通勤時間帯で最も混雑する列車なんでしょうね。そのうち高尾や立川まで乗り入れて来る日も近いかな。Dsc02813

ゴンドラとリフトを乗り継いでヌケヌケと山にやって来ました。お約束のスタート地点の八方池山荘です。Dsc02814

当初の予定だと遠見尾根を登るはずでしたが、GW早々に降雪があったにも関わらずスノーシュー持って来なかったので予定変更。遠見尾根をナメテはいけません。雪が積もる尾根です。五龍も雲の中で天気悪そう。Dsc02815

白馬三山も負けじと天気悪そう。風も強そうな感じ。Dsc02816

これまたお約束の写真。雪に覆われた八方池です。Dsc02817

八方池を過ぎると、天気が怪しくなって来ました。と言うか、天気の悪いゾーンに突入。Dsc02818

八方池を過ぎた先の下樺尾根と交わるピーク辺りです。先行者は、あんぜんやまあるきさんです。Dsc02823

これは、どの辺りか。撮った意識が無い偶然撮っていた写真。少し薄日が差してますね。この懐かしい赤いズボンは、荒天になったら用で持って来た30年近く前に買った雨具に毛の生えた様な代物でしたが、実に役立ちました。Dsc02825

これは、唐松山荘直下だったと思います。丸山からは、先行者がいなくなり、しかもホワイトアウト。何となく見えるトレースと岩だけが頼りで歩きました。Dsc02839

何も見えず標高的には、充分のはず・・・。Dsc02841

いきなり。いぇ~い。唐松山荘一番乗りでしたが、誰もいない食堂で独り寂しく暖をとってました。Dsc02844

し~ん。吹雪の音しか聞こえて来ません。Dsc02846

暇なので、音楽聴きながら飲んで食って読んで・・・。いい加減に飽きたところで、気がついたら隣に座っておられたのですよ。あんぜんやまあるきさんが。話かけてみたら相手してくれたので助かりました。Dsc02847

その後、眠くなりうとうと。どこぞの誰かさんみたいに強くないので。これが山荘の晩飯です。Dsc02848

外が暮れて行きました。吹雪いていてもそれなりに青くなるのね。地デジの電波は、富山と金沢の電波の様です。まあ唐松山荘が富山県に属しているので当たり前なんですが。この後、歯を磨いて布団に入ったまでは良かったものの、越冬した布団の冷たさが身に浸みました。布団が暖かくなるまで2時間近く耐え忍んでました。部屋に暖房が無い山小屋だと寝袋持参しないとダメです。Dsc02849


-16℃

2013-04-25 | 岳情報

2013年2月24日の出来事です。

本沢温泉からも来た道を戻るだけなので、一気にしらびそ小屋まで下って来ました。撤退地点の標高が、ざっくり2600m しらびそ小屋の標高がざっくり2050mなので、理論上の気温差3.3℃

温度計そのものの校正もクソも無いので凡その目安ですが、稜線上の気温もまんざら嘘では無かった様です。しらびそ小屋の入口にあった温度計は、昼過ぎだったにも関わらず、-16℃でした。Dsc02520

帰ると決めたら早いとこ下るに限ります。ここまで下れば、ひと歩きで稲子湯です。Dsc02521

この橋を渡れば稲子湯です。Dsc02523

着きました。Dsc02524

ここでも温泉に入らず。タクシーを呼んで来るまでの間にアイゼンやスパッツ、手袋等の不要な装備をザックに入れて身支度終了。Dsc02525

小海駅に着くと、発車間際の小諸行きに乗車する事が出来てラッキーでした。キハ110の車窓からの眺めです。浅間山も暴風に吹かれてました。佐久平からの新幹線の乗り継ぎもスムーズでしたが、大宮からの川越線が・・・。風に弱い川越線。案の定、少し前まで運転見合わせだった様です。夕方のラッシュに備えて埼京線との分離運行で運転再開したものの、荒川を渡る指扇~南古谷間は、20kmの徐行運転でした。まあ、徐行運転に遭遇する事が出来たと思えば良かったのかも知れませんが(謎)。Dsc02526

お終い。


-23℃

2013-04-23 | 岳情報

2013年2月24日の出来事です。

寝るのが早過ぎたので5時前に目覚めました。うとうとしながら早支度をしている人たちの声を聞いていたら雪が降っている様で、あああぁぁな気分にw 朝食を済ませて、キジ撃ちして、身支度しながら天候が回復するか窓の外の様子を見ていてもキリがなくなって来たので、行けるところまで行く事に。

出発です。う~む積もってましたwDsc02499

雪が止んだ様ですが、ガスっていて上のほうから風の音が凄いwDsc02500

ひたすら歩きます。孤独な境地に自問自答しながら(劇謎)。Dsc02501

目指す硫黄岳。山頂が見えないwwwDsc02502

そろそろ夏沢峠か。Dsc02504

夏沢峠に着きましたが、案の定、暴風が吹き荒れてましたwDsc02505

風を避けながら、バラクラバ、ゴーグル代りのサングラスを着用。ストックからピッケルに差し替え腹ごしらえをして出発。Dsc02507

密林に守られているうちは良かったですが・・・。Dsc02508

硫黄岳です。かろうじて山頂が見えて来ましたが、ますます暴風が唸りをあげてましたwDsc02509

雪庇です。一旦戻って密林の中を歩きました。Dsc02510

森林限界を越えると、身動きが取れない暴風に行く手を阻まれ、思わず振り返ってかろうじて撮れた1枚。Dsc02511

山頂は、すぐそこなんですが、もの凄く寒くて肌の露出は厳禁。娘亀ちゃんも電源入れて直ぐに撮らないと、電圧降下の影響で直ぐに電源が落ちてしまうほど。一足早く撤退していった3人パーティーの1人が、-23℃もあるよと教えてくれましたwwwDsc02512

ここから何とか50mくらい先まで行ったものの、暴風に飛ばされてしまい、何とか体勢を確保。こんなところで命かける意味も無いので撤退を決定。窪みに体をうずめて本日予定していた赤岳展望荘へ電話をしてみたら、何とか3回目でつながり悪天候なのでキャンセルを伝えると、わざわざご連絡頂きありがとうございました。との事。これで安心して下山開始する前に撮った記念の1枚。諏訪盆地だけ晴れてました。Dsc02515

ノンストップで本沢温泉まで戻って来ました。いやはや稜線が凄い事になってました。後から聞いた話ですが、この日の夕方に横岳で遭難死亡事故がありました。暴風で身動きが取れなくなり低体温症に陥ってしまった様です。低体温症は、いきなり来るので無茶は禁物。私も過去に経験していますが、快感を覚える眠さに襲われます。それが実に気持ち良いのですがwwwDsc02518

昨日入った温泉です。入ろうか悩みましたが写真だけ撮っただけです。Dsc02519