岳時々鉄

山と鉄道をこよなく愛すオッサン。

後立山連峰縦走その3

2014-11-30 | 北アルプス
2014年8月13日の出来事です。

3日目にして、やっと朝から青空が広がる好天になりました。下山する日なのにね・・・。
まあ、相棒の事を考えると、それはそれで好天なのが何より。

この日は、爺ヶ岳を踏んで種池山荘前から柏原新道を経て扇沢に下山するだけなので遅めの起床。起きた頃には、すっかり明るくなってました。

自炊室でまったり朝食。朝食は、味噌ラーメンの中に餅を2個投入して出来上がり。小屋のおねいさんから水を買って出発。


お世話になりました。冷池山荘。


多少アップダウンしつつも、ほぼ水平移動みたいな感じで爺ヶ岳まで快適な登山道。


槍ヶ岳、北穂~前穂高岳も良く見えました。


正面に針ノ木岳。赤牛岳も見え隠れ。


快適な縦走路が続きます。


立山です。内蔵助沢が良い感じ。


剣岳です。剣沢、平蔵沢、長次郎沢、三ノ窓雪渓、小窓雪渓。見事な眺めです。


振り返ると冷池山荘と鹿島槍ヶ岳。


爺ヶ岳南峰手前で雷鳥のヒナを発見。


母親もいました。ある意味、天敵から身を守るのに人間が好都合だったりするのかな(謎1)。


爺ヶ岳南峰に到着。剣岳バックに記念撮影。来年こそは、長次郎沢だよね(謎2)。


この区間は、表銀座よりも表銀座らしい。


良いロケーションで気が抜けそうなくらい。


赤い屋根の種池山荘。


扇沢が見えて来ました。佐々成政やウォルター・ウェストンが針ノ木峠を越えていなかったとしたら・・・(謎3)。


この風景もぼちぼち見納め。


どんどん高度を下げて種池山荘へ。


柏原新道を下る頃には、ガスガスとなり汗だくにならずに済みました。この辺りが爺ヶ岳南稜に出る冬道の入り口かな(謎4)。


爺ヶ岳登山口の光景に唖然としながら、ジリジリの日差しとアスファルトの蒸し返しの中を扇沢ターミナルまで最後のひと頑張りがキツカッタヨ。

後立山連峰縦走その2

2014-11-24 | 北アルプス
2014年8月12日の出来事です。

2日目は、核心部の五竜岳~鹿島槍ヶ岳を経て冷池山荘まで。

4:30 朝食を食べ終えてテントのベンチレーターから外を見ると月明かりが。天気大丈夫かな。


一先ず外に出て1枚。


トイレから戻り小屋に入ると、う~む暖かい。朝食の準備中でした。


外では、東の空が赤く染まって来て辺りが賑やかに。


いやいや。嫌な感じの朝焼け感じましたがね・・・(謎)。


これまたケツ撃ちされてました。


五竜岳も赤く染まったところで冷池山荘を目指して出発。


しかし直ぐに日差しは雲の中に。白馬岳まで見通せたので高曇りだと良いのだけれど。


ズームしてみる。


写真を撮り終え歩き出します。


鹿島槍ヶ岳が見えて来ました。


五竜岳山頂直下。昨年の私は何だったのか。至って快調。


程なく山頂手前に到着。ここからが本番なのよね~。


五竜岳山頂です。去年も行ったから遠目に見るだけにして先に進みました。


五竜岳からの激下り。西からの風が強いしG5の先にある北尾根の頭辺りまで何気に注意しましょう。


と思った矢先に、下って来た五竜岳を振り返らざる負えなくなりました。アクシデント発生。う~む。五竜の岩は鋭いwww


しかも、剣岳が雨に霞んで来ました。こんな時に限って、悪い事が重なりますが続行との決断を尊重しました。


G5が見えて来ましたが・・・。


G5の脇を通過。


何とか大丈夫そうです。


アップダウンが激しくてホールドする度に痛々しい。


とうとう本降りの雨となってしまいました。信州側から湧いてくるガスが西からの強風で上がって来れない。


黙々と歩いていると、目の前に突然キレット小屋が現れました。


小屋の外だと風雨が避けられないので、迷わず小屋で休憩。休憩させて頂く代わりにコーヒーとカップラーメンを注文しました。


荒天がゆえ予定を変更してキレット小屋に宿泊する人もちらほらいましたが、小雨になって来たので冷池山荘目指して行動再開。小屋を出るといきなりの急登です。


直ぐに八峰キレットに突入します。


鹿島槍ヶ岳の北峰を仰いだり。


小さくなったキレット小屋を見降ろしたり。


カクネ里を覗き込んだり。


シーズン中、何気に滑落事故が数件発生する八峰キレット。決して大した場所じゃ無いのだけれど、ひょっとすると呼ばれてしまう場所なのかも知れません。


おやっ。相棒に撮られていた様です。


裂け目から垣間見た剣岳。


どうにも我慢が出来なくなってしまい、ちょっとした窪地を発見したのでキジ撃ちをしてしまいました。風除けカクネ里絶景ポイント。


鹿島槍ヶ岳の北峰と南峰。はて、あんなに離れていたかな。


右手だけ見ると痛々しいが、顔は至って元気な相棒。


おやっ。剣岳方面が明るくなって来ました。


コルに出ました。晩秋まで雪田が残るので、最悪の時のビバークポイント。


ここまで来ると、爺ヶ岳を挟んで冷池山荘と種池山荘が見えて来ます。


針ノ木岳と蓮華岳の間に垣間見えるのが薬師岳かな。


でも圧巻なのは、下廊下を隔てて正面に見える剣岳です。


鹿島槍ヶ岳の南峰目指して出発。


鹿島槍ヶ岳の南峰登頂直前。感極まる相棒。


南峰よりも50m弱低い北峰ですが、それ以上に低く見えます。


遠路歩いて来た稜線。


五竜岳をズーム。どうやら前線が北上中だった様で。


鹿島槍ヶ岳の南峰から剣、立山。左の沢は、十字峡に注ぐ樺小屋沢。


ここからは、容易な道なのでもうちょっとの辛抱。


ふ~ん。こんな風に撮っているのね。


鹿島槍ヶ岳の南峰を後に冷池山荘へ急ぎます。


あっと言う間に標高を下げて鹿島槍ヶ岳を仰ぐと、ずいぶん印象が違うじゃん。


冷池山荘のテント場に着きましたが、下山するまで必要以上に手を使わないで済ませておきたいので冷池山荘に泊まる事に。


冷池山荘に到着。宿泊状況を確認すると余裕との事で一安心。受付しながら事情を話すと3人スペースを提供して頂くと共に、
消毒液とガーゼを頂き非常に助かりました。さっそく患部をきれいに。あと数センチで脈だったから危ない危ない。


患部の消毒と応急処置が済んだので小屋の外に出ると、良いお天気になってました。でもってiPhone5で天気予報を確認すると明日まで晴れ予報だったので更に一安心。
ソフトバンクの繋がる度は、麓の町が見えればこんな山奥でも繋がる様になって来たのでCMの通りだと思います。

後立山連峰縦走その1

2014-11-16 | 北アルプス
2014年8月11日の出来事です。

8月11日~13日にかけて、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳に行って来ました。
8月に入ると忙しい空模様となり、夏休みに突入するも天気図とにらめっこしながら日程を決定。

深夜に高出力四輪駆動車に乗って川越を出発。6:30過ぎに信濃大町に到着して、信濃大町から電車でアプローチしました。

こちらは、7:14発の松本行き3224Mです。211系(3連+3連)6両編成。今や大糸線は、松本方面の通勤路線です。


月曜日ですが、お盆も近いのでご覧の通り閑散としたホーム。時間も早いので帰省客や観光客も皆無。


ステンレス車体になっても国鉄型なので便所の窓もご覧の通りです。長野転属改造で車体も研磨したのかピカピカ。


我々は、7:18発の南小谷行き5323Mに乗っかりました。
篠ノ井線の普通列車の運用がE127系に置き換えられたものの、大糸線の山岳地帯の運用に影響しない様です。


神城駅に着きました。行動開始が遅い理由は、ゴンドラリフトの始発時間に合わせた為です。


五竜とおみスキー場の送迎バスに乗り、そそくさとテレキャビンに乗り換えてアルプス平に着いたらガスガス。
リフトに乗り継ごうとしたら雨も降り出す始末で、暫し雨宿りしをしていたら青空が見え始めたのでリフトに乗る事に。
まあ、何と言う山行なんでしょうねえw たまにはこんな風な山行も由としましょう。


しかもケツ撃ちされてましたw


遠見尾根を歩き出して最初のピークの小遠見山。ガスガスですが標高が低いので炎天下を登るよりも快適かも。


中遠見山です。展望無し・・・。


大遠見山まで来ると青空も見えて来たので大休止。


明日あの稜線を歩くのだけれども、鹿島槍ヶ岳はガスガス。カクネ里の残雪だけがご覧の通り。キレット小屋は、見えそうで見えないです。


麓の大町市街の展望。上空には、2600m以上でガスガスの元となっている雲が漂っていて怪しい空模様。


西遠見山まで来ると、五竜山荘が見えて来ました。ここから急登となり一気に標高を稼ぎます。


五竜岳もガスガスで五竜菱もガスの中。


麓は晴れてます。手前の尾根が八方尾根スキー場。


白岳沢の先に白馬村。


思わずズーム。


松川~大北地域の集落も良く見えましたが、この後土砂降りの雨に見舞われ、白岳に着く頃には、暴風雨になり五竜山荘着。
雨が小降りになるも相変わらずガスガス。西風も強くて2人でテント設営して落ち着きましたが、終日ガスガスで写真撮らず終いで1日目終了。

馴染めない路線名

2014-11-12 | 東武野田線
東武東上本線の8000系ネタつながりで、東武野田線ネタです。

今更なんでしょうが、東武野田線もといTOBU URBAN PARK LINEだそうで。

ローカルな北大宮駅の行き先案内表示もご覧の通り。


大宮に立ち寄ったついで撮りで野田線仕様となった10030系に遭遇しましたが、前面と側面に馴染めない路線名が刻まれていたので驚きました。


新車を投入した60000系なら未だしも、先が見えて来た8000系までもが。


ちょっと前までは、すっきりしていたのにザンネンw

ハイハイ君。もういません。

2014-11-06 | 東上本線
2014年9月28日の出来事です。

西日暮里に行くのに川越から乗車した8000系です。
お倒産情報だと東上本線の8000系は、この8175編成+8506編成の1本のみになってしまったそうで。

ハイハイ君は、10月30日付で離脱したとか。全然知りませんでした。