2014年4月26日の出来事です。
4月も半分過ぎた頃。GWは、どこの山に行こうかと思いながらカレンダーを見て、うーむ。4月28日と5月1日を振替にして、前半4日間を独断で確保してしまいました(爆)。後半は暦通り4日間あるし。まあ、混むのは後半だから前半に行きたいけどお天気次第。週間天気予報の確率も高くなった数日前に白馬岳に決定。
但し昨年のGWの大雪渓では、雪崩による遭難死亡事故が発生しているので、雪崩の心配が無い栂池ルートに決定。(こっちはこっちでその前年に荒天による遭難死亡事故が発生しているがw)
7:45頃、栂池高原に到着。ゴンドラリフト乗り場前の駐車場が無料だったのが嬉しかった反面、殆どがスキーを担いでいる人だらけ。8:24出発。登山する人って我々だけw
9:24 ゴンドラもリフトも何にも記録せずに歩き出したので栂池山荘を記録。
東邦航空のヘリコプターが天狗原方面に飛んで行きました。いわゆるヘリスキーちゅうやつです。
自然園の湿原の上を構わず歩いて行きます。左の遠くが白馬岳。手前の尾根が小蓮華尾根。いや~。天気良過ぎで暑い。風も吹かないから空がモヤモヤ。
相棒に追いつく。しばらくの間は、つぼ足で快適でした。
湿原エリアを過ぎた頃からズボズボ。スノーシューを履いて身軽になりました。
振り返ると、BCスキーヤーが軽やかに迫って来ました。シールの威力って凄いのね。
11:00 気温は低いけど日差しで暑い。照り返しも加わりまるで猛暑。思わず大休止です。
11:30 汗ダラダラ。水分ゴクゴク。暑さに馴れていないので足が出なくなってしまい再び大休止。相棒は先に行ってしまいました。
良い感じに日が陰って風が吹いて来た頃、ぼちぼちかな(謎)。
11:50 小蓮華尾根の手前、金山沢に向かう辺りに広がる台地の上に到着。ここが本日のテン泊地点。標高2301m地点です。正面に大雪渓、杓子岳、鑓ヶ岳がバッチリなんですがモヤモヤ。
絶好の景色を眺めながらテントの設営完了。白馬大池山荘周辺に張ると、あそこってくぼ地だから展望が阻まれる。かつ荒天の予測が難しいのであえてこのルート。この場所を選択した次第。まあ、BCスキーヤーには、安楽なルートとして周知されているみたいですね。

昼飯を食べて時間もたっぷりあるので、船越ノ頭に登ってみる事に。う~む。結構急だぞw
強烈な照り返しで液晶モニターが見えないので輝度を最大に設定。 X20の光学式のファインダーは、激しいパララックスで使えないwww だからストレスの無いEVF機が欲しくなりました。
標高2500m程度ありますが、午後だと余裕でズボズボでした。
もちろんスノーシュー履いてます。
船越ノ頭かな。ヘリコプターでやって来たBCスキーヤーでにぎわってました。
眼下のくぼ地が白馬大池ですが、完全に雪に閉ざされています。
かろうじて白馬大池山荘の屋根だけが見えました。分かりますか?
日本海側は、フェーン現象かな。正面に明日登る小蓮華山。その先は、行かないけど雪倉岳方面。雪倉岳から先を眺めると、いつかは栂海新道かあ~って感じです。
ここでテン泊でも良かったかなと少し後悔。尾根の向こう側にちょこんと白馬岳。
さて、テントに戻ります。歩き出し早々にズッコケてプチ滑落しますたw
ごまかしついでに写真を撮って。やっぱりBCだよな~。来年からBCもやろう(謎)。
デブリが気になりますが。
テントまでご覧の通りの距離なので大丈夫。
16:00 ぼちぼち夕食の準備。雪を溶かして水を作るところからです。日も傾いて寒くなって来ましたが、風も無く外でのんびりと過ごせたのが最高でした。
かき氷「白州」を食べながらのんびりと過ごしました。こちらが私のテント。きれいな理由は、昨年の暮れに買い足したから。今まで使っていたテントも自前でリペアしたので使います。宴会用にも重宝するので。
こちら相棒のテント。メーカー違いますが、間口や面積、使い勝手も同じなので色などの好み次第。
まったりとした時間を堪能。iPhone5で音楽も聞いちゃいました。電波も入りました。最近は、「お父さん」もがんばってますね。ちょっと前だと、山なら断然「どこも」でしたが。
夕日は茜色にならずに残念でしたが、じわり暮れる感じでした。
少し風が吹いていました。でも風向きが南なので、明日も好天で安心ですが暑いだろうなあ。
夕食後の一服です。相棒。何を想う(劇謎)w
18:00 さすがに寒くなってきましたが、お湯を沸かしながらプチ宴会中。
呑むのはもちろん温まるホットな「白州」です。
19:00 翌朝お起きる時間を4:00に決定。おやすみ~。