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岳時々鉄

山と鉄道をこよなく愛すオッサン。

タランチュラ

2015-06-11 | 岳情報
どこぞの怪社の部下(これでもいちよう管理者なのでw)にロッククライミングの猛者がいて、
私とはジャンル違いでしたが、とうとう誘われてしまったので、クライミングシューズを買って来ました。

良く利用する池袋の好日山荘に行ったら、イボルブは新宿店で取り扱ってますとの事で新宿へ。

猛者オススメは、イボルブのデファイでしたが、サイズの合う在庫が無く取り寄せに時間を要するのでザンネンですが他社の中から選定。

お店のおねいさんが持って来たファイブテン、スカルパ、スポルティバを履き比べた結果、スポルティバのタランチュラに決定。

こんな感じです。護謨輪で例えれば、レース仕様のスリックタイヤですね。わずかに反り返った程度の靴底なので履きやすい。
バリバリに反り返った上級者モデルは、見た目にもカッコ良いですが、まあ慣れてからですかね。


つま先は、次第に伸びて来るから、最初は痛くて当たり前なんだそうで。


冬にも耐える登山靴に比べれば、断然安いのでしっくり来なかったら買い足してみよう。


いちよう毛は生えてます(謎)w
まあ、登山でもそれなりの岩場を経験しているし、ズブの初心者じゃないからジムで足慣らしたら早々にコースに出たいなあ。



富士山初登頂

2014-11-03 | 岳情報
2014年7月25日の出来事です。

職場の仲間に誘われて富士山に行って来ました。実は意外にも登る機会の無い山だったので、何と初登頂する事が出来ました。

前日の22:30に橋本駅集合なので、川越から八王子に出て横浜線に乗り換える前に、山スカ色の甲府行き115系をケツ撃ち。


橋本駅に着いて、待ち合わせ場所で暫し・・・。かなちゅうバスを久しぶりに見ました。


迎えの車に乗っかり、津久井街道の途中で1人ピックアップして深夜の同志みちを走り山中湖を経てマイカー規制前日の須走口五合目に到着したのが1:30頃。
軽く身支度をを済ませて行動開始。新六合目山小屋~本六合目山小屋を過ぎた4:00過ぎ、ずいぶん明るくなって来たので御来光を見る事に。


駿河湾の夜景が見えずザンネン。丸く穴のあいた雲を撮っただけです。


4:50頃、雲間から御来光を確認。この日の山梨県の日の出時刻は、4:47でした。


直ぐに七合目の山小屋に到着。ここで御来光を見れば良かったと言いながら休憩。いつもと違うまったり登山も良いかも。


八合目を過ぎて本八合目の山小屋に到着。またしても休憩です。何気に標高が3300m位あるので、高度順応も必要かな(謎)。


須走口ルートと吉田口ルートが合流するので結構な人です。既に山頂で御来光を見た団体が下山中でした。


ここまで来ると山頂も直ぐです。


下界は・・・。相変わらずガスガスです。


さて、登山再開。


九合目を過ぎた辺りでしょうか。マラソンランナーなので余裕の彼と、


ロードやっているので(自転車)疲れを知らない彼。


最後の鳥居です。小銭が沢山刺さってました。


しっかり休憩しながら6時間で山頂小屋に到着。山頂小屋前で大休止してからお鉢めぐりに出発。


良い顔してます。


剣ヶ峰と火口。


山頂郵便局です。


いよいよ剣ヶ峰が目前に。


芙蓉の人を思い出します。


最後の登りは、足を出すたびに息切れが止まらず手先がしびれて来るほど。ちょっと今まで経験した事の無い感覚で笑いながら剣ヶ峰に到着。


立派な山頂でした。


日本最高峰富士山剣ヶ峰を後にして。


これが有名な大沢崩れ。


改めて火山の山です。


南アルプスを遠望。北岳がどこだか判りますか?


薄い空気にも馴れた頃、お鉢めぐりが終り下山開始です。


あんなに下るのか・・・。


でも下り始めるとあっと言う間に山頂も遠のいて。


草木も現れて来て無事に下山しました。


火山の山なので、下り歩きで火山灰が舞い上がりお陰で身体中が埃だらけに。山中湖畔の温泉に寄ってサッパリして帰りました。
帰りの橋本から八王子まで乗車した相模線の205系です。


帰りは、最短ルートで帰る事に。いにしえの川越鉄道です。直通の新所沢行きを逃してしまいましたが、その代わりに3000系に乗車出来ました。


日が暮れるまで少し時間があったので、新所沢で撮り鉄していたら、何と池袋線のデカパンツがやって来ました。



GWに栂池から白馬岳「その②」

2014-06-08 | 岳情報

2014年4月27日の出来事です。

おはよ・・・。熟睡出来たのは、24時過ぎ頃までで、その後はうとうと。3時頃に外を見たら、白馬岳の中腹に灯りが見えたので、恐らく主稜に取っついている登山者だと思いました。

テントの中の気温は、0度前後でしたが、試しに外に置いておいた水は、ご覧の通り凍ってました。これで雪面がガチガチである事を確信したのでひと安心。Dscf1909

中華三昧の中に、フリーズドライのマーボ茄子、もち2個を投入。手早く朝食を済ませて外に出ると、既に明るいですが未だ日の出前。薄明の白馬三山です。Dscf1910

5:05分。太陽が出て来ました。好天でしたが雲が邪魔。Dscf1912

よって、ご覧の通り赤く染まらずピンクに染まりました。Dscf1914

少しズームしてもう1枚。Dscf1916

スパッツ、アイゼンを装着。出発前にもう1枚。高妻山のシルエットとガチガチの雪面。Dscf1918

正面の急斜面を直登します。標高差300m 出だしで一気に高度を稼ぎます。Dscf1920

アイゼンも良く食いついてガシガシ登って行きます。滑落しても死なないと思うけど、摩擦で痛そう。Dscf1921

左に杓子岳を見ながら。Dscf1922

傾斜が緩んで来てやれやれ。Dscf1925

稜線までもうすぐ。Dscf1927

快晴無風の稜線歩き。快適そうですが、既に暑くてもうアウター脱いでます。Dscf1930

白馬岳が目の前に見えて来ました。Dscf1931

手前から主稜、大雪渓、杓子岳・・・言う事無し。Dscf1932

何とか鹿島槍まで展望。少し登っては撮りまくってしまい、一向に先に進めません。Dscf1934

ここでもズームしてもう1枚。Dscf1935

小蓮華山までもう少し。日本海側の斜面に目を向けると雪倉岳です。Dscf1936

グーグー鳴き声が聞こえたので辺りを見回すと、いました。雷鳥です。しかも逃げません。相変わらずおいしそうです。Dscf1938

7:10 小蓮華山に到着。Dscf1940

もうここまで来れば、白馬岳まで直ぐです。Dscf1941

鉢ヶ岳と雪倉岳。こんな山奥にもBCの痕跡が。Dscf1944

何だか好天過ぎて、不気味な程です。Dscf1946

確かこの辺りは、遅くまで雪が残ります。Dscf1947

そして、雷鳥たちに先導されて登りました。Dscf1948

7:45 三国堺通過。この辺りは、荒天だと風が強くて玉乱だろうな。Dscf1949

白馬岳までもう直ぐですが、ぬくぬくしながらおやつタイムにしました。Dscf1951

ここを登り切れば、山頂が目の前だったはず。Dscf1952

振り返って小蓮華山。Dscf1953

迫るは、白馬岳。Dscf1954

山頂直前。斜度70度の主稜を登っている人を発見。Dscf1956

雪庇です。ただそれだけです。Dscf1957

8:50 白馬岳山頂。正面の旭岳です。Dscf1958

快晴無風。猛烈な日差しで暑いの何のwDscf1959

白馬岳山頂からの眺めもボカボカ様気で展望も霞んでます。Dscf1960

楽しみにしていた剣岳もご覧の通りでザンネン。Dscf1961

主稜直登一番乗りは、何とカップルでした。記念写真を撮ってあげて撤収。その前に、主稜を覗いてみました。最後の直登は、ザイルを使う人しない人様々。ちなみに一番乗りのカップルは、ザイルを使ってました。Dscf1963

中腹をズーム。沢山の人で賑わってました。ひょっとして、大雪渓よりも小蓮華よりも賑わっていたのでは。来年は、おいらも主稜を登ろうかな。Dscf1964

下ると標高が下がるのも早い。山頂から見下し目線だった旭岳が大きく見えます。Dscf1965

白馬岳もあんなに遠くに。三国堺には向かわずに直進。爽やかに見えますが、焼ける様な暑さです。Dscf1970

小蓮華山の手前まで戻って来ました。ぼちぼちこの眺めもお終いです。Dscf1980

行きに出会った雷鳥がお出迎え。Dscf1981

小蓮華山を過ぎて、我々のテントが見えて来ました。Dscf1983

ん・・・。テントの脇に集団がいるぞ。Dscf1982

下りだと傾斜がキツイので、トラバース気味に下りました。Dscf1984

昼前ですが、既にズボズボ。バランスを崩して滑落しない様に集中。Dscf1986

11:15 テントに到着。行動食を食べながらテントをたたんで早々に撤収。足早に下山して13:40に栂池山荘に到着。帰りの自然園までの下りは、実にかったるかったです。Dscf1987

でも混雑していたので真っ先にゴンドラ乗り場へ。案の定ゴンドラ乗り場も混雑していたので、スノーシューを洗ったりしながらくつろいでいたら、見かねたおにいさんが臨時便を出してくれました。臨時便ゴンドラのおねいさんです。Dscf1989

栂池観光のおねいさん曰く、下りのゴンドラは、雪崩の危険があるので滑走禁止にしたから無料中なんだとか。何だ、行きに往復買っちまったぜいwDscf1990

栂池高原に戻って来たのが14:40 先ずはちゃんとしたお昼ごはんです。白馬駅前のふじやに直行。そば定食を注文しました。15:25 いただきま~す。Img_1606

お終い。


GWに栂池から白馬岳「その①」

2014-05-31 | 岳情報

2014年4月26日の出来事です。

4月も半分過ぎた頃。GWは、どこの山に行こうかと思いながらカレンダーを見て、うーむ。4月28日と5月1日を振替にして、前半4日間を独断で確保してしまいました(爆)。後半は暦通り4日間あるし。まあ、混むのは後半だから前半に行きたいけどお天気次第。週間天気予報の確率も高くなった数日前に白馬岳に決定。

但し昨年のGWの大雪渓では、雪崩による遭難死亡事故が発生しているので、雪崩の心配が無い栂池ルートに決定。(こっちはこっちでその前年に荒天による遭難死亡事故が発生しているがw)

7:45頃、栂池高原に到着。ゴンドラリフト乗り場前の駐車場が無料だったのが嬉しかった反面、殆どがスキーを担いでいる人だらけ。8:24出発。登山する人って我々だけwDscf1865

9:24 ゴンドラもリフトも何にも記録せずに歩き出したので栂池山荘を記録。Dscf1866

東邦航空のヘリコプターが天狗原方面に飛んで行きました。いわゆるヘリスキーちゅうやつです。Dscf1867

自然園の湿原の上を構わず歩いて行きます。左の遠くが白馬岳。手前の尾根が小蓮華尾根。いや~。天気良過ぎで暑い。風も吹かないから空がモヤモヤ。Dscf1868

相棒に追いつく。しばらくの間は、つぼ足で快適でした。Dscf1871

湿原エリアを過ぎた頃からズボズボ。スノーシューを履いて身軽になりました。Dscf1872

振り返ると、BCスキーヤーが軽やかに迫って来ました。シールの威力って凄いのね。Dscf1874

11:00 気温は低いけど日差しで暑い。照り返しも加わりまるで猛暑。思わず大休止です。Dscf1875

11:30 汗ダラダラ。水分ゴクゴク。暑さに馴れていないので足が出なくなってしまい再び大休止。相棒は先に行ってしまいました。Dscf1876

良い感じに日が陰って風が吹いて来た頃、ぼちぼちかな(謎)。Dscf1878

11:50 小蓮華尾根の手前、金山沢に向かう辺りに広がる台地の上に到着。ここが本日のテン泊地点。標高2301m地点です。正面に大雪渓、杓子岳、鑓ヶ岳がバッチリなんですがモヤモヤ。 Dscf1880

絶好の景色を眺めながらテントの設営完了。白馬大池山荘周辺に張ると、あそこってくぼ地だから展望が阻まれる。かつ荒天の予測が難しいのであえてこのルート。この場所を選択した次第。まあ、BCスキーヤーには、安楽なルートとして周知されているみたいですね。

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昼飯を食べて時間もたっぷりあるので、船越ノ頭に登ってみる事に。う~む。結構急だぞwDscf1881

強烈な照り返しで液晶モニターが見えないので輝度を最大に設定。 X20の光学式のファインダーは、激しいパララックスで使えないwww だからストレスの無いEVF機が欲しくなりました。Dscf1882

標高2500m程度ありますが、午後だと余裕でズボズボでした。Dscf1883

もちろんスノーシュー履いてます。Dscf1884

船越ノ頭かな。ヘリコプターでやって来たBCスキーヤーでにぎわってました。Dscf1885

眼下のくぼ地が白馬大池ですが、完全に雪に閉ざされています。Dscf1886

かろうじて白馬大池山荘の屋根だけが見えました。分かりますか?Dscf1887

日本海側は、フェーン現象かな。正面に明日登る小蓮華山。その先は、行かないけど雪倉岳方面。雪倉岳から先を眺めると、いつかは栂海新道かあ~って感じです。Dscf1888

ここでテン泊でも良かったかなと少し後悔。尾根の向こう側にちょこんと白馬岳。Dscf1890

さて、テントに戻ります。歩き出し早々にズッコケてプチ滑落しますたwDscf1891

ごまかしついでに写真を撮って。やっぱりBCだよな~。来年からBCもやろう(謎)。Dscf1892

デブリが気になりますが。Dscf1894

テントまでご覧の通りの距離なので大丈夫。Dscf1895

16:00 ぼちぼち夕食の準備。雪を溶かして水を作るところからです。日も傾いて寒くなって来ましたが、風も無く外でのんびりと過ごせたのが最高でした。Dscf1896

かき氷「白州」を食べながらのんびりと過ごしました。こちらが私のテント。きれいな理由は、昨年の暮れに買い足したから。今まで使っていたテントも自前でリペアしたので使います。宴会用にも重宝するので。Dscf1897

こちら相棒のテント。メーカー違いますが、間口や面積、使い勝手も同じなので色などの好み次第。Dscf1898

まったりとした時間を堪能。iPhone5で音楽も聞いちゃいました。電波も入りました。最近は、「お父さん」もがんばってますね。ちょっと前だと、山なら断然「どこも」でしたが。Dscf1899

夕日は茜色にならずに残念でしたが、じわり暮れる感じでした。Dscf1900

少し風が吹いていました。でも風向きが南なので、明日も好天で安心ですが暑いだろうなあ。Dscf1901

夕食後の一服です。相棒。何を想う(劇謎)wDscf1906

18:00 さすがに寒くなってきましたが、お湯を沸かしながらプチ宴会中。Dscf1908

呑むのはもちろん温まるホットな「白州」です。Dscf1907

19:00 翌朝お起きる時間を4:00に決定。おやすみ~。


八ヶ岳に行って来たよ。 その⑤

2014-05-07 | 岳情報

2014年3月21日~22日の出来事です。

これから登る阿弥陀岳です。北西稜からも登ってますね。Dscf1778

半分ほど登った辺りかな。これより核心部。Dscf1780

手前のピークを越えた先が山頂か。Dscf1781

傾斜がキツイせいなのか着雪量が控えめな岩岩地帯越え。キックステップありきの斜面を登り終えたところで記念撮影。遠方の富士山が良いね。Dscf1782

う~む。コルが見えません。Dscf1783

この先で北西稜と合流。相変わらず真っ白な硫黄岳。Dscf1785

山頂もすぐそこ。Dscf1786

阿弥陀岳山頂に到着。北アルプスも相変わらず良く見えました。Dscf1788

甲府盆地と富士山。Dscf1791

権現岳と南アルプス。Dscf1792

赤岳バックに記念撮影。良い顔してます。Dscf1794

御小屋尾根方面です。機会があれば行ってみたい。Dscf1795

何と阿弥陀岳の南稜に人がいました。Dscf1796

これより核心部って感じですね。Dscf1797

足元の先から切れ落ちてます。Dscf1798

改めて、阿弥陀岳から赤岳を撮って下山開始。遠くの稜線は、奥秩父主稜かな。Dscf1799

下りながら、これまた改めて横岳、硫黄岳、天狗岳の稜線。中腹に断層が走ってます(謎)。Dscf1800

核心部の先で大休止ついでに撮りました。Dscf1801

コルが見えますが、Dscf1802

横位置だと入りませんwDscf1803

大休止した(糞詰まった)理由です。斜面がガチガチだったので無理せず待ちました。Dscf1804

コルからは、中岳沢を下ります。過去に雪崩で何人もの犠牲者が出た場所ですwwwDscf1805

出だしの感じで大丈夫と感じましたが、大急ぎで下りみるみるうちに高度が下がりひと安心。Dscf1807

振り返ると、阿弥陀岳もあんなに高く。Dscf1808

赤岳もあんなに高くて。Dscf1809

相棒も感無量で下って来ました。Dscf1811

思ったほど気温が上がっていないのか、木々が凍てついたままです。Dscf1814

もうすぐ行者小屋。今朝登った地蔵尾根が良く見えます。Dscf1815

テントを撤収して帰る途中に中山展望台に立ち寄りました。見納めの赤岳、中岳、阿弥陀岳。Dscf1817

横岳、地蔵尾根、赤岳。気温が上がって来たので凍てついていた木が融けて来ました。Dscf1820

大同心と小同心。気持ち雪が融けて岩が出て来た感じ。Dscf1821

最後に赤岳をズーム。文三郎尾根に人が点在してました。Dscf1823

美濃戸山荘手前の林道脇で、何とカモシカと遭遇。図々しいのか逃げませんでしたwDscf1826

おしまい。