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岳時々鉄

山と鉄道をこよなく愛すオッサン。

10月の3連休快晴の鳳凰三山(その2)

2013-10-17 | 岳情報

2013年10月13日の出来事です。

続きです。

10月13日(コースターム)
南御室小屋6:00⇒薬師岳7:30⇒観音岳7:55⇒赤沢沢ノ頭9:15⇒鳳凰小屋10:30⇒五色滝11:50⇒白糸滝12:20⇒南精進滝分岐13:25⇒青木鉱泉15:10(下山)

コース状況ですが、鳳凰三山の主稜線なので何も言う事ありません。まるでお盆過ぎた頃の表銀座状態で大変賑やかでした。と言うのも、白凰峠の先の稜線が大崩落していて早川尾根の縦走が非常に困難な状況がゆえ行き場が限られてしまっている様相。下山途中に立ち寄ってコーヒータイムした鳳凰小屋が大繁盛してました。ドンドコ沢の下りは、延々と続くうんざりする急な下りです。観音岳から青木鉱泉までの標高差がざっくり1740mもあるのでナメたらあかんでっせw

おはよ~。4:00起床予定が3:50起床。しか~し、どこぞのワンゲル部が3:00起床だった様で3:10に目覚めてしまいぬくぬくしてました。湯を沸かしながら寝袋撤収。Dsc03825

私の朝飯は、お餅マーボ茄子ラーメン。左の白いのがお餅。スライスしてあるので、スープに浸すだけでしゃぶしゃぶみたいになります。マーボ茄子は、お手軽なフリーズドライ。ラーメンは、超高級なインスタントwDsc03826

最後にテント撤収して出発。北日本を寒冷前線が通過したので多少寒気が入った模様。想定内の寒さでしたが、後々聞いた話だと-1℃だったそうで。Dsc03828

程なく森林限界を越えて砂払岳手前の辺りからの眺め。左から農鳥岳、間ノ岳、北岳、その先に仙丈ヶ岳だよ~ん。Dsc03829

国内2番目に高い山なのに、鳳凰三山から眺めると余り高度感が無い気がする北岳。Dsc03830

西風が冷たかったですが、快適な尾根歩き。Dsc03834

岩がやがて石となり更に砂となった上をザクザク歩く。Dsc03837

振り返って紅葉した峰々と富士山をケツ撃ち。Dsc03839

シルエット富士。Dsc03841

南アルプスは、改めて山1つがデカイ。Dsc03843

やっぱり岩の感触のほうが良いね。Dsc03844

薬師岳小屋手前から薬師岳~観音岳。Dsc03846

薬師岳小屋です。通過しました。Dsc03850

薬師岳から撮った観音岳。通過しました。Dsc03852

いえ~い。風が強くて聞こえないwDsc03853

標高的には、良い勝負の赤岳~阿弥陀岳が低く見える錯覚。Dsc03855

観音岳直下からの眺め。遠くに仙丈ヶ岳。Dsc03864

観音岳まで来てようやく全容を現した甲斐駒ケ岳。初冠雪した槍~穂もバッチリ。Dsc03865

こりゃ最高の眺めです。Dsc03868

オベリスクも入れちゃいました。Dsc03869

これ私ですwDsc03872

アカヌケ沢ノ頭への登り返し。この辺りまで来ると、北岳がカッコ良くなって来ました。Dsc03873

霜柱発見!Dsc03874 

アカヌケ沢ノ頭です。良い感じの岩です。Dsc03878

ココまで来るともうオベリスクを登って下るだけ。Dsc03880

白凰峠の先から行き止まり。来夏までに復旧出来るのか(謎)。Dsc03881


10月の3連休快晴の鳳凰三山(その1)

2013-10-16 | 岳情報

2013年10月12日の出来事です。

10月の3連休1泊2日で鳳凰三山に行って来ました。それよりも前に行った5回の山行記録を後回しにしての掲載ですw

10月12日(コースタイム)
川越3:30⇒青木鉱泉7:00(登山開始)⇒御所山9:40⇒千頭星山11:10⇒大ナジカ峠12:50⇒苺平15:05⇒辻山15:20⇒南御室小屋16:00(テン泊)

コース状況ですが、青木鉱泉からの入山者の殆どがドンドコ沢を直登するので、御所山経由だと静かな山歩きを楽しむ事が出来ます。しかし尾根に出るまで踏み跡が薄くリボン類の目印も無いのでバリエーションルートさながら。ルートファインディングが要求されますが、ワクテカしながら楽しく歩けます。

御所山から千頭星山までは、平坦な笹原が続く快適な道です。途中、甘利山からの道と合流すると程なく千頭星山に着きます。

このコース最大の難関は、千頭星山~大ナジカ峠~苺平までです。千頭星山を過ぎて直ぐに岩稜やガレ場を急降下して230m落とされ天国の様な大ナジカ峠へ降り立つと、急降下中に見た向かいの大崩落地帯の脇を650mもの直登が待ちうけてます。しかも倒木が多くて歩きにくい。ひたすら急斜面なので休憩ポイント皆無。これまた踏み跡薄いですがリボン類の目印を頼りに苺平まで忍耐が必要です。

苺平目前から辻山~南御室小屋までは主稜線なので、整備も行き届いていて全く問題無く歩けます。

青木鉱泉を発って15分程歩いていたら、近道発見wwwDsc03785

御所山登山口です。相棒がカリマーを新製配備して来ました。Dsc03786

何となく尾根に乗った感じかした辺りで振り返ってケツ撃ち。Dsc03787

何だかんだ青木鉱泉から標高差700mを登り切り御所山に到着するも鳳凰三山は雲の中。Dsc03788

笹が生い茂る日当たりの良いぬくぬくな山頂で1回目の腹ごしらえ。Dsc03789

気の抜けそうな平坦な道を辿ると甘利山からの道と合流。Dsc03790

富士山を眺めながらの快適な道を進んで行きます。Dsc03792

いぇ~い。Dsc03796

軽快過ぎて笑いが止まりません。Dsc03798

千頭星山に到着。でも日当り良くないし展望が無いので、Dsc03800

少し下った辺りで2回目の腹ごしらえ。Dsc03801

寒冷前線に向かって南風が吹いたのでなかなか暑かったです。Dsc03802

大ナジカ峠に落とされる直前の絶景ポイントからの鳳凰三山。Dsc03803

向かいの八ヶ岳も快晴でした。Dsc03807

う~む。目の前に立ちはだかる辻山への登り返し。あの崩落している脇を直登する様ですwDsc03808

大ナジカ峠に到着。何だか癒される良い場所でした。3回目の腹ごしらえをして辻山への直登に備えます。Dsc03811

直登中に覗いてみた崩落現場です。がっつりえぐれちゃってました。Dsc03812

この辺り一帯の地形を形成しているのが花崗岩である事が良く判る現場です。Dsc03813

こよみのうえではでぃせ~んばあ~アメ横女学園の歌が頭の中でぐるぐるしていたら主稜線に出ました(爆)wDsc03814

主稜線は、夜叉神峠からの入山者でドヤドヤ状態。思わす辻山に逃げ込みました。行く先に鳳凰三山。Dsc03815

正面に北岳と間ノ岳だったのですが逆光でザンネン。しかも強風にさらされてみるみる低体温になり眠気が襲って来たので慌てて南御室小屋を目指しました。Dsc03819

これが辻山の三角点。Dsc03820

南御室小屋です。明るいうちに到着したものの、林の中なので既に日影となり薄ら寒かったです。Dsc03821

着るだけ着込んで酒を呑んで暖ったまっている相棒。背後のテントは、我々のテントではございませんで、どこぞのワンゲルの顧問が張っていたテント。Dsc03822

私は先に晩飯(ドライカレーとオニオンスープ)を食べつつ、テントの中でぬくぬくと酒を呑んで語らいながら眠りに就きました。Dsc03824


日の出です。

2013-08-24 | 岳情報

2013年6月9日の出来事です。

夜明けまでぐっすり寝てしまったので、夜空を眺める事なく明るくなってしまいました。Dsc03114

振り返ると赤く染まりました。Dsc03121

う~む。快晴なので良く冷えました。Dsc03123

日の出を見ながら朝湯です。手前の穴は、営業時の女湯らしいです。Dsc03124

朝飯が済んだ頃、1番隊が上がって行きました。Dsc03126

我々は2番隊でしたが、帰らないといけないので下るだけです。Dsc03128

出発。下りなので1分程度で差が開きます。Dsc03129

何やってんだ。早く来いと言われている様ですwDsc03132

そうは言ってもねえ。こんなにも快晴で景色が良いからテンション上がって撮りたくなります。Dsc03133

振り返って鑓温泉の場所を確認。また来ます。Dsc03134

およよ。改めて残雪が豊富。Dsc03136

思い切りズームして鑓温泉。まあ確かに雪が解けないと危険な場所。Dsc03138

このデカイ雪塊は、昨日のヤツです。こんな所まで転がってました。一撃を食らったら死にますwwwDsc03139

早い早い。わずか30分でここまで下降。どんどん下ります。Dsc03141

湯ノ入沢まで下った辺りで八方尾根が見えて来ました。Dsc03144

杓子岳バック。いえ~い。Dsc03146

絶景だよ~ん。さて。小日向のコルに向かって登り返します。Dsc03148


危なかったですw

2013-08-21 | 岳情報

2013年6月8日の出来事です。

間が空いてしまいましたが、納涼画像の続きです。

白馬鑓温泉の小屋開け準備は、雪が解ける6月下旬からなので未だ小屋が建っていません。それを良い事に小屋の基礎の上にテントを設営させて頂いちゃいました。Dsc03088

稜線が遠い・・・。Dsc03089

稜線よりも温泉に心を奪われてしまいました。これ実は足湯だった様ですが、大浴場の栓から湯が抜けてしまっていて入れない状態だったのできれいに掃除をして入れる状態にしました。Dsc03093

湯加減は、少し熱めでしたが外が寒いので気持ち良かったです。Dsc03095

足湯からの眺めも最高。至福のひと時を堪能しました。Dsc03096

さっぱりして温まったので宴会開始。Dsc03099

何気に風が出て来て快晴に。日が当らないので寒かったですが、寒くなったら温泉。温まったら宴会。それを何度繰り返した事か。Dsc03100

他のパーティーの人が栓を直してくれた様で、気が付いたら大浴場を独占していた隊長wDsc03101

宴会しながらこんな写真や、Dsc03102

上空を通過する飛行機を撮ったりしていたら、Dsc03103

どすん。と大きな音がしたと思ったら、我々をめがけてwwwDsc03104

雪崩が襲って来たので大慌て。何と雪渓に大穴が出来てました。Dsc03107

手前の雪塊がテントを直撃するかと冷や冷やしましたが、テントをかすった程度で済んで本当に良かったです。わずかな時間だったのでしょうが、大慌てでその場から遠ざかりつつ状況を見ていたのでかなり長い時間に感じました。Dsc03109

酔いも吹っ飛び、日も暮れて冷え込んで来たので温泉で温まってから就寝しました。Dsc03111


残雪納涼画像

2013-08-08 | 岳情報

2013年6月8日の出来事です。

猿倉台地~小日向のコルにかけては、夏道を忠実に辿るよりも本能むき出して小日向のコルを目指したほうが楽だった気がします。

猿倉台地を登っています。雪解けで現れた小枝が邪魔でした。Dsc03062

どこから取っつこうか。その前に休憩wDsc03066

小日向のコルに到着。ガスガスだと迷うのでGPSナビとか無いと厳しいwDsc03068

杓子岳~白馬鑓ヶ岳の稜線がガスガスでしたが、明日の景色に期待して湯ノ入沢に向かって下降します。Dsc03071

見当をつけながら適当に下って行きます(爆)wDsc03073

湯ノ入沢に出ました。ここから鑓温泉まで登り返しです。Dsc03074

どうにもグイグイ登っていけません。完全に置き去りにされてしまいましたwwwDsc03078

大した距離じゃあ無いんだけどなあ。小日向のコルから辿って来た道(謎)を振り返って。Dsc03081

とりあえず到着しました。鑓温泉から勝手に湧き出る湯で雪渓がズタズタです。Dsc03084

中が空洞になってます。Dsc03086