goo blog サービス終了のお知らせ 

岳時々鉄

山と鉄道をこよなく愛すオッサン。

日帰りで八ヶ岳「その1」

2013-11-21 | 岳情報

2013年8月3日の出来事です。

泊りだと天候が安定しない予報だったので日帰り予定に変更して八ヶ岳に行って来ました。

ぶりぶり走れる相棒の四足駆動護謨輪車からの眺めです。5時過ぎの八ヶ岳は、天気予報に反して好天が期待出来そうな空模様でしたが、上層の雲からして気温が低そう。Img_0860

あっと言う間でも無かったですが、早々に美濃戸口に到着しました。著しく車高が低い4足駆動護謨輪車なので、美濃戸まで入るのを断念しましたwImg_0865

何台かの護謨輪車に抜かされながら、相変わらず退屈な林道をテクテク歩いて50分余りで美濃戸に到着。何年振りなのか振り返ってみたら、何と16年振り。Dsc03204

赤岳鉱泉を目指して先を急ぎます。Dsc03205

道中こんなだったっけ。Dsc03206

まるで苔生した奥秩父の山中を歩いているかの様です。Dsc03208

北沢沿いの道になると林道もお終い。沢伝いの道や橋が木道で整備されていて面喰いました。昔の記憶だと何か所かのヘツリと、何か所かの丸太を渡した程度の橋も過去の記憶の中に消え去っていました。そんな道を冬でも何度となく歩かされたので1時間30分程度で赤岳鉱泉に到着。Dsc03210

何だこのかさ上げしたスノコみたいな床は。しかも小屋は確か赤かったはずwDsc03211

気を取り直して、これから硫黄岳へ向かい、帰りは御小屋尾根を下って美濃戸口に戻りたいなあと思いつつ、あれが御小屋尾根か・・・。Dsc03212

お腹も満たされたし硫黄岳に向けて出発。Dsc03213

日が陰ったまま赤岩の頭の手前までやって来ました。ガスガスでしたが樹林帯の中を涼しく歩けました。Dsc03215

赤岩の頭です。赤岳鉱泉から1時間30分であっけなく到着。Dsc03216

う~む。展望を期待していたのにガスガスで冴えないwDsc03218

しょうもないので一服中。Dsc03219

しょうもなく歩き出すと、ガスが切れ始め眼下にオーレン小屋が。Dsc03220

急速にガスが切れて青空が。テンション上がって来ました。Dsc03221

硫黄岳から横岳に向かう稜線もご覧の通り。Dsc03222

反対側には、天狗岳も。今年の2月の終りの敗退現場がこの直下でした(謎)。Dsc03224

八ヶ岳山麓って、こんなにきれいな森だったのね。Dsc03225

テンションも上がって上機嫌で硫黄岳に到着しました。Dsc03228

続く。


期末のクソ忙しい最中に西穂高岳へ(その2)

2013-10-20 | 岳情報

2013年9月30日の出来事です。

続きです。

9月30日(コースタイム)
西穂高山荘4:30⇒独標5:30⇒西穂高岳6:30⇒間ノ岳8:00⇒天狗ノ頭9:00⇒天狗ノコル9:30⇒岳沢小屋11:00⇒上高地12:30(下山)

コース状況ですが、西穂高岳を下りつつ直ぐに慣れました。踏み跡もマーキングもしっかり付いているのでルートファインディングで悩む事も無く意外とあっけ無かったです。しいて言えば、間ノ岳の下りで唯一鎖に頼ってしまいました。だって足元が見えない箇所があったからw でも好天だった場合ですので、荒天だと何倍にも危険度が増すので滑落するリスク増大間違い無し。ましては、天狗ノコルから先のジャンダルムや馬ノ背のほうが標高も高いので視覚的にも更に難易度が高いでしょうから、お天気と相談の上で走破して下さい。

おはよ~。夜が明ける前の暗い道をLEDライトを頼りに独標の手前まで歩いて来ると空が白み始めて独標に到着。前穂高~明神岳、遠くに八ヶ岳の展望が広がり、雲が赤く染まりました。Dsc03675

笠ヶ岳の山頂が赤く染まり、遠くの雲海に穂高連峰の影が写り、影の上に怪しい雲がwDsc03678

振り返って、西穂山荘~焼岳~乗鞍岳です。前日の夕方から湿った感じのままの様な空模様にちと不安がwDsc03679

眼下に岳沢と槍沢。遠く甲斐駒ケ岳の脇に富士山も。Dsc03680

奥穂~吊尾根~前穂の美しい稜線に萌えます。Dsc03681

笠ヶ岳をズーム。そう言えば、晩飯の時に笠ヶ岳山荘の灯りが見えたっけ。Dsc03683

雲間から日が差して来ました。独標をケツ撃ちしたら人の姿が。確か西穂ピストンして帰ると言っていた三重の人だったと思います。Dsc03686

う~む。快晴を期待したのに雲が多く、高曇り時々晴れ模様でした。Dsc03687

改めて富士山ズーム。甲斐駒ケ岳、北沢峠の地形が良く判ります。先日、逆方面からも展望しましたが・・・(謎)。Dsc03688

西穂高岳をロックオン。テンション上がりますwwwDsc03690

西穂高岳直下のこの峰だけ唯一巻いた様です。Dsc03695

左端の明瞭なルートを辿り西穂高岳へ。この区間唯一の楽チンポイント。Dsc03696

いまどきの登山スタイルは、コップをぷらぷらなんてさせません(劇謎)。西穂高岳に到着。思わず自分撮りをしてしまいました。空腹のまま2時間歩いたので腹が減り西穂山荘で頼んだお弁当で朝飯タイム。しかし、この写真に写っている自分の顔を見て、どこぞの父親ソックリだったのでうわっ。驚いてしまいましたwwwDsc03697

手前から奥穂、北穂、槍と続く稜線。このまま高曇りかと思わせる空模様でした。Dsc03703

槍ヶ岳ズーム。手前の尾根は、涸沢岳西尾根でしょうか。冬季の奥穂高岳に唯一登頂可能なルートです。飛騨沢沿いに槍平小屋も見えました。Dsc03704

案外傾斜がキツかったのね。重太郎新道の踏み跡が明瞭に見えます。Dsc03705

さてと、腹も満たしたしルートは明瞭。先を急ぎます。Dsc03706

登り返して西穂をケツ撃ち。あれを下ったら慣れましたwDsc03708

アップダウンが激しい尾根で距離が稼げません。Dsc03710

再び日が差して来たので登り返しながらケツ撃ち。Dsc03713

山肌が縞柄の笠ヶ岳。この頃の紅葉前線は、2500m辺りが旬だった様です。Dsc03715

間ノ岳ロックオン。Dsc03717

はて。ルートはザレザレ沢みたいだけど、どこを登ろうか。Dsc03722

先行者がガレガレさせていたのでココを登ってしまおうかな(謎)wDsc03724

晴れて来たぜ~い。嬉し~い。間ノ岳に到着。Dsc03728

振り返ると、しばらく隠れていた焼岳が見えました。Dsc03727

どっしりとした笠ヶ岳を見ると安心します。Dsc03729

残るピークは、天狗ノ頭のみ。Dsc03726

間ノ岳を下り終えてケツ撃ち。えぐった感じで足元が見えない箇所がありました。Dsc03730


期末のクソ忙しい最中に西穂高岳へ(その1)

2013-10-19 | 岳情報

2013年9月29日の出来事です。

9月の終りに独りで西穂高岳に行って来ました。9月は、3連休が2回もあったのに台風の襲来あり。どこぞの母親の三回忌もありで終わってしまったので。

9月29日(コースタイム)
本川越6:14⇒立川7:21(スーパーあずさ1号)⇒松本9:39(松電乗り換え)⇒松本10:10⇒新島々10:40⇒(バス乗り換え)新島々10:55⇒帝国ホテル前11:58(登山開始)⇒西穂山荘14:35(小屋泊)

コース状況ですが、宝水まで急登だったりしますが良く整備された登山道なので全然問題ありません。

いきなり新島々です。なぎさ電車が停車中でした。Dsc03655

良いお天気です。もう1枚撮って改札口へ。Dsc03656

ドヤドヤしていた帝国ホテルや遊歩道をそそくさと歩き田代橋にやって来ました。ここが西穂登山口。梓川と明神岳~前穂高~吊尾根がクッキリ。Dsc03657

縦位置でもう1枚。う~む。紅葉していないなあ・・・。Dsc03661

展望が利かない樹林帯の急登を1時間ちょっと歩くと宝水。Dsc03663

ちょろちょろの流量ですが、尾根筋で得られる貴重な水です。ゴクゴク飲みました。Dsc03662

傾斜が緩くなり湿地帯を過ぎると、焼岳と西穂高岳を結ぶ主稜線に出ました。Dsc03664

程なく今夜の宿泊地でもある西穂山荘に早々に到着してしまいました。Dsc03666

小屋前から眺めた霞沢岳。Dsc03667

受付を済ませて再び外に出ると、新穂高側からガスガスに覆われていましたwDsc03668

丸山や独標に行っても視界が無いし、ドヤドヤ下って来るので再び小屋の中へ。食堂の片隅で岳を見たり、Dsc03669

別館に行ってコーヒーを飲んだり、Dsc03670

もう1回外に出て霞沢岳を撮ってみたりして夕食まで時間を潰しました。日頃からテン泊していると、小屋泊での時間の使い方に難儀しますwDsc03671

多くは語りませんが、ワガモノ顔なKYな奴が多過ぎ。晩飯食ったら直ぐ寝てしまいましたが、左右のジジイからの鼾攻撃を受けて朝まで眠れませんでした。やっぱりテン泊に限りますwww 参考までに小屋メシのウマさは、燕山荘や大天荘がダントツですwImg_1052


10月の3連休快晴の鳳凰三山(その3)

2013-10-18 | 岳情報

2013年10月13日の出来事です。

続きです。

これから登る地蔵岳のオベリスク。背後は、金峰山辺りの奥秩父の主稜線か。Dsc03883

ザックをデポして上に参ります。Dsc03891

直下から見上げるとこんな感じ。Dsc03892

頂まであと数mの地点から甲斐駒ケ岳。オベリスクの頂まで上がるのは無難に止めておきました。そう言えば、金峰山の五丈岩もそうだったなあ・・・。Dsc03894

オブジェが沢山の地蔵岳。その先に八ヶ岳。Dsc03895

南側に回り込んで眼下の光景。ここもオブジェだらけです。Dsc03898

さてと。下ります。Dsc03902

砂礫の斜面をドンドコ下ります。Dsc03906

鳳凰小屋まで下ると、ナナカマドの赤が映えてました。Dsc03908

思わずコーヒーを注文してしまいました。Dsc03909

水場です。Dsc03912

冬季小屋です。Dsc03911

小屋の中です。テントを張れば快適かも。Dsc03914

本館です。宿泊客が続々とやって来てました。Dsc03910

テン場です。ご覧の通り紅葉前線は、2500m辺りです。Dsc03915

後はもう青木鉱泉までドンドコ下るのみ。途中に立ち寄った五色滝です。Dsc03919

こちら白糸滝。ドンドコ沢ルートには、滝が多く点在してます。Dsc03922

うんざりだった下りもやっと林道に出ました。崩落した法面の補修現場です。Dsc03925

そこは、立派な砂防ダムがあり、Dsc03927

登山者も利用可能な立派な休憩所が。Dsc03928

カーペットが敷いてあって快適そうな室内。Dsc03929

ファンヒーターに電子レンジまで備わってました。冬季も利用可能だったら利用したいなあ。Dsc03930

場所はココです。Dsc03936

現場には、歩いて登って行くのでは無く、屋根付きの立派なプラットホームからモノレールに乗って行き来している様です。Dsc03937

残り15分程度で青木鉱泉に到着。風呂は、ここでは入らずに韮崎市営浴場へ直行。帰りの中央道の渋滞が30km以上だったので、甲府市内で晩飯食って雁坂トンネル経由でスイスイ帰りました。