2013年11月2日~3日にかけて、奥秩父の国師ヶ岳に行って来ました。
スタート&ゴール地点は、長野県川上村を流れる千曲川水系の梓川沿いにある東京都町田市の自然休暇村。そこから梓久保林道~岩屋林道を経て途中の岩小屋で一夜を過ごし、翌朝に国師ヶ岳を極めたら国師ノタルまで主稜線を歩き、国師ノタルから岩屋林道に下りスタート地点に下山。梓久保林道はともかく岩屋林道・・・。林道とか名ばかりで、私が所有している昔の地形図に明記されているものの、絵地図だと明記どころか踏み跡不明、ルート荒廃、迷迷。まさにバリエーションルート状態。さて、どんな顛末だったのか乞うご期待。
高原野菜の生産地でもある川上村。晩秋の朝の冷え込みが体にこたえてテンション上がらず、記録写真の1枚目がスタート地点から1時間近く歩いた最初の休憩ポイントのブリキ小屋①です(爆)。ようやく朝日が差し込んで温かくなり元気を取り戻しました。
この辺り一帯は、旅客機の航路。静かな山間にジェット機のエンジン音が轟きますw
この辺り一帯は、植林されたと思われるカラマツばかりなので、黄色い紅葉ばかりです。
朝飯の残りを食べ始めた隊長。何で長靴なんかで登ってるのかと思うでしょうが、このルートは、沢を溯上しながら何度も渡り返すので長靴が大正解。時と場合によって柔軟に対応します。
左に行く林道は、どうやら十文字峠方面?に向かう様です(謎)。
藪漕ぎを想定して腹ごしらえです。相棒は、保護メガネを持参していて抜かり無し。
しか~し、この直後にカラマツの幼木が林立する藪の中を突進する羽目に。その藪を抜けるとブリキ小屋③に出くわします。
いよいよ人工物の痕跡が無くなりました。何となく踏み跡の痕跡を探しながら歩きます。
踏み跡から逸脱しなければ、目印(リボン)も点在しているので、3人の眼であっちか?こっちか?見当をつけながら歩いて行きます。
沢沿いのルートは、水が豊富なのが良いです。夏なら最高だろうな。
目印がマーキングだと見過ごしてしまいそうですが、人が分け要った痕跡や踏み跡が判る人には判る(謎)w
はて、どうやって進もうかwww こんな時は、沢沿いに進みます。
昔々その昔は、恐らく山賊が出たりした裏の裏街道だったのでしょうね。
標高も2000mを越えて寒いと思ったら、やっぱり凍ってました。
これが宿泊地の岩小屋です。先人が岩をくり抜いたのかな(謎)。何れにせよ感謝。
岩小屋に氷柱が出来てました。日差しに暖かさを感じないのも当然。寒かったです。
止まると直ぐに寒くなるので、ウィスキーを割らずに早々に呑み始めた隊長。
岩小屋の隅っこに倒木が積んであり、焚き火の痕跡があったので火をおこし夕食の準備です。
あつあつの豪華なタラ鍋を囲んで夕食タイム。酒が写ってませんが、寒いからおおかた呑んでしまった様です(爆)w
お腹が満たされて、焚き火で暖かで、眠くなってきて、歯磨き。キジ撃ち。寝る準備をしながら入念な火の始末をして就寝。