さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

まだまだ子ども

2010年12月09日 14時45分44秒 | Web log
昨日、T-Ballの練習があって、近くのグラウンドにマイクとジョナサンが出かけました。

帰ってくると、マイクの表情がちっとおかしい。

で、小声で何かぼそぼそ言っている。

聞いてみると、練習のときに1人の男の子が「反乱」を起こしたらしい。

全くマイクの言うことを聞かないので、「金曜日の試合には出さない」と言ったら
キレて暴力をふるってきたらしい。

殴る、蹴る、叩く、わしづかみにする等々

きっと、マイクもショックだったに違いない。

ちょっとしてから、その子のお母さんがお詫びにきまして。

しばらく外でマイクと話込んでいました。

実は学校でも色々と問題を引き起こしているらしく、3学期には副校長に殴りかかったらしい。
で、カウンセリングなど専門機関にも通って、感情のコントロールをする訓練をしているんだとか。

マイク的には一度行ったことは撤回したくなかったらしく。
試合には出させたくなかったのですが、お母さんに泣かれてしまい
折れることに。

他の子にも示しがつかないから、特別扱いにはしたくなかったのだけれど
試合にださなかったら、後、とんでもないことになるというお母さんの懇願もありまして。

この子だけでなく、ジョナサンのクラスにも癇癪を起こす子が何人かいるし、
ま、いろんな子がいます。

子どもだしね。8歳だし。
まだまだ発展途上ですから。

問題は問題ですが。
それはそれ、これはこれ。

子どもは、大人じゃないんですから、完璧を求めるのもどうかなぁと思います。

でも、子どもが問題を起こしたら

「あの子とは遊ばせないほうがいい」
「誕生日パーティには呼ばない」
「校長に言いつける」

などなど、本人同士よりも、親たちが意外と過敏な行動にでたりすることが多かったりして。

わたしも数年前に

「ジョナサンは家の子に悪い影響を与えるから今後、遊ばせない」なんて言われて
かなり落ち込んだというか、悩んだことがありましたっけ。

子ども同士は翌日とかにはケロッとして、仲良くなって、普通に遊んだりするのにね。

プレッシャーをより敏感に感じているのは、意外と子どもよりも母親だったりして。

母親間のプレッシャーが要因で、粗暴な子だと言われたくないがために、
親が子どもに「いい子になりなさい」と過度のプレッシャーを与える結果と
なっているのではないのかなぁなんて思います。

子どもが子どもでいられない社会なんだなぁとつくづく思います。

もっと、もっとのびのびしたっていいと思うのは、私だけですか?

わたしは、母親同士のうわさなんて、あほらしいから割り切るようにしています。

他人のうわさ話よりも、自分の子どもを信じたいな、と思います。

署名

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