さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

のり巻き、いなり、焼きそば、おしるこ

2005年07月28日 13時52分27秒 | Web log
先日、教会で出会ったオーストラリア人の友人宅に招待された。寂しい思いをしているわたしに声をかけてくれ、3人の子供の面倒を見ているにも関わらず、気軽に招待してくれたことへの感謝をどう表現したらいいか考えた挙句、日本食を作って持参する約束をした。というのは彼らは日本食が大好きだという話を聞いたからである。こちらで日本食といえば、やっぱり「すし」。のり巻きとか結構人気である。ガーデンシティーという大きなショッピングセンターのフードコートの日本食セクションなんかすごい繁盛している。

下手なりに、なんとかなるだろう(母が作ってるのみたことあるし、レシピもあるし、日本人だし)と思って作ってみたが、いやいや大変でした。

最初、太巻きにしようかなぁと思って、中の具を牛のそぼろときゅうりとにんじん
に決め、とりあえずすし飯をつくり、巻き方を練習してみた。練習のときは面倒なのでにんじんはゆでないで、きゅうりとそぼろだけにしてみたが、そぼろがぼろぼろになり、中央にまとまってくれず・・・

写真添付しましたけれど、失敗が確認できますか?

で、きゅうりとツナマヨの細まきへ変更することにした。

いなりは、味のついたいなりずし用の油揚げが売っていたが、高いので自分で作ることにした。厚みが若干違う(ちょっと厚め)のでこれもまた思ったようにできなかった。でも、勢いで作ることにした。

下ごしらえとして前日いなりの袋(皮?)だけを作っておいた。

そして当日。かっぱ巻きとツナマヨ巻きはよくできた。でも、いなりは袋(皮)を一日置いたらちょっとしょっぱくなっていた。(涙)

焼きそばは、野菜と麺を別々にいためたのだけれど野菜をいためたときにオイスターソースと間違って豆板醤をかけてしまい、ちょっとしょっぱくなっちゃった。(麺にはブルドックのソースとオイスターソースとしょうゆ少々をかけて味を調整してみたけれど、わたしが知っている焼きそばの味とはかけ離れていた。「甘み」がちょっと足りなかったのかなぁ・・・あまり満足できなかった。)

おしるこは、前回作ったときに白玉粉でなく上新粉を使ったら固くて大失敗だったので、母に空輸してもらった白玉粉を使って大成功。二度目に加えた砂糖の加減が悪かったらしく、ちょっとわたしにしては甘すぎたが、とりあえずオッケー。小豆は煮るのに時間はかかるけれどそれだけなので大した問題ではなかった。

ということで・・・日本人としてとても勉強になった。

友人とその家族が本気でどれだけ喜んでくれたかは定かではないが・・・食事の前に、「多大な努力を払ってくれたことに感謝します。」とお祈りしてくれたので、努力は認めてもらったということでよしとしよう。

それにしてものり巻きとか、すし飯を準備したり、具を準備したりとか思った以上に手間がかかった。慣れてないからモタモタしている時間も含めて。自分で作らなければそんなことすらもわからなかったのだから。ありがたい。これを機にいろいろとチャレンジしてみようかなぁと思うわたしでありました。

リークとポテトのスープ

2005年07月25日 16時04分58秒 | Web log
日本にいたときは仕事をしていたし、母と同居していたので、あまり料理はしていませんでした。こちらに来てからは、わたししかする人がいないので(当たり前)毎日お料理しています。料理は嫌いではないし、食べるのが大好きなので、抵抗はありません。買おうと思えば、冷凍の餃子も手に入るし、こちらの人が使うスパゲティーのお手軽ソース(暖めるだけ)とかありますが、いまいち味付けに納得できないので、いろいろと自分で作ってます。豆腐もチャイニーズショップに行けば手に入りますが、歯ごたえがいまいち違うのでハウスの豆腐ミックスを使って作ってます。(って、あまりに簡単なのであまり自慢にはなりませんが)

で、日本ではあまりなじみのないリーク(玉ネギの仲間らしい)を使ってポテトのスープに挑戦してみました。

作り方は簡単

ポテト3つ、
リーク3分の1、
チキンのストックキューブ

をスープの出来上がりに相当する分量よりやや多めの水に入れて軟らかくなるまで煮る。

出来上がったらブレンダー(ジューサーみたいな感じですがこちらではブレンダーという名前が一般的。ジューサーとは形は似ているけれど、刃の形とかが違うのかも。)に入れてガーッとブレンドする。

できあがったら鍋に移して、味をまろやかにするために適当にミルクあるいは生クリームを入れる。

最後に好みに応じて塩・コショウして出来上がり。

写真を取らなかったので、アップできませんが、主人は喜んで食べてました。自分も初めてにしてはおいしくできたと思いました。子供は「これいらない!」と拒否していましたけれど。








スーパーにて

2005年07月20日 10時50分34秒 | Web log
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さて、本日のお題。

ここオーストラリアのスーパーでよく見かける光景があります。それは、支払いが終わった後にレシートとにらめっこしている人たちです。なんでかなぁと思っていたら、どうも間違いが多いからということらしい。実際、わたしも二度打ちされたり、ディスカウントされているはずなのに陳列棚に表示されていた値段と違う値段で打たれたりということが何度か経験してからは、レジで表示される値段を目を皿のようにして見るようにしています。

最近では5本3.09ドルのヤクルトを10本パックで買ったら「6.59ドル」と表示されたのでクレームをつけたら、怪訝な顔で「だったら5本パックのを2つ買ってください」って言われて、同じことじゃないの?と心で思いつつ、余計なお金は払いたくないので5本パック二つに交換しました。それから、ディスカウント価格がコンピューター登録されてなくて、物にはディスカウント価格が貼られているにも関わらず「買えない」ということもありました。わたしだけでなく、値段違いを訴えているお客さんを見かけるので、そういうことが結構あるようです。だから、レジを通った後に間違いがないかどうかをチェックしたりする人もいるのでしょう。セールが始まる前の、値段価格の変更登録をするときにし忘れ、抜けがあるんでしょうね。日本ではめったにありませんが・・

オーストラリアでお買い物するときは、気をつけましょうね!



父が遺してくれたもの

2005年07月15日 14時19分40秒 | Web log
子育てに四苦八苦している様子はブログでもたびたびご紹介しましたが、今、子供は不思議と落ち着いております。で、わたしもちょっと余裕をもって最近色々と考えるのですが、自分が親として何をしてあげられるのか?ということを考えるときに、自分が両親にしてもらったことを考えてみました。

わたしは父を5歳で亡くしたので、物心ついてから死別するまでは、ほんの数年しかありませんでした。しかも父は貿易船に乗り外国を回っていたので、ほとんど家を空けておりました。ので、記憶をたどっても、断片的にしか父のことは思い出せません。父が死んでからというもの、母が働き出し、ある意味、寂しい幼少時代をすごしました。ま、父の死も母が働きだしたことも、避けられない現実だったし、かといって母は母なりに一生懸命育ててくれたので、本当に感謝でいっぱいです。

で、記憶の中で父は存在するものの、わたしにとってはいまいち現実味がなく、覚えていることは、言うことをきかなくて叩かれたこととか、肩車して宵祭りを見に行ったこととか、近所の悪がきに意地悪されて泣いて帰ってきたときに悪がきを追い払ってくれたこととかで・・・断片的でしかなく、ある種の愛情は感じますが、でもうっすらとしたものでしかありません。

それから、酒癖が悪かったとか、短気で手が早かったとか、父の悪業も知っています。

でも、わたしがイギリス人と結婚して、オーストラリアへ来たという背景には、父の大きな影響があるような気がします。

父は長い外国への船旅を終えると、たくさんの珍しいお土産を手に帰ってきたものです。時には、現地から船便で珍しい果物、おいしいコーヒーやチーズ、工芸品などなど、送ってきてくれたものです。

オーストラリアから購入したと思われるコアラの剥製も家にあります。

そんなものに囲まれて育ったわたしは、「外国に行けばなんだかおもしろいものがありそうだぞ」と無意識に叩き込まれたような気がします。そして英語を勉強して、英語を使う仕事について、主人と出会って、結婚してオーストラリアまでやって来たのですが、ここまできた背景に父の影響が何かしら関係しているのかもねぇと思ったりします。

で、とりあえず自分は子供に何をしてあげられるのか・・・と考えるときに、楽しい日々を過ごさせてあげることと可能な限り沢山いろいろな経験をさせてあげることかなぁと思ったりするのであります。あとは、本人が勝手に選択していくでしょう。

ご存知のとおり、わたしは決して「いい母親」ではありません。大人じゃないっていうか、成長していないっていうか、なんていうか。

こんなどうしようもない母親ですが、誰もが願うように子供には「満ち足りた人間」になってほしいなぁと思うのであります。

けどけど、そんなこと考えても、人生先は読めないしね。どうなるかなんてわかりませんです。考えたって答えはでません。とりあえず、今日の夕食を何するか?彼が喜んで食べるものは何か?何して遊ぼうか?何の絵本を読んであげようか?などなど現実に戻って考えるわたしでありました。

I LOVE my RAV4 ! 

2005年07月15日 13時42分30秒 | Web log
お久しぶりでございます。忙しくて更新できずにいました。すみません。

輸入許可がおりた自家用車が6月末に横浜港を出港し、7月12日にフリーマントルへ到着しました! お世話になったみなさんには感謝でいっぱいです。その後、車を引き取るまでの通関処理とか、検疫処理とかで時間がかかっており、まだ手元には届いておりませんが、遅くとも来週末までには手にすることができそうです。

通関処理等全般に関しては Custom broker という専門の人にお願いしたのですが、それで分かったことは、通常、輸入した車にかかる税金は10%なのですが、4輪駆動車は10%でなく5%であること。また、価値の査定価格から必要経費等を差し引いた額に課税されるということで、税金も思ったより安かったのであります。トヨタのビッツがエコーという名前でこちらでも販売されているのですが、新車で買うとやっぱり100万は超えるわけです。だいぶ前にお話しましたが、中古車も10年選手で、100万キロ以上走った車でもアホみたいな値段がつくのですが、RAV4の輸入にかかった総経費は税金、輸送費、手数料等含めても、日本円にして50万はかからない様子。日本で売却した場合、査定価格は100万円と言われました。それに50万上乗せしても、こっちでRAV4は買えません。(日本でも買えないか)加えて、こちらでのRAV4の値段は、中古価格でも日本での新車価格とほぼ同様なので・・・最終的に売るなんてことになった場合でも、元は取れる感じ。本当にがんばってよかった!

でも盗まれないようにだけ、気をつけなくちゃ。

この車、結婚して買った車なのですが、だんなとあちこち旅したり、出産して退院して子供を家に連れて帰るときも、初めて子供を車に乗せたこととか、友達と出かけたりなど、本当にいろいろな思い出が詰まっている車なので、こちらへ来るときにどうしても手放す気持ちになれなかったのです。だんながこちらでの中古車価格等をしらべて、とにかく運んでみよう!ということになったのですが、初めての経験だったので、ある意味冒険でした。でも、本当にがんばってよかったです!

お船に揺られてどんぶらことやってきたRAV4にあえる日が本当に待ちどおしいです。

それにしても、車を日本から輸入するのはお金がかかりすぎるという神話はどっからでたのでしょうかね?






Super nanny 登場

2005年07月04日 11時25分15秒 | Web log
先週の日曜日、Supper nanny が訪問してくれた。とは言っても、テレビに出てくるSupper Nannyではなく、わたしが通う教会に来ている人で、NGALAという Family Resource Centre に勤める人。子育てに関する問題ならまかせといて!という人で、今まで公私問わず、多くの人が彼女に助けられてきたらしい。ということで、いろいろと話を聞いてもらいました。彼女いわく、子育てにストレスがたまる原因のひとつは母子の睡眠の質によるところが大きいとのこと。寝不足の子供は凶暴になりやすく、また母親もよく寝られれば、心身ともにリフレッシュして子育てに関われるとのこと。それが崩れるといろいろな問題が出てくるので、

まず、

①よく寝られるように生活のリズムを整えていきましょう。

それから、

②寝るときのおっぱいもやめるようにしましょう
③子供を叱るときには感情的になる前に、
繰り返し「その行為はいけないのだ」と言い、聞かなかったら
Nauty corner/room に連れて行き、ごめんなさいを言うまでそこに居させるというパターンをつくりましょう。

などなど、いろんなアドバイスをもらいました。

おっぱいについては、おっぱいを完全にやめる必要はないけれど、おっぱいがないと寝られないという「癖」をつくってしまうと、どうしても自力で寝られなくなってしまい、悪循環になるので回数とタイミングを制限したらどうでしょうか?・・とのことでした。

それから

④子供に選択の余地をあまり与えない。

たとえば、寝る前の絵本は子供に選ばせていたのだけれど、寝る前の絵本は2冊で十分、プラス親が選んだものを読み聞かせることだそうで。選択肢を与えるということは子供に「権限」を譲渡するようなもの。子供が親をコントロールしやすい環境に自らを置いているようなものであり、それではいけないと言われて、自分は今まで結構彼のいいなりだったなぁと気づかされました。

まずは寝る前の絵本の読み聞かせから変えてみました。彼は私が選んだ2冊で十分満足しております。「2冊読んだら電気を消して寝る」というパターンで落ち着いています。

主人が帰国したということもあり、わたしの緊張感も緩み、全体的になんだかホッとし、子供も落ち着き始めた。朝のおっぱいと日中のおっぱいも要求しなくなった。今では DADDY!DADDY!と、だんなを追い掛け回している。子供にとっては「急に」父親がいなくなり、不安やストレスを抱えていたのだろうと思う。加えてわたしの精神状態が影響するということなんだろう・・・子供だけの責任ではないのよね・・・とは思うけれど。いろんな意味でわたしも年相応に大人にならなければと思う今日この頃である。

ところで、3週間ぶりにだんなが海外出張から帰ってきたのだが、なぜか子供が英語ばかり話すようになった。不思議だ・・・ほとんど問題なくだんなと英語でコミュニケーションをとっている。3週間は日本語に接する時間のほうが圧倒的に長かったはずなのに。保育園の先生も先週から「英語を上手に話すようになりましたよ」とは言ってたけれど。

びっくりです。爆発したって感じ。

パースに来て4ヶ月。子供の成長は本当に驚異的であります。

署名

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