さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

8月も今日で終わり

2011年08月31日 19時24分24秒 | Web log
このところ子どもたちの調子がよろしくなく。
季節の変わり目だから、体調を崩し。

喘息持ちのジョナサンが咳がひどくて学校をお休み中。
ベンジャミンは大丈夫か?と思っていたら
今朝から、ゲショゲショ。

で、2人して今日はお休み。

8月も終わりに近づいてきて、寒さもだんだん和らいできた。

花粉が飛び交っているのか、わたしも鼻水が・・・

でも、暖かくてうれしい限り。

昨晩はベンジャミンが『 足が痛い 』と言って 深夜に大泣き。

痛み止めを飲ませて、いっぱいさすってあげたら 安心して寝てくれたけれど

その前は 『 もう歩けない~ 』 とか言いながら 何度も寝返りを打って
苦しんでいた。

寝ぼけているのか、夢でも見ているのか、まったくつかめなくて

名前を呼びつつ、とりあえず起こそうと思ったのだけれど

痛い、痛い と言うばかり。

骨が急激に成長して、筋肉がそれに追いつかないと起こる痛み 『 成長痛 』だそうで。

そういえば、ジョナサンもそういう時があったなぁ。

平凡な毎日にも、色々ありますです。

クラスのお手伝い

2011年08月27日 10時42分45秒 | Web log
ベンジャミンが気持ち的に落ち着いていられるように
できるだけクラスのお手伝いをすることにした。

Sight words 200 を子どもに覚えさせるプログラムがあって
そのお手伝い。

1人1人と向き合い、単語のチェックをするだけでなく
ちょっと会話を交わしたり、その子の態度とかを見ていると
見えてくるものもあって興味深い。

ま、それはさておき。

みんなというわけではないけれど、パスして次のレベルに行きたくて
必死な子もいて、十分に覚えられていないのに、パスさせて欲しいと
かなりプッシュしてくる子もいる。

ま、5歳~6歳児なので、覚えることよりも Certificate(よくできましたの賞状のようなもの)
をもらうことが目的となって、ま、頑張って準備してくる子もいれば 頑張っていないのに
Certificateをもらいたくてしょうがない子もいる。

ご褒美をあげることの弊害のようなものも感じる。

でも、それが動機づけになればいいのかもしれないとも思う。

それにしても No と言えない超甘いわたしにとっては 
子どもに 『 合格したい 』 と駄々をこねられると 
かなり精神的にプレッシャーを感じる。

駄々をこねない子には 「 もうちょっと頑張ろうね 」とさらっと言って次回に引き伸ばすのに

駄々をこねる子に より時間をかけ、ヒントを与えて 「 ほらもうちょっと、もうちょっと 」
と答えを引き出して、なんとか合格させようと対応している自分って本当に不公平だよなぁと思う。

テストされる子どもも、テストするわたしも大変。

一通り終わると 私がへとへとになる。

こういうときに、もうちょっとクールに生まれてくればよかったと思う。

『 公平 』って難しいなぁと思った。

お手伝いを始めて二日目、一旦家に帰り、お迎えの時間に学校へ行くと
ベンジャミンのクラスメートの子が わたしの顔を覚えてくれて、

Ayako~ と話しかけてくれた。

とてもうれしかった。

障害があるんじゃない。ただ足がないだけ。

2011年08月25日 18時18分49秒 | Web log
南アフリカ共和国 パラリンピック陸上選手、オスカー・ピトリウスの言葉

パラリンピックでは、100m 200m 400m で金メダルを獲得。

韓国で開催される世界陸上選手権大会に健常者と共に参加する。

ということで、最近 Yahooトピックスで取り上げられていた。

生後11ヶ月で両足を切断したというのだから、気がついたら足がなかったということになるのだろう。

それにしても、すごい言葉だなぁと思って感心してしまう。


結局は、足がないという事実よりも、脳で何を欲し、そして何を決断し、そして行動するか。

それが全てのように思える。できないのではなく、できないと考えるから できないのだ。


成せばなる、成さねばならぬ 何事も

成さぬは 人の成さぬなりけり


なんて、空で覚えられるほどに 繰り返し聞いてきたけれども

本当に分かって 聞いていたわけではないんだなぁ と思う


自分の意識の中に 言葉が『意味』を持って入ってくるときに 力となって 働きかける。

深い思いに支えられる

2011年08月24日 12時21分36秒 | Web log
ベンジャミンが学校で色々大変な模様。

感情のコントロールができないと、怒りだすらしい。

で、毎日毎日学校に行くと

今日は○○をしました。
今日は○○と言いました。
今日は○○ができない自分に腹を立てて、○○を投げました。

とか、まぁ、色々ネガティブなことを言われますと 母親として落ち込みます。

いやぁ、実は私も、本当のところ、かなり感情的な人間だと思うんですよ。

だから、ベンジャミンの心の動きが分かる気がする。

荒々しいところのあるベンジャミンだけれど、でもとっても優しかったりして
痛々しいくらいに繊細で、感受性が強い。

ので、普通の子よりもより大きく反応してしまうような気がする。

そして平均的な子どもの行動パターンから逸脱してしまうことが多いので
理解されないことも多いような気がする。

ま、理由はどうあれ 悪いことは悪い。それも本人はよく理解している。

私も親ではあるけれど、盲目ではない。彼の悪いところも十分に理解しているつもり。

他の人がどう思おうと、私は根本的なところで彼を信じている。私の子どもだしね。

幸い、クラスのアシスタントの先生がベンジャミンをとてもとても良く理解してくれて
根気良く、楯になって彼を支え続けてくれている。

職域を越えて、かなりのサポートをしてくれている。

今朝、学校に行ったら、自宅で書き方の練習ができるようにと 手作りの分厚い 
エクササイズ・ブックをくれた。

「 わたしが何とかしないと 」と思って気負っていたので、泣けてきた。

先生曰く「私の息子も苦労したのよ。本当に不公平よね。頭が悪いわけではないのに
他の子がすらすらできることができないんだもの。でも、上手になるには練習しかないのよね。」

その先生に巡り合えたベンジャミンは 本当にラッキー だと思う。

先生のベンジャミンに対する深い思いに感謝して、一緒に頑張っていきたいと思う。

Dust in the wind

2011年08月23日 11時47分28秒 | Web log
サラ・ブライトマン

何年も前に紅白歌合戦で オペラ座の怪人 を歌ったのを聞いて、鳥肌が立ったのを
今でも強く覚えている。

それ以来のファンで、幾つかCDを持っているのだけれど、久々に聞いてみた。

サラ・ブライトマンの声も好きなのだけれど、実は彼女の選曲も好きだったりする。


EdenというCDの中に Dust in the wind という曲が入っているのだけれど

その曲にちょっとした思い出がある。


日本で働いていたときに、ドイツ人の監査員が会社に来た。

とても頭のいい人で、非常に曲(くせ)の強い人だったけれど、その影になんとなく繊細な部分を見たりもした。

頭が良すぎて、世の中の色々を知ってしまったがゆえに、言動の端々に 厭世的な感じが見え隠れした。


で、会社の人数人とで食事の接待をし、カラオケに行ったときに

彼が歌った曲が 「 Dust in the wind 」 だった。

アメリカのカンザスというグループの曲で、歌詞の内容が 聖書の伝道者の書のとある箇所と
似ているなぁと思った。


彼が歌ったときに 「 あぁ、いい曲ですね 」と言って、タイトルを教えてもらったのを覚えている。


「 すべては移り行く この空と大地以外は・・・ 」

「 我々は、終わりなき大海の一滴 大地の土塊 」

「 そして 全ては 風の中の塵 」


というフレーズがあって なんとも・・ね


この思い出が、サラ・ブライトマンで繋がるとは、思っていなかったけれど。

あれもこれも

2011年08月22日 10時43分57秒 | Web log
どうも 気持ちが欲張りで、あれもこれもと考えているうちに

何一つやり遂げずに中途半端になっているものが、多いような気がする。

外からの強制力があったりすると ぶつぶつ言いながらでもやるのだけれど。

そういう強制力がない状態で自分を律するって意外と難しいなぁ。

ゆるく お気楽に

2011年08月20日 12時39分19秒 | Web log
普通の生活に戻って数週間

ぐつぐつ煮えたぎっていた怒りも多少収まってきました。


会社という狭い世界に起きていたあれこれに理不尽を感じて、怒りまくっていましたが

自分が思う正義とか正しさにこだわりすぎてたんじゃないの ?? と思う今日この頃。


例えば、ある組織の中で、納得いかない方法で物事が進んでいたときに

それを 違う!!! と騒ぎ立てて、世直しを試みるか?

それとも 黙って スルーするか。



結論; 現実的には、『 敢えて 』スルーするってことだって必要だよね。



結局、限られたエネルギーと時間の中で、何を優先させ、何を選び、行動していくか。

自分が持つエネルギーをどう分散させて生きていくか?

いろんな要素が絡まって毎日生きているわけですから、

とりあえず黙って一旦スルーさせるということも時に大事だったりするわけです。

でないと、自分が本当に大事にすべきものが犠牲になってしまうことだって起こりうる。


それに、実は自分がこだわっていない、興味のない別なところで、
ある意味、理不尽なことに盲目だったりする自分だっているわけです。

世の中の理不尽を全て背負い込むことなんて、できないわけでして。

救世主でも、神でもない、ちっぽけな人間でしかないわけですから。


そうであるにも関わらず、偉そうにねぇ・・・ 自分を何様と思っていたんだ、私。


理不尽だらけ、矛盾だらけなのが社会なんだろうし、人間なんだろうし、
そして自分だってその程度の存在だ。

過去に 「 自分の信じていることは絶対に正しい 」 と思う人々に こてんぱに
傷つけられてきた経験をもちながら、結局、自分も似たようなことをし、考えている。

いろんな立場があり、いろんな正しさがあって、

じゃ、自分は今、何を正しいと思い、それを行動していくのか?ということについては

それが『 絶対に正しい 』という普遍的な結論には至ることはないわけで

一面的な正しさに固執して、自分以外のものを断罪するのも、きっとどこか違う。


そのスタンスを 常に忘れない ということが とても大事なような気がする。

そして無責任に聞こえるかもしれない『ゆるく気楽に生きること』が

寛容さの『鍵』だったりもする。

ベンジャミン、サッカーを始める

2011年08月18日 10時10分04秒 | Web log
ベンジャミンは、ジョナサンに比べると活発ではない。

サッカーを一度やらせたけれど、ほとんど練習に参加せず。

私は運動が好きなほうではないので、彼の気持ちが分からなくもない。

「 嫌なものは、嫌だろうし 」

と思っていたけれど、体を動かすって大事だと思うので、何かスポーツをさせたいと思っていた。

で、クラスの男の子たちがサッカーをするというので、試しにベンジャミンも体験させてみることにした。

「 一年前は、お金の無駄だったのだけれど・・・ 」

先週からスタート。

私の予想を裏切ってくれて、楽しそうに走り回っていた。

次の日も、サッカーがしたいと言うほどに。

特に小さいときは、タイミングって重要なのかもしれない。


ちょっと背中を押してみることも必要だけれど

待つことも必要

その辺のバランスが、難しい。

Andyがやってきた

2011年08月17日 09時30分13秒 | Web log
マイクの友人、Andyがイギリスから仕事のためにやってきた。

仕事を終えて、帰路につく途中、国内線から国際線に乗り換える間の数時間の間に
家に立ち寄ってくれたのだった。

Andyは、ジョナサンが1歳半くらいのときに、日本に遊びに来てくれて、数週間泊まってくれたのですが
ジョナサンがとてもよくなついて Andy、Andyと言いながら追いかけていました。

自称子ども嫌いの彼 「 こんなに懐かれて、怖いなぁ 」と言っていたのを思い出します。

イギリス人独特の皮肉とドライなユーモア満載だった彼ですが、でも根はとても優しくていい人だというのは
一緒に過ごしてすぐ分かりました。

だからジョナサンも好きになったに違いないと思うのですが。

今回、7年ぶりくらいに会ったら、体も性格もかなり丸みを帯びておりました。

やっぱり年を取ると人間、角が取れるものなんですね。(笑)

わたしは、台所に立って、つまみの準備をしたり夕食の準備をしたりで、ほとんどしゃべるチャンスは
ありませんでしたが、でも、彼はマイクの友人なわけでして、マイクが久々に会って、気の置けない友達と
短い時間でも、色々と話せたのは良かったなぁと思います。

で、以前と同様、ジョナサンはマイクとAndyの周りをうろうろして、一緒に居たいオーラ炸裂。

いろんな話を聞いたり、無理やり会話に入ろうとしたり、一緒にゲームをしたり、ジョナサンも楽しそうに時間を
過ごしていました。

夕食を済ませてすぐ、国際線ターミナルに向かわなければいけなかったのですが

「 Andy 帰っちゃうの? 僕、彼のこと好きだなぁ。あ~ぁ 」

と、約8年前と似たようなリアクションをしているところが、また面白いなぁと思いました。

8年前に一度会っただけなのに、周りを緊張させるでもなく、全く大袈裟でなく、昨日会った友達のように 
ふらっと来て、ふらっと帰るという、こちらも「 じゃ、また会おうね ! 」と普通にしていられるのは、
本当に不思議な人だなぁと思います。(とっても、いい意味で)

空手 ストレス セレブリティ そして遺伝子

2011年08月16日 12時06分12秒 | Web log
7月中旬にグレーディングが終わりまして。緑の帯に昇級!!!!!!

白から始まって、オレンジ、そして今や緑。

緑の次は赤、で、最後は黒帯!!!

ちょうど 真ん中に差し掛かりました。でも、ここからが、長いのかと思います。

黒帯にたどり着くまで、あと少なくとも3年はかかるでしょうけれど。

まだまだ、未熟ものでして、時々 「 ???? 」 な状態になるのですが、ご愛嬌。

前よりはちょっとマシになったと自分でも思いますよ。

昇級試験のときは、練習なしで、プラスティックでできた板のBoard Breakingもしたんですよ。

サイドキックで ホリャァ~ と蹴りを入れまして、パキーン。

上手くいくと 気持ちいいものです。

最近は以前ほどの心の葛藤がなくなり、少しは慣れてきたんだなぁと思います。


さて、働いていたときに、ずっと鼻の中に炎症があった。粘膜が弱っていたのでしょう。

いつもかすかに出血していました。

会社を辞めて数週間、気がついたらそれが完治しておりました。もう痛くない。いぇ~い。

最後のほうでは、口内炎が頻発したりしていたので、それも体が悲鳴を上げていた証拠なんでしょう。

私の場合、ストレスを受けるとどうも粘膜系がやられるようです。

ストレスって怖いですね。

でも、最近、蕁麻疹がちょっと再発。

でもって、右瞼が赤くなって軽く炎症を起こしているようで。

そして、腰痛が。

腰痛に関しては 空手での基礎練習で 筋肉を酷使しているからかもしれませんので
なんともいえませんが、でも、最近 腰が痛い。しかも左側だけ。

まだまだ 何かを引きずっているのかなぁ。ストレスって本当に厄介ですね。


最近ベンジャミンが面白いことを言う。

「 僕はセレブリティになる! お金持ちになる! 」

いやぁ、何を根拠にそういうことを言うのでしょうね。セレブの意味、分かっているのですか?

と聞き返したいところですが。ま、5歳児ですからね。

で、「 どうして? 」 と聞くと

「 僕がセレブリティ になって、お金持ちになったら、マミーは 二度と働かなくでもいいから! 」

・・・・・ いやいや、君がセレブにならなくても、もうマミーは働いていないし。(苦笑)


いつかまた、私が働く日がきて、またベビーシッターに預けられる日が来ると思っているのでしょうかね。

ジョナサンが ベビーシッターのところに行くことを かなり嫌がっていたのは分かっていたのですが、
ベンジャミンも私が働くことを嫌がっていたんだ・・・

5ヶ月とは言え、つらい思いをさせていたんだなぁと思います。

働いていたときは、一切 そういうことを 口にしなかった ベンジャミン。

むしろ 何の問題もなく 状況を受け止めていたと思っていたのですが。

口にせずに我慢していたんだと思うと余計切ないですね。

わずか5歳なのにね・・・

学校の先生に 会社を辞めたことを伝えると ベンジャミンがとっても喜んでいると思いますよ。

お母さんがいなくて、寂しがっていたと思いますよ。

と言われたのですが、先生はなんとなく感じていたのでしょうか。

ジョナサンは、思っていることをストレートに表現するタイプ。
ストレスを抱え切れなくて、外に向かって発散しながらバランスを取るタイプ。
で、意外と頑固ではない。

ベンジャミンは、内に秘めるタイプ。
出来るだけ状況に適用するようにバランスを取ろうとするタイプ。
でも、かなり頑固。

ジョナサンはどちらかというとマイクに似ていて、ベンジャミンは残念ながら私に似ている。

体型もジョナサンはよりマイクに似ていて、ベンジャミンはどちらかというと私の小さいときに似ている。

同じ両親をもって、同じ男の子同士なのに、こうも違っていて

遺伝子のいたずらって本当に面白いものですね。

署名

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