さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

イースターホリデーと毛虫

2005年03月31日 10時41分00秒 | Web log
3月25日~28日までは、キリストの受難を思い
復活を祝うイースターホリデー。キリスト教国では
クリスマスとイースターはビッグイベントであります。

教会に行けばもっとイースターの雰囲気をじっくり
味わえたのでしょうが、こちらへ来たばかりで
週末は新しい落ち着き先となる家探しが優先されてまして。

さてホリデー中、同じVillaに住む世界一周旅行の途中のSさん
ご夫婦が私たちと短期留学で英語の勉強にきているSちゃんを
日本食パーティーに招待してくださいました。

メニューは
ロブスターのタルタルソースがけ
肉じゃが
鳥モツの生姜じょうゆ煮
ほうれん草のおひたし
ごぼうのキンピラ
豚汁
おにぎり
サラダ
ダシ巻卵
ロールケーキ
ワインとビール飲み放題

が並びました。

日本にいてもこんな豪勢なお料理をしたことのないわたし・・
最初から感動。
それに日本食ってやっぱりおいしい!!!!
舌に染み着いた味覚はなんとも変えがたいものですね。
(なんて主人に言うと、日本人はどうしてそんなに日本食に
こだわるわけ?と言い返されますが、そりゃぁ、イギリス人
の主人には、何を言っても理解してはもらえないでしょう。
理屈じゃありませんからね。)

それに、作ってもらう食事ってそれだけでおいしさ倍増です。

本当にどうもありがとう、Sさん!!!

翌日は、わたしたちがBBQを設定。
でも、最初から最後までボーイスカウトで
アウトドアに慣れた主人が全部やってくれました。



メニューは
チキン、ビーフ、カンガルー、ソーセージのお肉三昧。
ポテト、そしてサラダと果物。
デザートはアップル・シュトゥルゥードゥルの
カスタードクリームソースがけ。
WA産のビールにワイン

昨日の疲れもありテンションは下がり気味でしたが、
ゆっくりキャンドルの明かりをともしながら、食事と
おしゃべりを楽しみました。特にわたしは、最初から
最後まで座って食べてしゃべってのグーたらワイフ。

主人が働き者のいい主人だということがよりいっそう
クローズアップされ・・・ポイントアップ!

いいじゃないですか・・褒められてうれしくない人は
いないはずですから。

でもですよ、こんなわたしも主人が材料調達に行っている間
アウトドアテーブルと椅子はきちんと洗って準備いたしました。

ホースでじゃばじゃばっと・・・レンガ敷きなのですぐ乾くし
暑さも加えてとっても気持ちよかったです。

ところが、翌日から家の周りに毛虫がわんさか出始めたんです。
昨日に至っては入り口を取り囲む壁に30匹以上がへばりついてました。
それをハエ叩きで集めて(つぶしてませんよ)お庭にポイ。
後は鳥が食べてくれれば生態系に確実に貢献。

それにしても、この毛虫の突然の大量出没の原因は一体??

<結論(推定)>
レンガの下の彼らの住みかを洪水状態にしてしまったから。

住まいまで奪った上、避難毛虫を残酷にも庭に追いやったわたし。

毛虫さん、ごめんよ。



Terrible 2 の対処法

2005年03月31日 01時10分10秒 | Web log
イースターホリデーで、ブログもホリデーしてました。
マメにアクセスしてくださっているかた、ご無沙汰しまして
すみません。

さて急に子供の聞き分けがとてもよくなりました。
というのは、彼のイヤイヤが始まったときに、あることをすると
効果テキメンだということを発見したのです・・・

それは

お気に入りの人形(仮面ライダー、ウルトラマン、ドラえもん)を
使って、彼を仕向けるのです!

たとえば・・・

歯磨きを嫌がったときに

「じゃ、仮面ライダーとウルトラマンとドラえもんとママと
歯磨きしようかなぁ」というと
「僕もする!」というのです。

そして、それらのお人形を並べて、歯を磨くまねをすると
一緒になって歯を磨き始めます。

日焼け止めクリームを塗るときも、ご飯を食べるときも
お風呂に入るときも、嫌がったら彼らに登場してもらい、
「早くおいでよぉ~(実際は私がちょっと声を変えて言うのですが)」
というと、豹変してすっとんできます。

これを始めてから、多少時間はかかりますが、息子とのバトルが
なくなっただけとっても楽になりました。

公園に行くときも必ず彼らを一緒に連れて行き、
すべりだいでも何でも、彼らと一緒にイマジネーションの中で
遊んでます。そして何よりも自分がお兄ちゃんにでもなったかのように
振舞ってます。

2歳児はごっご遊びが好きだそうで、それを利用したTerrible 2
対処法でした。

でも・・・本当は本物のお友達がほしいのよねぇ。

新しいお家が決まったら、保育園かプレイグループにつれてって
あげるからまっててね!

「腐っても鯛?」 日本車中古車事情

2005年03月26日 17時34分55秒 | Web log
こちらへ来る前に、大手中古車買取業者の人から
日本で買いとった車の多くは、オーストラリアに流れているという
話を聞きました。

日本で値がつなかいようなものでも、こちらでは高く売れるらしい。

実際来てみたら、本当にびっくり。

日本ではもう見かけられない古い型の車がバンバン走ってます。

中古車の広告などを見ると、走行距離数が10万㌔でも

「100,000km only」

なんて書いちゃってるし。

・・オンリーって・・・

この感覚の差。

ちなみに1993年式の日産パルサー 1.6L 5速のマニュアルで
8990AZ$(74万円くらい)の値段がついてました。


日本の感覚で行くと 93年式の車に、74万円も払えないよ・・・
と思ってしまいます。

が・・・ちょっとまて。

ここでは日本車は「外車なんだぁぁぁぁぁ」
(って当然のことを今更気づくわたし)

腐っても鯛ってことですか?

たとえば、中古のBMWとかJagerとかAudiとかを
高く買うのと同じ感覚ですか?

物の価値って相対的なんだなぁってつくづく思います。


Terrible 2 との戦い

2005年03月26日 17時21分36秒 | Web log
ここ数日、2才になる子供がとっても反抗する。

「公園に行く?」「いやだ」
「じゃ、公園やめにしようね。」「行ぃ~く~」
「じゃ、お化粧(日焼け止めクリームを塗ること)しよう。」「自分で!」
「早くしようね。」「終わり!」(まだぜんぜん塗ってない)
「お化粧しないとお外行けないよ。」「終わったでしょ~」
「じゃ、ママが塗ってあげるから。」「や~め~て」(平手打ちをくらう私)
「・・・・」(クリームを手に取り、無理やりクリームを顔に塗ろうとする私)
「(子供、泣きながら)やめてだめでしょ~(わたしの手をガブリ)」

その後は・・・

二人で大泣き。(もうやめてよ~)

わたしも親としてすぐ気持ちを落ち着け、
「日焼けどめなんかいいから、公園に行っちゃえ~」

・・・しかし、オムツに履き替えさせなければ。

「じゃ、おむつに履き替えて行こうね!」

「いやだぁぁぁぁぁぁぁぁ、はかないぃぃぃぃぃぃ」



わたしは疲れ果て、そのまま公園へ。

案の定、彼は途中、ストローラーの中でおもらし。

2才児に完全に振り回され、へろへろのわたしなのであります。


バスと女装ドライバー

2005年03月24日 18時40分00秒 | Web log
熱風吹きすさぶ中、気晴らしに子供とバスに乗って近くの
ショッピングセンターへお買い物。

子供にとってはおそらく生まれて初めてのバス。
わたしにとってはオーストラリアへきて初めてのバス。

それにしても日本で最後にバスに乗ったのっていつだっけ?

バス停までは近いのだけれど暑すぎて子供は最初から歩く気力ゼロ。
だっこして行きました。日陰でバスがくるのをしばらく待っていると
気のいいおじいさんが「バスがきたぞ」と声をかけてくれました。

フレンドリーなオージー。

実はバスが前払いだと知らなくてモタモタしていたら
そのおじいさんが、

" Pay here! Pay here! "と叫びます。
" No ticket ? " と聞き返すと
" That's why I say, PAY HERE. "と再び。う

ちょっとウルサイんだけど・・と思いつつ、ようやく
前払いであることを理解しました。

ドライバーが行き先を尋ねてくれ、料金を告げる最中も
後ろでおじいさんが「Pay here !」といい続けます。

" Now she understands. "とドライバーが笑顔で返してくれて
おじいさんもようやく黙ってくれました。

しかしその後もおじいさんの「親切」は爆裂。
一緒に乗車したもう一人のおばさんが降りるときも
手荷物を一緒に持って出口まで運んでくれたり、
わたしたちが降りるときも近づいてきて
「子供を私が抱っこするから君が先に下りなさい。手渡すから。」と
手伝ってくれました。

ここまでくると「おせっかいなのか親切なのか・・・」と
思わずにはいられませんが、とりあえず・・

ここでは子供を連れているとよく声をかけてもらえるようです。
(日本でも比較的子供をつれていると声をかけてもらえますが、外国人の
子連れには敢えて声はかけないと思いますので、それが大きな違いかなぁ。)

おそらく移民の多いこの国では、わたしたちのことを特別に「外国人」という
区別はしていないような気がします。

ショッピングモールの中にあるWoolworthへ向かうと
入り口の前に1回2㌦で乗れる2人乗りの子供用の車を子供が
目ざとくみつけました。

すると息子と同じ年くらいの女の子を連れたカップルがやってきて

" Do you want to share with him ? "

といいながら2㌦入れてくれちゃって息子を車に一緒に乗せてくれました。

「半分払います!」と言ったら 
「No problem ! 」と言い、走ってお母さんは店の中へ入っていきました。
一緒にいたお父さんも「娘はこの車が大好きで、これに乗らないと納得
しないから」と言って微笑んでくれます。

パースって親切な人だらけ?

総じて、買い物嫌いな息子も今日はちょっとご機嫌。

イースターエッグのチョコと不足している日用品や食料品
(出前一丁と乾燥そばを発見!)を買ってから最後は目的の冷凍納豆を購入。

めでたしめでたし。

それから家へ帰るために帰りのバスに乗り込んだら、女性らしき運転手。

山形でも女性のタクシードライバーをちょくちょくみかけますから
バスの運転手がいてもおかしくはないんですけれど、ちょっとびっくり。

乗り込んで席について、たまたまバックミラーに映る彼女をみると
ちょっと様子が・・

腕も毛深いしあごひげも・・
手もゴツゴツしているし・・・

「もしかして・・・じょ・そ・う(女装)?」

どうも栗色のロングヘアーはカツラ
白のタンクトップはピンクのリボンで縁取りされ、
スカートは真っ赤なプリーツ。

まるで女性テニスプレーヤーか、チアガールを意識したかのような
スタイル。

「オーストラリア ばんざ~い」

って、わたしにそのような趣味も嗜好もありませんが
公共バスの運転手がそのようなスタイルをしても誰も何も言わないって
すごいじゃありませんか!

(聞こえないようにコソコソ笑っていた人は2名わたしの後ろにいましたが・・
って、わたしに聞こえないところでほとんどの人が、笑ってた可能性もありますが。)

一様に制服を着せ、没個性を求める日本とは大違い。

(とは言うものの、その運転手がバス会社に女装の許可を求めたとも
考えられませんが・・・とりあえず)

「感動した!!!!!」

外国人や一風変わった趣味をもつ人にもとっても寛容な(と思われる)
オーストラリアの一面を垣間見た一日でありました。

初めてのブログ in Perth

2005年03月23日 11時59分31秒 | Web log
3月6日にパースにやってまいりました。

イギリス人の主人がこちらで仕事をみつけたので、家族(主人と2歳になる息子)
とともにこちらへきたのであります。

今のところホリデーハウスを借りながら、落ち着き先を探している最中なのですが、
毎日退屈しているので、ブログをはじめることにしました。

ガイドブックなどをみますとパースは「世界で一番美しい街」などと言われているようです。
わたしもその言葉に胸いっぱい期待を膨らませてこちらにきたわけですが。

今現在の印象を申し上げますと・・・

「秋だというのにすごく暑い!」

昨日の最高気温は37度、今日も予報では37度。
といっても、乾燥しているので日陰に入れば多少涼しさを感じますが。
でも出かける気持ちは失せますね・・結構風もふいてますが、今日は「熱風」と化してます。
世界一美しい街を十分に堪能するところまで達しておりません。

それでも一日家の中にいると気持ちがめいりそうになるので、紫外線対策をばっちり
してがんばって近くの公園に散歩にでかけたりしております。

パースでは、どの公園でも複数種の野鳥を見ることができます。

近くのヒルトンパークでみかけたのは

黒に白い模様の入ったカラスのような鳥
白くて首の内側がピンク色のオウム
黄緑に赤がまじったインコ

などです。(今度写真をアップする予定)

公園はよく整備されており、子供用の遊具も設置されててます。
昨日は市の職員か、委託業者かはわかりませんが、公園のベンチの整備
と歩道の掃除などしている作業員をみかけました。

夕方の公園は、犬を散歩しているひと、ボールゲームをしているグループ
などなどをよくみかけます。日本人であっても気軽に「Hello」と声をかけてくれたり
話かけたりしてくれて、気さくでフレンドリーな人ばかりです。

今日は、暑いので公園への散歩はあきらめて子供をバスに乗せて
近くのショッピングセンターへ遊びに行こうかなぁ。

子供の必需食「納豆」を手に入れなければ・・・ 





























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