TAFE(Technical and Further Education)での授業もあと残り一ヶ月少しとなりました。
あっという間でしたね。
アサインメント(課題)の提出も軌道に乗り始めて、気分的にもちょっと落ち着いてきました。
で、時の経過と共に、クラスメートという意識も少しずつ芽生え始めて、
今度一緒にご飯を食べにいく約束をしたり、たわいもない会話をするようになって
見えてきたことがあります。
1人は モンテネグロ出身、ディスレクシア(難読症)を持つ。18歳で両親が離婚。母親と共にオーストラリアへ。
1人は ADD
シングルマザーが4人。
シングルファーザーが1人。前妻は双極性障害(躁鬱病)で子育てができないので、彼が1人で育てている。
もう1人の男性は離婚経験者。子供は母親が面倒を見ている。
政情不安定な国から移民としてやってきて、仕事を見つけるのに苦労している人もいるし、
生活保護のようなものをもらっている人もいる。
ということで、何らかの苦労を背負いながら、頑張っている人たちです。
ふとしたときに ポツリ、ポツリと置かれた状況を話してくれるのですが、そのとき初めて
「 あぁ、そうだったのかぁ 」と思い、少しだけその人に近づけたような気持ちになります。
話変わって。
クラス全体のプロジェクトとして、オンラインのレシピブックを作成中なのですが、
そこでもまぁ、色々ありまして。一対一となると、本音が炸裂します。
クラスメートの悪口が主で 「あの人 好きじゃない」「あいつは身勝手だ」「何もしない」
「協力的でない」「フレンドリーじゃない」「誰とも仲良くしようとしない」「いつも反発する」
「あいつのおかげで話がまとまらない」など話すことが多く、それはそれで私は 「 うん、うん 」
と聞きます。
それじゃ話が先に進まないので、
私が 「 でも ○○は、かくかくしかじかの問題があって ××はできないけれど、△△はできるから、
○○ができそうな役割を与えれば、なんとかこなすんじゃないの?」と言ってみても、大抵の場合
「 あぁ、そうだね 」という同調よりも、「あいつはダメだ」という切り捨ての方向に行くんですね。
で、本人の前でも半分冗談のような、皮肉のような言い方で こき下ろしたりして、私としては
『 それはないんじゃないの? 』と思います。
でも、まぁ 所詮 人間ですしね。
で、講師の先生方の対応が興味深いのです。
批判せず、悲観的にならず、チャンスがあれば褒める。生徒を指摘しなければいけないときも、かならず
ユーモアで包む。そして 余計なことは言わず、黙って様子を見守る。
懐の深さ、広さのようなものを 感じるのでありました。
あっという間でしたね。
アサインメント(課題)の提出も軌道に乗り始めて、気分的にもちょっと落ち着いてきました。
で、時の経過と共に、クラスメートという意識も少しずつ芽生え始めて、
今度一緒にご飯を食べにいく約束をしたり、たわいもない会話をするようになって
見えてきたことがあります。
1人は モンテネグロ出身、ディスレクシア(難読症)を持つ。18歳で両親が離婚。母親と共にオーストラリアへ。
1人は ADD
シングルマザーが4人。
シングルファーザーが1人。前妻は双極性障害(躁鬱病)で子育てができないので、彼が1人で育てている。
もう1人の男性は離婚経験者。子供は母親が面倒を見ている。
政情不安定な国から移民としてやってきて、仕事を見つけるのに苦労している人もいるし、
生活保護のようなものをもらっている人もいる。
ということで、何らかの苦労を背負いながら、頑張っている人たちです。
ふとしたときに ポツリ、ポツリと置かれた状況を話してくれるのですが、そのとき初めて
「 あぁ、そうだったのかぁ 」と思い、少しだけその人に近づけたような気持ちになります。
話変わって。
クラス全体のプロジェクトとして、オンラインのレシピブックを作成中なのですが、
そこでもまぁ、色々ありまして。一対一となると、本音が炸裂します。
クラスメートの悪口が主で 「あの人 好きじゃない」「あいつは身勝手だ」「何もしない」
「協力的でない」「フレンドリーじゃない」「誰とも仲良くしようとしない」「いつも反発する」
「あいつのおかげで話がまとまらない」など話すことが多く、それはそれで私は 「 うん、うん 」
と聞きます。
それじゃ話が先に進まないので、
私が 「 でも ○○は、かくかくしかじかの問題があって ××はできないけれど、△△はできるから、
○○ができそうな役割を与えれば、なんとかこなすんじゃないの?」と言ってみても、大抵の場合
「 あぁ、そうだね 」という同調よりも、「あいつはダメだ」という切り捨ての方向に行くんですね。
で、本人の前でも半分冗談のような、皮肉のような言い方で こき下ろしたりして、私としては
『 それはないんじゃないの? 』と思います。
でも、まぁ 所詮 人間ですしね。
で、講師の先生方の対応が興味深いのです。
批判せず、悲観的にならず、チャンスがあれば褒める。生徒を指摘しなければいけないときも、かならず
ユーモアで包む。そして 余計なことは言わず、黙って様子を見守る。
懐の深さ、広さのようなものを 感じるのでありました。