さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

もらうだけじゃなく、与えるためのクリスマス

2010年11月28日 19時49分39秒 | Web log
早いもので、もうすぐ12月です。
一年が終わろうとしています。

オーストラリアでは、一年の終わりが学校の年度末でもありまして
いろんな行事が目白押し。

そしてクリスマスへと突入します。

ので、このごろはクリスマスショッピングで週末のショッピング・センターは
殺人的な忙しさ。

一応キリスト教の国ですので、クリスマスは大きなイベントです。
キリスト教徒じゃなくても、家族が集まってパーティを開き、
プレゼントを交換します。

みんな「クリスマスは本当に大変」と言いながらも、
やっぱり楽しくすごすのであります。

家族がいない私たちにとっては、ちょっと寂しい時期でも
あるのですが、ま、家族がいないならいないなりに
楽しむのです。

クリスマスはプレゼント交換の時期でもありますが、
困った人、貧しい人のために、ショッピングセンターが
「プレゼントをもらえない貧しい人たちのために」
と言って、匿名でプレゼントを受け付けます。

そして赤十字や、キリスト教系の慈善団体が受け付けたプレゼントを
貧しい人のところに持って行くのです。

ベンジャミンが通っているKindyでも、親が募金をし、先生が準備した
プレゼントを子どもたちがショッピングセンターのプレゼントの受付場所に
持って行くという課外活動があります。

小さいときからそういうことを実践させて、クリスマスはプレゼントを
もらうだけでなく、クリスマスは貧しい誰かのために自分が何かをする
という意識を持たせ、実体験させるというのはすばらしいことだなぁと
思います。

オーストラリアの嫌なところを訴えがちですが、こういうところは
素晴らしいなと思います。





空手のグレーディング(昇級前試験)

2010年11月26日 16時23分07秒 | Web log
早いもので、前回のグレーディングから半年。
空手を始めて一年が経ちました。

今回の試験は、昇級審査。

昇級試験を受けるのに十分なスキルを身につけているかどうかを
確認するもの。

これで3度目なので、多少は慣れてきたものの
それでも緊張しますね。

当日、口角炎になっていました。

ノミの心臓の私。

こういう状況はだめです。

緊張しちゃうんですね。

ま、スポーツ全般が苦手というのもこういうことから来ているんだろうと
思います。

特に、評価、判断されるのが
プレッシャーになるんですよね。

グループ競技で、失敗なんかしたものなら、
かなり落ち込んでしまいます。

だから嫌いなんですよ、スポーツ。

でも、空手は個人競技なので、多少は楽ですが、
それでも人前で演技したりしなければいけないので
完璧に覚えようとするから、プレッシャーになるんでしょうね。

ま、いいか。

で、数日前からテストに出されると思われる型をあれこれと復習し、
覚えこみ、イメージトレーニングをして、望みました。

ひとつだけ、覚え切れなかった型の演技で失敗しましたけれど、
なんとかこなして終了。

12月中旬に行われる本試験にむけて、また頑張らないと。

こんな私も続ければなんとかなるだろう、ということを
信じて頑張ります。

ジョナサンには黒帯獲得まで、なんとか続けてほしいです。

わたしもできるだけ頑張りますです。




犬が大好き

2010年11月25日 14時50分27秒 | Web log
この前、お昼を食べにショッピングセンターに行ったとき。
おすしが大好きなジョナサン、サーモンのおすしを買いました。

わたしは、カレーの匂いに誘われ、インドカレーのお店で
どのカレーを注文するか、迷っていたとき。

店先にある犬の募金箱をジョナサン発見。

Feed me ! というタイトルで、迷い犬か何かに餌をあげるための
募金箱でした。

それを見つけるや否や、ジョナサン

Mum, can I have some money for the dog ?

と私にお金を懇願。

募金には積極的にお金を出す私たちなので、もちろんOK。

ジョナサン、どうもその犬に同情したらしく、なんだか涙声。

「大きくなって、お金持ちになったら、その犬にちょっとだけお金をあげるんだ!」

「ちょっとだけ???」と問い返すと

「ん? 半分」

「(心の中で)それは大げさだろう。」

そして、そんなに犬が好きなら、将来は警察犬でも、救助犬でも何でもいいので
犬の訓練士にでもなったらいいのでは?と話したら

YES! でも、警察犬は嫌だ。(事件に巻き込まれるのが怖いそうです)
警察では働きたくない。

と言ってました。(その辺がジョナサンらしいです(笑))

ジョナサンは犬が大好きで、犬がいたら友達はいらないというほどです。
(それはちょっと大げさな表現だと思いますが)

犬が飼えるなら、世界中のどこにでも行くそうです。

オーストラリアにいたら「家が高すぎて買えない=借家暮らしを続けなければいけない=犬が飼えない」 

ということになるのですが「だったら別にオーストラリアに住まなくてもいい」と言います。


ジョナサン、そんなに犬が好きなのね。


借家暮らしを余儀なくされているので、今のところ犬は飼えませんが、捨て犬を保護している
ボランティア団体があるので、近々ボランティアの仕事でも体験させてあげたいなぁと思っています。

支払い完了

2010年11月24日 13時04分15秒 | Web log
今朝、マイクがトヨタのディーラーに行ってきまして。

$1700から不必要とみなされた作業についての費用を差し引いた金額
$990を支払ってきました。

で、明日にでもRAV4を引き取って、今回の戦いは終了。

他の業者にエンジンのオーバーホールをお願いすることに
しました。

この経験を通じて、色々なことを学んだので
良しとしましょう。

学んだといえばですが

この前、緊急に学校に行かなければいけない用事があって
車を出そうとしているときに、電気工事のお兄さんがやってきた。

で、待っててくださいと行ったら

家に入って作業してもいいかな?

と言われたので、一抹の不安がよぎったものの

大丈夫だろうと思って、彼を家にいれて、10分ほどで家に帰ってきました。

借りている家の、電気関係の問題で不動産に修理のお願いをしていたので
彼は見積もりのために、現場チェックにきたのでした。

家に戻ったら、その人はチェックを終えて、車の中で待ってました。

しばらくして

マイクが勤続○年のご褒美として会社からもらった
双眼鏡が無くなっていることに気がついた。

や・ら・れ・た

人は疑ってかからないといけないのだということを
でないとこちらが痛い目に遭うということを

わかっちゃいたのだけれど

ついつい、信用してしまったばかりに。

とほほ

自分のあほさ加減に、かなり落ち込みました。

悲しいけれども、人は簡単に信用しちゃいけないということなんですね。

あ~ぁ







払うお金は同じだけれど・・・

2010年11月23日 12時57分51秒 | Web log
「ディーラー責任で、$4500~$5000でエンジンを元通りに
修理してもらいたい。」というのが私たちの希望。

しかし、あちらは$9500から一歩も譲らない。

最終的にはスラッジ除去および部品交換費用として請求されている
$1700から、Customer Protection のオフィサーが「最初から無駄だった」
とみなした作業に対する費用を差し引いた金額だけディーラに払って、
あとは他の業者にエンジンの修理をお願いすることになります。

今、そこに集中してオフィサーが圧力をかけています。

そして、戦いはこれで終わり。

マイクもこれ以上、戦い続けても払うお金が同じならば、実質的に
意味がないと申しています。

裁判に持っていったら、余計な時間とお金がかかります。

ならば、さっさと手を打って、最低限払うものを払って、Move on 
するしかないというのも分かります。

でも~

私としては「筋が通らないじゃないか!!!!!」と思う気持ちで一杯ですが。

結局、勝つ見込みがあったとしても、裁判にもっていき余計な費用を払う
ことが妥当なのか??というと。

悔しいですけれど、答えはノーですね。

ま、仕方がないとして諦めるしかないということなんでしょう。

でも最後の最後、諦める前にひとつ残されたことが。

10月末、このブログを通して、匿名で見ず知らずの人からあることを教えてもらいまして。

ある手段にでることににしました。

(違法なことでも、ディーラーへの嫌がらせでもなんでもないです)

それをやり遂げ、わたしの気もある程度収まりました。

わたしができることは全てやりました。

あとは、結果を待つばかり。

匿名で教えていただいたことについて、砂漠でオアシスを見つけたような慰めを頂きました。

日本のどこかで、わたしの悔しい気持ちに理解と同情を示してくださって
アドバイスをくれた方には心から感謝しています。

また多くの同情と理解を示して応援してくださった周りの友人そして、
ブログを読んでくださった皆さんには心から感謝しています。

世の中は厳しく、戦わなければいけないときは戦わなければいけないのだなぁと
当たり前のことをこのたび改めて痛感しました。

でも、誰かがどこかで応援してくれていると知っただけでも、ありがたいこと
なんだなと思いました。

クリスマス前にはなんとかRAV4を復活させたいと願っています。


トヨタ・ディーラーとの件、その後

2010年11月21日 09時08分33秒 | Web log
事故発生後、もうすぐ2ヶ月が経とうとしています。

前もお話しましたが、「代車を返却しないと警察に訴える」と連絡が来まして、
納得いかないので私が直接担当の人に会って訴えましたが、
「スラッジによるエンジンの破損は、持ち主の責任。なので、修理をしないなら、
代車を返してもらいたい。でなければ、警察に言うしかない。」の一点張り。

で、「ちゃんと技術的な証拠を伴って、何が原因で、どんな経緯で
破損したのか説明してくれないと納得いかないです。」と言ったのですが

「写真みればわかるでしょ」
「エンジンが汚れていたから」

「だから、こっちはスラッジの除去作業をお願いいたんでしょ?
その作業で壊れるって納得いかないでしょ?」

とまぁ、こういう感じです。

ま、あちらは非を認めていないし、私たちには私たちの理屈があって
あちらにはあちらの理屈がありますから。平行線です。
警察まで絡んできたら、ややこしくなるばっかりですし。

くやしいけど、代車は返却。
レンタカーを借りて、安い車を買うことに。

で、やっと Customer Protection の自動車問題を扱う調査官と連絡がとれまして。

こちらが提出した書類を読み、そして彼がディーラーへ行き、調査。

で、結果は以下の通り。

「エンジンは実際、かなり汚れていた。10万キロでこんな状態になるというのは
理解しがたい。どこかで誰かがリサイクルのエンジンオイルを入れたとしか
考えれない。

しかしながら、エンジンを最初に目視した時点でこのエンジンに手をつけることが
妥当かどうかは、ディーラーは判断できたはず。にも関わらず、所有者に別の方法を
提示するでもなく、相談もなく、スラッジ除去と部品の交換など
実質的に「無駄」な作業をしたのはディーラーの責任。

よって、それらにかかった費用を請求するのは不当である。

また、エンジンの修理についての見積もりとして、9500ドルは不当に高い値段である。

(他社に見積もりをお願いしたら、中古のエンジンへの入れ替えをするにしても
オーバーホールをするにしても、4500~5000ドルで修理可能ということなので)」

ということで、再度見積もりしなおすように、できればこちらが譲歩案として提示している
4500ドル~5000ドル以内に収めて、エンジンの修理を行うようにと指導してくれました。

が、ディーラーは無視状態。

調査官の言うことすら聞き入れようとしない状態が続きました。

Customer Protectionという組織は、強制執行力がないので、これでだめなら裁判に。

でも、裁判に持っていくと余計な時間と費用がかかってしまいます。

ということで、諦めるしかないのか????

<続く>







指が曲がって動かせないのに痴漢?!痴漢冤罪被害者 小林さんのお話

2010年11月19日 18時50分35秒 | Web log
先日、いわぢろうのつぶやきというブログのことを書きましたが、
今、いわぢろうさんが追いかけているのが、小林卓之さんの痴漢冤罪事件です。

わたしも読ませていただきました。

日本国内ではテレビでも紹介されているらしいので、ご存知のかたも
多いのではないかと思います。

小林さんは、膠原病による強皮症を患っておられ、事件当時62歳でした。
事件の7年前に発病、病気のために指が曲がって動かせないにも関わらず、
女性の下着に手をいれ、膣の中に指をいれたということで逮捕。

目撃者の証言と当時の小林さんの服装、背格好等々の条件がまったく
一致しないにも関わらず、捕まりました。

一貫して容疑を否認。

にもかかわらず、1審、2審でも有罪、そして最高裁で控訴棄却。

小林さんは、病気のために週に3回点滴、血管を広げるための静脈注射が
必要なのですが、そういう医療行為も十分にうけることもないまま、
今、静岡の刑務所で刑に服しています。

判決文を読んでいないので、わかりませんが息子さんのコメントに
「犯人が誰であったかを確実に特定できる証拠はないが、捕まったのだから有罪」
という内容だったとありました。

小林さんは痴漢行為を行っていないから、否認をするのは当たり前なのですが
否認する=反省していないという解釈をされ、実刑になる可能性が高いのだとか。

納得いきませんね。

とにかく、一時どこに収容されているかわからなかった小林さん、
静岡にいることが判明したということですので、励ましのお手紙を書こうと
思っています。

静岡刑務所 
住所・静岡市葵区東千代田3-1-1

1人でも多くの人にこの事件を注目してくださることを願って止みません。

で、いろいろ調べたのですが、国民救援会という組織があるんですねぇ。
冤罪被害者の援助とかいろいろやっていることを知りました。

で、わたしが先日「独立した警察の監視機関の設置を」という記事を書きました
がそういうことも既に政府に訴えているんですねぇ。

すばらしい。

やっぱり1人の力ではだめだけれど、組織化して力を合わせていくのが
効果的だし、大事なんじゃないかなぁと思いました。

それにしても国民救援会には47000人の会員がいるということです。

例えば、その全員に署名をお願いし、47000人の一人ひとりが10人の署名を
集めたら47万人分の署名があつまることになりますね。

それを総理大臣とか法務大臣とかに提出しても、動かないんでしょうかね。

47万人と言う数が世論として大きいのか小さいのか、私には全く理解できません。

ま、しかしながら、そういう組織があるというのはすばらしいと思いました。

小林さんのことも、署名とかしたらどうなんだろう?と思いましたが
きっとこういうことは、そういう組織を通じて行うのが一番効果的なんだと
思いました。

小林さんの事件も、国民救援会は支援しているそうです。

遠く離れた場所から、わたしができることをやっていきたいと思います。

ブログをお読みの皆様も、よろしくお願いします。

義理のお姉さん夫婦がイギリスからやってきた

2010年11月16日 22時04分25秒 | Web log
先週の月曜日、イギリスからマイクのお姉さん夫婦がやってきました。

3年半ぶりの再会。

お互い老けましたなぁ・・・(笑)

ということで、忙しい日々を送っておりました。

その間、いろいろ考えたこともありまして。

ぼちぼち更新したいと思っています。

車の件も、ちょっとだけ進展。

でも、勝利とは言い難い。

世の中、不公平よね(泣)

でも、もうちょっと続けてみます。

腐らず、やれることをやるだけ。

最近、面白いブログをみつけました。

いわぢろうジャーナルというサイトの中の

http://www.iwajilow.com/

いわぢろうのつぶやきという名のブログ。

考えさせられる記事、満載です。

係争中の冤罪問題とか、インドのウラニウム汚染とか、

無視したり、無関心でいてはいけないと考えさせられることばかりです。

2ch管理人のひろゆき氏のブログに取り上げられていました。

罪がないと思われる人が、無実の罪を着せられて不当な扱いを受けている
というのは、本当にむごいことだなぁと思います。

信じられないことです。

先日亡くなった、黒木昭雄氏が命を懸けて追求し続けた事件も加えて、
「知りませんでした」では済まされないことが、横行していると思うと、
私に何かできるんだろう~と思う私であります。

できることを少しづつでもやっていかないと。

黒木さんが亡くなってすぐ、検察在り方検討会議のメンバーが選ばれたというニュースを見かけまして
取調べの可視化というのが取り組まれようとしている動きはあるようですけれど。

で、色々調べたんですけれども、取調べの可視化について、一生懸命働きかけているのが
小沢一郎氏と鈴木宗男氏らしいです。

2人ともダークなイメージが強く、これもメディアに洗脳された結果なのか?

と思い、自分の無知さにびっくりしました。

調べないといけないですけれども・・・







ウィキリークス創設者 ジュリアン・アサンジ

2010年11月05日 10時04分39秒 | Web log
ウィキ・リークスとは、非営利団体で、国際的な内部告発サイト。
それを創設した1人、オーストラリア人のジュリアン・アサンジ。

TED Ideas worth spreading という番組で ジュリアン・アサンジ 「なぜ世界にWikiLeaksが必要なのか」で
インタビューを 受けています。翻訳付なので、興味のあるかたは是非。

http://www.ted.com/talks/lang/jpn/julian_assange_why_the_world_needs_wikileaks.html

インタビュー内容で気にかかったコメントは

「どんな情報が世界に重要で改革を達成させるのかという問いがありますね。様々な情報がありますが、
組織が金をかけてまで情報を隠そうとしているというのは、その情報を世に出せば社会的利益があるという、
よい目印になるのです。なにしろ情報を熟知している企業が必死に隠そうとしているわけですから。
それが私達が活動する中で学んだことです。ジャーナリズムは歴史的にそういうものなのです。」

「中心的な価値観は…有能で親切な人間は犠牲者を生み出すのではなく犠牲者を助ける、ということです。
これは父をはじめ、私が人生で出会った有能で親切な人たちから学んだことです。」

「【インタビュアー】社会はどうなっていくと思いますか? 巨大な権力による監視が強くなっていくような社会になると思いますか? それとも我々が権力を監視するような社会になると思いますか? あるいは可能性は五分五分でしょうか?

【ジュリアン】どちらに転ぶかは分かりません。言論の自由や透明性を巡って大きな力が世界中で働いています。
EU諸国の間や、中国とアメリカの間でです。どちらに転がるのでしょう? 予想は難しいです。
だからこそ現在は面白い時なのです。ほんのちょっとした努力で、どちらに押しやることもできるのですから。」

このジュリアン、今年の8月、スウェーデン当局から強姦容疑で指名手配を出されました。

後で撤回されたようですが。

世界中の権力を敵に回して戦っているジュリアン・アサンジ。

インタビューの中でも触れられていますが

一体、彼は

「大切な光をもたらすヒーローか?」

それとも

「単なるトラブルメーカーか?」

さて、彼の活動が支えられているのも、表に出てこない一市民の、良心によって突き動かされた
内部告発者による情報提供が活動の源になっていると思うと、彼の功績は多くの匿名の良心に支えられているんだ
と言えます。

世の中、悪ばっかりじゃないんだと思うと、救われますね。

でも、ジュリアンの命が心配です。

命がけの仕事。

インタビューアーが最後に言います。

Be careful and all power to you !!!

この最後の言葉、ぐっときます。

インタビュアー、そして多くの観客が彼の仕事がどんなに危険をはらんでいるかを感じています。

そして、全ての力をあなたに!と任務を遂行するのに必要な力(国家、企業など巨大権力に対抗するための)
が全てあなたに注がれますようにと祈念しています。

いい言葉です。

ところで、全く関係ありませんが、日本が「ガラパゴス」と言われてしまうのは、その閉鎖性と
言葉による障害かと思うんですね。

日本から何かを告発したいと誰かが思っても、そこに「言葉」という障害がまず先に来る。

こうやって英語圏で、あっという間に広がる活動も、日本は取り残されてしまうのでしょうか?

証拠となる文書、映像等が、英語でない場合、どのように処理するんでしょう。

非英語圏からの情報はどのように処理しているんでしょうかね?

気になるところです。

独立した警察監視機関の設置を!!

2010年11月03日 20時03分26秒 | Web log
黒木昭雄氏が亡くなった件、他殺説で騒がれているようです。

わたしもニュースを知ったときは、すぐにそう思いました。

他殺だ
陰謀だ
見せ掛けだ
警察は腐ってるなどなど

ここで警察に対する不満が一気に爆発しているような気さえします。
黒木氏が戦っていた相手が警察という国家権力だったので、このような騒ぎが
起きているとも思えます。

反面、日本の警察の全てが悪いわけではないと信じたい。
でも、どこか歪みがありそう。

で、わたしが不思議に思ったことは

「警察を監視する独立した組織は日本にないのか?海外にはあるのか?」

ということです。

黒木氏が戦ってきた相手は、個人が戦うには大きすぎたような気がします。

車の件でも痛烈に思いましたが、個人の力は小さいです。
わたしが何をしても、相手が無視したら前に進みませんから。

で、弱い個人と企業の間にたって話をつけてくれる、公正かつ、ある程度の力をもつ
誰かの力が必要なのでありまして。

それが政府に属する Customer Protection だったわけですけれど。

で、黒木氏が追いかけていた件を見ても、警察と国民の間に立って、権力をもつ警察の動き、
捜査の透明度、公正度を監視、独自調査する独立した機関が絶対に必要だと思うんです。

冤罪被害者やその家族が孤軍奮闘しても、戦う相手が大きすぎるし、
警察というのは、容疑者を犯人とジャッジする機関ですから、その判定に異議申し立てし、
個人の力でそれを覆すにはかなりの労力が必要かと思います。

弁護士に言えばいいじゃないかという人もいるかもしれませんが、

問題は費用なんじゃないかと思います。結局、お金で泣き寝入りすることが
多いような気がします。

ということで、警察の捜査に関するあらゆる苦情を監査、調査する独立した第三者機関の
設置が求められるのでは。

それはまた国民にとってだけでなく、警察組織そのものの信頼を回復するという意味でも
大切かと思います。

いまや、多くの国民は警察を信用していませんから。

警視庁内部に監査機関があるようですが、内部だとしたらあまり役に立ちませんよね。
身内が身内を公平に調査するのは難しいと思います。

外部の独立した組織でないと。

調べましたら、Independent Police Complaints Commission(IPCC)という名称で、
2002年にイギリスで設立され、今は欧米の国々(ドイツ、アメリカ、カナダ、ベルギー、
オーストリア等)へ広がりつつあるそうです。

日本にも絶対こういう組織が必要じゃないんでしょうか?

黒木氏の遺志を引き継いでいくためにも、このような組織を設立することに
エネルギーを注入したほうが、故人の魂も浮かばれると思います。

どこに働きかければいいんでしょうね?

国会議員ですか?

メディアですか?メディアなら、黒木氏が追いかけていた事件をとりあげた
ザ・スクープの鳥越俊太郎氏ですか?

総理大臣?

元弁護士の大阪橋本知事? いつか国政にでることを期待して。

とにかくなんとかしなくっちゃ。あちこちに手紙を書こう。

日本を守るのは、国民の仕事ですから。

って、わたしはオーストラリアに住んでるんですけれども・・・

署名

<script src="http://www.shomei.tv/project/blog_parts.php?pid=1655&amp;encoding=euc"></script>