‘06/05/18の新聞記事から
民団・総連が和解
北朝鮮の危機感反映
韓国側分析「包括支援を期待」
【ソウル17日近藤浩】在日本大韓民国民団(民団)と在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が17日、歴史的な和解を遂げたことについて、韓国内では、北朝鮮本国を含む朝鮮総連側の事情が大きく作用したとの分析が主流となっている。
金正日総書記の意向も働いたとの見方もある。
潘基文外交通商相は同日、両組織のトップ会談について「互いに理解し、協力していけるいい雰囲気が醸成されることを期待している」と歓迎した。
一方、民団の河丙団長は韓国YTNテレビとのインタビューで「韓国政府の支援はなかった」と、韓国政府は関与しなかったことを示唆した。
今回の和解は、北朝鮮に対して融和政策をとる韓国政府にもメリットはあるが、むしろ弱体化する朝鮮総連や金正日政権の危機感が強く働いたとの見方が強い。
民団・総連が和解
北朝鮮の危機感反映
韓国側分析「包括支援を期待」
【ソウル17日近藤浩】在日本大韓民国民団(民団)と在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が17日、歴史的な和解を遂げたことについて、韓国内では、北朝鮮本国を含む朝鮮総連側の事情が大きく作用したとの分析が主流となっている。
金正日総書記の意向も働いたとの見方もある。
潘基文外交通商相は同日、両組織のトップ会談について「互いに理解し、協力していけるいい雰囲気が醸成されることを期待している」と歓迎した。
一方、民団の河丙団長は韓国YTNテレビとのインタビューで「韓国政府の支援はなかった」と、韓国政府は関与しなかったことを示唆した。
今回の和解は、北朝鮮に対して融和政策をとる韓国政府にもメリットはあるが、むしろ弱体化する朝鮮総連や金正日政権の危機感が強く働いたとの見方が強い。