’07/11/16の朝刊記事から
スペインとの関係見直しに言及
「黙れ」発言に黙ってられぬ ベネズエラ大統領
【メキシコ市14日共同】ロイター通信によると、南米ベネズエラのチャベス大統領は14日、チリ・サンティアゴでのイベロアメリカ首脳会議でスペイン国王フアン・カルロス一世から「黙れ」と一喝されたことをめぐり、スペインとの外交・通商関係を見直す考えがあると警告した。
大統領は会議の後、スペイン国王に謝罪を要求。
14日には地元テレビ局に対し「現在、スペインとの政治、外交、経済的な結び付きについて検証している。スペインの会社は(ベネズエラで)どのような商売をしているかを示さなくてはならない」と述べ、スペイン系企業への何らかの制裁の可能性も示唆した。
10日の首脳会議では、イラク戦争参戦を決めたアスナール前スペイン首相を強い口調で非難し続けたチャベス大統領に対し、国王が「黙れ」と一喝した。