’08/08/16の朝刊記事から
56民族代表も「偽装」だった
【北京15日共同】8日の北京五輪開会式のアトラクションで、「中国の56民族を代表する」と紹介された子供の多くは、実際には各少数民族の衣装を着ていただけの漢民族だったことが分かった。
北京五輪組織委員会が15日の記者会見で認めた。
開会式当日に配布された資料には、子供たちは「中国の56民族からの56人」と明記されている。
子供たちは開会式で中国国旗を持って行進した。
記者会見で、同組織の王偉執行副会長は「イベントなどではよくあること。たいしたことではない」と話した。
開会式をめぐっては、世界中に放映された、花火による”巨人”の足形が合成映像だったことや、革命歌曲を歌った少女の歌声が別人のものだったことも判明している。