備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

間に合うのか・・・地デジ

2010-06-09 22:03:15 | 政治


'07/08/03の朝刊記事から

間に合うのか・・・地デジ
アナログ放送 4年後終了


総務省が地上放送の完全デジタル化に向けた対策を打ち出した。
50年以上続く今のアナログ放送が約4年後の2011年7月に終了して03年から始まっているデジタル放送に完全移行、“国民の娯楽”は大きな節目を迎える。
だが、デジタルテレビの普及率はまだ低い。
国民生活に大きな影響を与えるだけに、円滑な移行にはいくつものハードルを越える必要があり、行政などの責任は重い。

受信機普及まだ2割
 買い替え時 大量廃棄問題

「(今のデジタルテレビの普及ペースでは)個人的には到底間に合わないと思う」。
同省内で2日に開かれたマルチメディア関係の懇談会に出席したある業界関係者は、11年7月の時期を先延ばしする必要があるのではと疑問を呈した。

電子情報技術産業協会がまとめた今年5月末のデジタル対応受信機の累積出荷台数は2223万台で、1億台超あるといわれる日本のテレビの2割程度の普及率。

来年の北京五輪や10年のワールドカップ(W杯)サッカーなどスポーツ国際イベントで「一気に普及する」(電機メーカー)との思惑もあるが、1億台超がすべてデジタル対応になるには、11年7月までの約4年間に年間約2000万台のハイペースが必要となる。

受信機が普及せず、アナログ放送を終了すればテレビを視聴できない家庭が出る虞があるが、電波の有効利用からデジタル化の旗を振る総務省は「期限の延期はない」と主張。
だが、日本より早い時期の完全デジタル化を打ち出した米国でも受信機の普及の遅れから延期した経緯がある。


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