備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

ロ元情報員毒殺 KGB元職員 容疑者と断定

2009-08-10 22:22:50 | 海外

Kodak DC4800

'07/05/231の朝刊記事から

ロ元情報員毒殺 KGB元職員 容疑者と断定
英検察、殺人罪で起訴へ


【ロンドン22日高田昌幸】英に亡命中だったロシアの元情報機関員アレクサンドル・リトビネンコ氏が昨年11月にロンドンで放射性物質ポロニウム210を盛られ暗殺された事件で、英検察当局は22日、ロシア人実業家のアンドレイ・ルゴボイ旧ソ連国家保安委員会(KGB)元職員を容疑者と断定し、殺人罪で起訴すると発表した。
検察当局は外交ルートを通じ、早期の身柄引き渡しを求めるが、ロシア側は要請に応じない姿勢を示している。

英検察当局は犯行の態様などは明らかにしていないものの、ケン・マクドナルド検事総長は会見で「これまでの捜査で訴追に十分な証拠が揃った」と強調した。

リトビネンコ氏はロシア連邦保安局(FSB,前身はKGB)の元中佐で、昨年11月1日にロンドンでルゴボイ元職員と面談。
リトビネンコ氏はその直後に体調を崩し、同23日に死亡した。
ルゴボイ元職員は事件への関与を否定しているが、元職員の身体や立ち寄った先からはポロニウム210が検出されている。

英外務省はロシア側に「全面的な協力」を要請したが、身柄引き渡しが実現する可能性はなく、英ロ関係の悪化は避けられない見通しだ。

リトビネンコ氏は2000年に英へ政治亡命。
その後、プーチン・ロシア大統領の強権政治を強く批判していた。


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