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備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

080409 プーチン氏就任につき ご遠慮を

2013-11-20 21:56:48 | ロシア
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’08/04/09の朝刊記事から

プーチン氏就任につき ご遠慮を ロシア首相府
記者立ち入り大幅制限


【モスクワ8日加藤雅毅】ロシア首相府は7日から、建物内への記者立ち入りを大幅に制限した。
プーチン大統領の首相就任を5月に控え、重要施策の決定に首相府がかかわることが増えるとみて、機密保持を図るのが狙いのようだ。

従来、事前登録済のロシア主要メディア記者は午前9時から午後6時まで、首相府に自由に出入りできた。
首相執務室がある5階以外は、移動も原則自由だった。

7日からは、閣議など重要な会談の取材で記者が入る際には毎回、登録が必要となり、建物内の移動も全域で規制された。

首相府の取材についてはズプコフ首相が昨年10月、それまでモニターで記者に公開していた閣議を冒頭撮影だけに制限していた。
今回はそれに続く措置。



080403 ロシア、MD計画容認

2013-10-06 19:50:01 | ロシア
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’08/04/03の朝刊記事から

ロシア、MD計画容認
合意目指し6日首脳会談 米の譲歩案評価


【モスクワ2日加藤雅毅】ロシア政府は、米国の東欧へのミサイル防衛(MD)施設配備計画について、受け入れる方向で最終調整に入った。
ロシアは同計画に強く反発していたが、米国の譲歩案を評価、プーチン大統領在任中に両国関係改善の道筋をつけることが妥当と判断したもようだ。
6日にロシア南部ソチで行われる米ロ首脳会談での基本合意を目指す。

米国の計画では、イランなどからのミサイル攻撃に対する脅威を名目に、チェコにレーダー基地、ポーランドに迎撃ミサイル最大10基を配備する。
ロシア側は「ロシアを標的にしている」などと強く反発していた。

米国は譲歩案として、①施設へのロシアの査察受け入れ②ロシアが提案していた旧ソ連のアゼルバイジャンにあるレーダーの共同利用に同意―などの信頼醸成措置を、3月中旬の両国の外務・国防担当閣僚会合「2プラス2」で提示。
ロシア側は「重要で有益な提案」(ラブロフ外相)として、検討を続けていた。




080330 密造、代用酒で昨年16人死亡

2013-08-21 19:17:51 | ロシア
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Kodak DC4800

’08/03/30の朝刊記事から

密造、代用酒で昨年16人死亡

【ユジノサハリンスク29日津野慶】所得格差の拡大が進むロシア・サハリン州で2007年、密造酒や代用酒を飲んで亡くなった人が16人に達した。
州政府は、密造酒の取り締まりを強化する方針だ。

サハリン国家消費監督局によると、当局の認証がない酒類による死者の内訳は偽造ウオツカなど成分不明の酒類を飲んだ人が8人、工業用アルコールなど代用品を飲んだ人が7人、香水を飲んだ人が1人だった。

こうした違法酒類は州内に広く流通。
昨年、州政府が小売業者178社を検査したところ、3分の1を超す65社が違反製品を売っていた。



080313 「反プーチン」にロシア強硬姿勢

2013-04-25 20:12:41 | ロシア
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’08/03/13の朝刊記事から/font

「反プーチン」にロシア強硬姿勢
次期大統領 問われる対応


【モスクワ12日加藤雅毅】ロシアのプーチン政権が、メドベージェフ第一副首相が当選した大統領選後も、「反プーチン派」に対して、拘束などの強硬姿勢を続けている。反対を力で封じ込める手法は、欧米からの批判が強く、反政権勢力への対応は、リベラル派とされるメドベージェフ氏の試金石となりそうだ。

リベラル系野党「ヤブロコ」のサンクトペテルブルク支部代表は大統領選翌日の3日、酔って警察官を殴ったとして、拘束された。同代表は選挙に不正があったとテレビで告発し、4月には野党勢力の大規模な会議を企画しており、こうした活動が拘束の一因との見方もある。同じ3日、モスクワでも選挙に抗議する集会を開こうとした野党連合勢力の支持者ら約120人が拘束された。

一方、プーチン大統領は8日、政権と対立して脱税などの罪で服役中の石油会社ユコスのホドルコフスキー元社長について、「恩赦は大統領権限だ」と述べた。コメルサント紙は、元社長の恩赦を望まないプーチン氏が、次期大統領のメドベージェフ氏を牽制したとみている。当局による携帯電話の盗聴手続きが簡素化されたことも併せ、政権に距離を置くロシア週刊誌は、一連の動きを、「政権内の強硬派が、欧米で宣伝されているメドベージェフ氏のリベラル神話を壊すことに全力を尽くしている」と報じた。




030304 ロ大統領選 得票率7割超す

2013-03-17 19:56:28 | ロシア
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’08/03/04の朝刊記事から

ロ大統領選 得票率7割超す
メドベージェフ氏 双頭体制に弾み


【モスクワ3日加藤雅毅】ロシア中央選管は3日、ロシア大統領選の開票作業をほぼ終了した。開票率99.73%の段階で、メドベージェフ第一副首相の得票率は70.24%となり、前回2004年大統領選でのプーチン大統領の得票率71.31%にほぼ匹敵する水準を確保した。投票率は69.65%で、前回の64.39%を上回った。

高い投票率に加え、7割の表を獲得したことで、次期大統領のメドベージェフ、首相に就任する予定のプーチン両氏の双頭体制への移行に弾みがついた格好だ。

ただ、前回選挙でのプーチン氏の得票率にわずかに及ばなかったことについては、同氏を支えている治安機関などによる「数字操作」との憶測もある。

また、選挙戦を通じて、大統領府の影響力が強い国営テレビが連日、公務をこなすメドベージェフ氏の動静を手厚く報じ、他の3候補との扱いに大きな差があった。民主派で反プーチンのカシヤノフ元首相の立候補が認められなかったことや、欧州からの選挙監視団受け入れが大幅に制限されたことについて、野党や欧州諸国から批判も出ている。