毎日が幸せでありますように。

わたしの家族について。小さな幸せを忘れないように。
~お空へ還っていった赤ちゃんと、その後生まれてきてくれた息子~

出産・入院の記録(その8) 息子の入院生活。

2013-05-09 14:29:26 | 誕生・入院から退院まで
産まれたその日に、わたしと息子はそれぞれ別の病院に入院。
夫と3人それぞればらばらの生活だったけど、みんなそれぞれがんばった。
そんな息子のがんばった記録です。


■4月14日(日)出産当日・入院1日目。

9時半過ぎに陣痛から4時間のスピードで元気に産まれてきてくれました。
出産当日は、看護師さんが新生児室で息子のことをお世話してくれてたんだけど、
16時のオムツ替えまでなんともなかった息子に異変が。

18時過ぎのオムツ替えを担当していた看護師さんが、わたしの病室に来て
その後、わたしの両親を病院に呼んで、先生に状況の説明をしていただいた。

最終的に、息子はNICUのある病院に救急車で緊急搬送。

その後、搬送先の病院の先生に診察してもらい、
息子は鼠径ヘルニアであることがわかった。

緊急で手術の必要はないけど、ひとまずは経過を見て判断するとのことで、
息子はそのままNICUに入院することになりました。


■4月15日(月)入院2日目。

緊急搬送された息子は、先生の診察を受けてから絶飲絶食。
点滴の生活がはじまりました。

お昼過ぎに夫が面会に行ってくれたときに、
先生から、「手術をしたほうがよい。」と話をされ、
なぜ手術が必要になったか、鼠径ヘルニアとは、手術の内容について
説明を聞いてきてくれた。

息子は機器につながれた管にたくさんつながれてたけど、
写真で見る限りは元気そうだった。


■4月16日(火)入院3日目。

息子に何か異変があったり、緊急手術が必要となったら連絡をもらうことになっていたけど、
この日は何も連絡がなかったから、息子もきっと元気に過ごしてたんじゃないかな?


■4月17日(水)入院4日目。

午後に手術。
夫が病院に立ち会いに行ってくれた。

夕方過ぎに無事手術は成功。
「はじめての手術、よくがんばった。」ってほめてあげたい。

手術内容を図解して、先生から説明を聞いてきてくれた夫から話を聞くも、
専門家ではないので、とても複雑で理解不能。。。

ひとまず、今回見つかった鼠径ヘルニアの手術は成功したので一安心。
そして、早くミルクが飲めるように、元気になってくれたらうれしいな。


■4月18日(木)入院5日目。

仕事が終わった夫が面会してきてくれて、そのときの写真を見せてくれた。

術後経過は良好。
まだ点滴の生活で、ミルクは飲めていないみたい。


■4月19日(金)入院6日目。

わたしの退院日。
息子の病院に面会に行き、産まれたとき以来の再会をしました。

前日に夫の写真で見た時よりも、管の数は少なくなってたし、
産まれたときよりも、大きく、そして逞しくなったような気がした。

点滴のみで、ミルクは飲めなかった息子は、
この日から、ミルクと点滴の併用で栄養摂取していました。

初日なので、ミルク20ccからスタートとのこと。

わたしが搾乳して持ってきた母乳も飲ませてあげられるようになってよかった。

元気におしゃぶりもしゃぶってて、とても元気そうだった。


■4月20日(土)入院7日目。

なんと、前日していた点滴が終了し、この日からミルク30ccになりました。

ただ、息子はとても食いしん坊なのか、お腹空いたアピールがすごいらしく
とても大きな声で何かを主張するかのように泣いているとのこと。

わたしたちが面会してるときは、機嫌がいいからなのか、
泣いている姿をまだ見たことないんだけど、看護師さんたちの話を聞くと、
ほんとにすごいらしい(笑)

3時間おきのミルクタイムには、とても不満そうな息子だけど、
すぐにミルクをほしがるくらい元気ってことで、回復も順調そう。

この日のわたしの搾乳は、
8時に70cc、11時に40cc、18時半に40cc、23時半に70cc。
やる気が増してきたのと同時に、搾乳できる量も増えてきて、とてもうれしい。


■4月21日(日)入院8日目。

面会に来てみると、驚く変化がありました。

いままでは保育器型のベッドに寝かせられていて、
24時間常にベッドの温度調整と体温管理をされていたんだけど、
この日からは自力で体温調整する練習で、普通のベッドへ引っ越し。

順調に回復している証拠だね。

そして、わたしは、
はじめて哺乳瓶でミルクをあげ、はじめてオムツを替えてあげました。

本当なら産まれた翌日から、息子にやってあげられたはずだったので、
この日をとても心待ちしていたし、この日がやって来たことはとてもうれしかった。

ミルクの飲みっぷりも順調なので、わたしも搾乳がんばりました。
8時に80cc、11時に40cc、18時半に70cc、22時半に50cc。

息子の飲む量と勢いには負けてしまうけど、わたしの搾乳も順調でいい感じです。


■4月22日(月)入院9日目。

面会に行くと、担当の先生からうれしい報告。

なんと、明日にも退院して大丈夫とのことです。

待ち望んでいて、とてもうれしいことなんだけど、
あまりに急だったから拍子抜けというか、びっくりしてしまった。

で、退院する前に、前日の「初ミルク」と「初オムツ」に続き、
「初沐浴」と「初授乳」の指導と練習でした。

息子は産まれてすぐ手術があったことから、いままでは沐浴NGだったんだけど、
やっとこの日に解禁となって、産まれてはじめての体験。

わたしは出産した病院での沐浴ビデオと、お人形での実践しかなかったけど、
息子はお湯を怖がることもなく、むしろ沐浴を楽しんでくれたみたい。
これでおうちに気持ちよく沐浴ができそう。

そして、授乳の方はというと、なかなかうまくいきませんでした。

産まれてからずっと哺乳瓶生活だったからか、乳首を吸ってもらうことができなくて。。。

看護師さんに乳頭保護器を借りて、それをつけて吸わせてみると
少しだけ吸ってもらうことができた。
たったの20cc。。。

でも飲んでもらえる量もいまはとても少ないので、
母乳とミルクの混合にするように、とのことでした。

息子も哺乳瓶での授乳しかしたことがなくて慣れていないこともあるので
直接母乳があげられるように、引き続きマッサージとか搾乳がんばろう。

そして、帰りには、粉ミルクと乳頭保護器を買って帰りました。

そんなこの日の搾乳は、
7時半に70cc、11時に50cc、18時半に40cc、23時に40cc。


■4月23日(火)退院。

待ちに待った退院の日。

お天気は快晴。ちょっと風が涼しかったけど、すがすがしく、青空。

午前中のうちに病院へ行き、退院の準備。

手術をしてくれた外科の先生から、手術のこと、今後のこと、などについてお話を聞き、
母乳を飲ませてあげて(がんばったけど、60cc)、お洋服を着替えて、
お世話になった先生や看護師さんにお礼を言って、退院。

次にここに来るのは、1ヶ月検診のとき。

産まれたときは、49センチ、2814グラム。
退院時は、52センチ、2846グラム。

少しだけ成長しました。

1ヶ月検診のときには、もっと大きくなってるのかな?
その日を楽しみに、病院をあとにしました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿