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ウィリアム王子とキャサリン妃、12月にアメリカのボストンを訪問 アースショット賞授賞式に出席

ウィリアム王子とキャサリン妃がボストンを訪問することが決定した。あの球団とコラボして発表!

By Yoko Nagasaka

2022/07/20



昨年の授賞式で。ウィリアム王子(Prince William)、キャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)WPA PoolGetty Images
危機に瀕する地球環境の回復を目指し、10年以内に変化を起こしたいとして2020年にアースショット賞を創設したウィリアム王子。環境問題に関する革新的な解決策を見つけ出した人やグループを称え、その解決策の実現を支援する。昨年10月に第1回授賞式がロンドンで開催された。次の式はアメリカで行うことが明らかになっていたが、ついに開催都市が決定した。王子がSNSで発表した。
「2022年、私たちはアメリカで授賞式を開催し5人の新たな授賞者を表彰します」とカメラに向かって語りかける王子。すると次のシーンにボストン・レッドソックスのザンダー・ボガーツ選手が登場! 「ここ、ボストンで行います」と本拠地フェンウェイ・パークで宣言している。
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courtesy of Duke and Duchess of Cambridge via Instagram
アースショット賞はジョン・F・ケネディ元米大統領が「10年以内に人間を月に着陸させ、無事に地球に帰還させる」と宣言したムーンショット計画にインスピレーションを得ている。今年の授賞式のホストはジョン・F・ケネディ・ライブラリー財団がボストン市と同市市長のミシェル・ウーと共同で務める。財団のキャロライン・ケネディ大使は声明を発表、「現在地球を修復すること以上に重要なムーンショット、難しいけれど実現すれば大きな成果をもたらす計画はない。ボストン市ほどムーンショットの精神を生かすことのできる場所はない」「アースショット賞が財団と提携し授賞式をボストンで開催し、持続可能な未来の可能性によって新しい世代を勇気づけることはケネディ元大統領にとって大きな賛辞である」と語っている。
王子と妃がアメリカを訪問するのは2014年以来。2人は結婚直後の2011年にもロサンゼルスを訪れている。そのときは王子がパトロンを務める野生動物保護団体「タスクトラスト」がビバリーヒルズでレセプションを開催、そこでリース・ウィザースプーンらハリウッドセレブとも対面した。
キャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)、クリスティン・ゴア(Kristin Gore)、リース・ウィザースプーン(Reese Witherspoon)、ジェシカ・デ・ロスチャイルド(Jessica De Rothschild)Chris JacksonGetty Images
昨年の授賞式にはエマ・ワトソンやエマ・トンプソン、エド・シーランら環境問題に取り組むイギリスセレブらが出席した。今年は誰が登場するのか、楽しみにしたい。
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宇宙飛行士以外が宇宙旅行に参加する事例が次々と生まれている。そんな中、ウィリアム王子が宇宙旅行の開発を批判した。

2021/10/20


ウィリアム王子(Prince William)WPA PoolGetty Images
イーロン・マスクのスペースX、ジェフ・ベゾスのブルーオリジン、リチャード・ブランソンのヴァージン・ギャラクティックなど民間企業による宇宙開発事業が活発になっている。最近ではドラマ「スター・トレック」シリーズのカーク船長役で有名なウィリアム・シャトナーがブルー・オリジンの宇宙旅行に参加。90歳で宇宙飛行を体験した事例が大きく報じられた。
これからますます宇宙開発事業が発展、一般人が宇宙に行く事例が増えていくと予測されているがこの状況をウィリアム王子が批判した。今週放送されたBBCのポッドキャスト「ニュースキャスト」に出演、「優れた頭脳や精神はこの星を修復する試みに集中させる必要がある。次に住む場所を見つけるためではなく」とコメント。さらに「これから10年が危機的な時期だ。2030年を過ぎると事態は急速に悪化するから、私たちは状況に介入して新たな解決策を見つけなくてはいけない。そしてこれらの解決策を生み出す人たちを鼓舞していかなくてはならない」。環境問題の分野から宇宙開発に頭脳が流出している状況を憂いた。



ウィリアム・シャトナー(William Shatner)Mario TamaGetty Images
「地球環境の問題を解決することを諦め、未来のための方策を考えるために宇宙に行くのではなく、この星に焦点を合わせることが非常に重要だと思う」と語る王子。とはいえ環境破壊に関する暗いニュースばかり聞いていては問題に取り組む意欲が起きにくいもの。それではよくないと思った王子はアースショット賞を設立。環境問題に関する研究を「緊急かつポジティブなものにするために」革新的な取り組みをしている人や団体を表彰することを決定した。この賞では自然破壊、大気汚染、海洋汚染、廃棄物の削減、気候変動の5つの分野で候補者を選出、その中から1組に賞金を贈る。2030年まで毎年5組に合計130万ドル(約1.4億円)を授与するという。評議会にはヨルダンのラーニア王妃、俳優のケイト・ブランシェット、日本出身の宇宙飛行士の山崎直子氏らが加わっている。



その記念すべき第1回目の表彰式が今週末行われる。ウィリアム王子に加えエマ・ワトソンやエド・シーラン、エマ・トンプソンらがプレゼンターとして登場する。どんなアイディアが選ばれるのか、注目したい。




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