ヘンリー王子はやはりロイヤル 出場したポロの“費用感” 英紙が解説した驚きの金額とは
著者:Hint-Pot編集部
ヘンリー王子は現地時間19日、米コロラド州で開催されたポロのチャリティマッチに出場。久々に登場した公の場、そこで見せた明るい姿は大きな注目を集めた。だが、ポロは王子が少年時代から親しんできたスポーツだけに、やはり“王族ならではの娯楽”といった一面もあるようだ。英紙はその“費用感”を伝えている。
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クラブに入って大会に出るなら最低でも120万円近く?
馬に乗りながらマレット(スティック)で球を打ち、ゴールを狙い合うポロ。少年時代からたしなんでいるヘンリー王子はイートン校の部活動でもポロを選び、ウイリアム王子と“兄弟出場”した大会などで活躍を見せてきた。
しかし、馬とともに競技するというだけでもハードルの高さがうかがえるだろう。英大衆紙「デイリー・メール」が現地時間20日に掲載した記事によると、王族や貴族と深いつながりがあるとされるポロは「非常にお金がかかるスポーツ」だという。
同紙はまず必要な道具について言及。プレーに欠かせないヘルメットやポロサドル、そしてブーツなど、ベーシックなものを一式揃えても6000ポンド(約90万円)はかかるという。高級ブランドのアイテムを選べば、価格は当然そこからさらに高騰するそうだ。
かかる費用は他にもある。同紙によると、クラブのメンバーシップ費と大会参加費はそれぞれ1500ポンド(約22万5000円)と400ポンド(約6万円)程度。道具を揃え、クラブに入って大会に出るとなると、最低でも日本円にして120万円近くかかる計算だ。
さらに同紙は馬の費用も説明。購入費に10万ポンド(約1500万円)、毎月の維持費に1200ポンド(約18万円)、そして会場への輸送費に3万5000ポンド(約525万円)は必要としている。ただし、これらはあくまでも目安であり、馬の血統や利用するサービスによってはこの額を上回ると考えられるだろう。
同紙はこうした“お金のかかる”ポロのチャリティマッチに参加した王子について、「王族が持つルーツとの関わりを避けているわけではないことを証明した」とも伝えている。
(Hint-Pot編集部)