エリー姫の覚醒 中

　
　「京都のクゲ（公卿）のマツエイ（末裔）を鼻にかけ　わがままほーだい　しほーだい」
　「それっ　ケツをたたけ　　　　
　　　♫　ひとーつたたくは　国のため　　　
　　　　　ふたーつたたくは　人のため　　
　　　　　ほ・ほ・ほいのほーい　　
　　　　　みっーつたたくは　愛のゆえ
　　　　　ほ・ほ・ほいのほーい　　
　　　　　よっ－つたたくは　・・・　　　」

　「もー　しましぇーん　しましぇーん　ごめんなさーい　ごめんなさーい」
　「バロー　あやまってすむんなら　ケーサツはいらねーんだ　黄金水の吹き上がるまで　たたいてたたいて　たたきまくれー」

　「いいんですか　パパア」
　「いいんじゃあ　ないの」

　「あんまし強くたたくと　ホントーに　あれが出るよ」
　「ギュル・ギュル・ギュル」
　
　「シリが　真っ赤だ　さくら子のシリが　まんかいだ」
　「エリー」
　「ジロリ」
　「エリーさま」
　「ジロジローリ」
　「エリーのお姫さま」
　「なんじゃ」
　「もー　そのくらいに　したら」

　「だまれ　だまれ　だまりおろー
　　つもりにつもった　うらみにつらみ
　　つもりにつもった　つらみにうらみ
　　たかおさん（高尾山）より　たかいんだー」

　「このうらみ
　　今晴らさで　いつ晴らそー
　　今この時に　晴らそうぞー　　　」

　「パパア　カクセイし過ぎじゃあないの」
　「ううむ」

　「わらはに　口出しするでない　　　
　　わらはに　手出しするでない」

　もう、止められそーにないな。