ヤツの戯言

ほぼほぼバスフィッシングについてです。

収納 しましょう。

2017-11-30 07:45:10 | タックル
去年の暮れから今年の初めにかけて、自分の部屋を片付けてスッキリさせました。
ルアーやら何やら散らかって、足の踏み場も無かった部屋を整理整頓してスッキリと。

あれから約一年。
そりゃあ、またとっ散らかりますよねぇ。
釣りに出かける時も
ルアーを詰め込んでいたデカいバッグがパンパンでジッパーが閉まらなかったので、以前からちょっと検討していました。
最近よく見かける丈夫なバケツみたいなボックス。
フタもできて、しかも座れるらしい。
今後レンタルボートにデッキを張って釣りしようと思うと、座る手段をどうしようかと思っていたところだったし。
そんなボックスをいくつか検討していたところで、先日、釣具量販店を覗きに行くと
多分、1番市場に出回っているであろうドカットの真ん中サイズが、販売価格2,980円のところ、セール期間中につき2,280円!
700円も安い!!
しかし、僕が欲しかったオレンジ色は限定カラーらしく今回はセール対象外。
安くなっているのは赤と青のみ。
商品をジロジロ見て。
フタ開けて中を見て。
店内ウロウロして。
また、商品を見て。
挙句に、対抗して近くの別の量販店も安くなってないかなぁ?と別の量販店を見に行き。
安くなってなかったので、また戻ってきて
またジロジロ見て。
2時間くらい葛藤して赤を買いました。
案外汚い赤なんだよなぁ、コレが。


家に帰って早速入れ替え。
この辺のものをテトリスかの如く、上手いこと向きを変えたりしながら詰め込んで
収まった(嬉)

でも、全てが上手く纏まったかというとそうでもなく。
定員オーバーにつき
まだまだ片付け切らない子達が順番待ち。

かえってドカットの分だけ足場が無くなったなぁ(ー ー;)






NB,NFでした。

2017-11-28 21:58:34 | 西の湖
昨年同様、11月最終週の西の湖に行ってまいりました。
昨年同様に見事NB,NFです。



朝5時、実家を出て車に乗り込むと
あらっ?凍ってます?
近くの自販機でコーヒーを買おうとすると
自販機も凍ってます?
こんなことあるの?
6時頃、関ヶ原付近を通行中、気温を見てみると
ウホッ 0℃

最早晩秋ではなく初冬ですな。


当然トムソーヤも他に客は無く貸切か
と思いきや
NB,NF覚悟のプチトーナメント開催中。

いや~伊庭内湖の様にはいかんわぁ。


朝の水温
ボート屋付近で8.1℃
少し沖に出ると8.3℃

今日も雰囲気だけは抜群です。

まずは水温低いので、入り組んだエリアが良いかと思い、前回の西の湖釣行でA野さんと調査に入った北面水路へ。
やはり激浅で、更に入って行くほどに水温低下の8.1℃。
加えて水も悪い。
無いなココは。
水路を直ぐ出て深いところ2&17番棚へ。
着いた頃の水温が8.8℃とちょっと高い。
深いから?
最初から簡単に食わないと思っているので
棚の杭やブラインドの杭へネコリグを。
特にブレイクが絡む様なところは念入れて。
すると30分ほどで水温9.1℃
日が出てきたから?
日中どこまで上がるかなぁ?
10℃以下ではなかなか釣りにくい。
が、水温の上げ下げ幅が大きいのも口を使わないと思うし。
どう進めていくか・・・
3番棚のブレイクが寄っているところを
ブレイク上とブレイク下と釣ってみる。
今日はコイツらが良いんでは?
と先に並べたのは
サスペンドルアー達。
食わせとリアクションを期待して、水深に合わせて使い分けてみる。
状況的にストラクチャーをタイトに攻めれるモノが良いかなと数個をチョイス。
と言っても、画像の中のもので使ったことのあるのはスクワレルだけ。
あとは試しながら先行深度なんかも確認していこう。
杭にタイトに。
杭に寄ったブレイクと平行に。
とキャストしスローリトリーブ。
ただ巻いただけでは反応しない気がするし。
今度は浅い側にボートを停めて深い側へキャスト。
ブレイクにルアーが当たったところで止めてみる。
次はもう一つの期待ルアー、フットボールジグ。
ここ何年かの琵琶湖の冬の定番になりつつある。
浚渫のブレイクをアップヒルに上げてきたり、ディープフラットをボトムバンプさせたりして使っているらしい。
越冬バス狙いなわけです。
これでブレイクをアップヒルに。
テンポは遅くしたくないので、竿を10時の位置からトントントントン動かして
12時の位置で1ストローク。
これの繰り返し。
今度はこのブレイクがどう入っているのか
魚探掛けながらブレイクラインを調査。
すると南北に棚と平行に走っていたブレイクラインが棚から離れ、南面の葦と平行に西へと曲がり、西へと進んでいく途中にブレイク下3mから2mあたりでちょっとフラットになってスッと1.2mに上がる所が。
更に見ていくとブレイクが落ちきった所付近が凸凹としたハードボトムに。
フットボールをアップヒルに動かしてくると見事に引っかかって外れないσ^_^;
(深い側へ回り込んで取りました)
キャストの角度を見直しながら試してみる。
魚探掛けに時間を掛けてしまったので、ここは来年のお楽しみ。
次は一挙に移動して盆川河口。
既に1艇入っているので同じ様に入っていく。
驚くことに河口付近の水温は10℃台後半。
濁り気味の水が川に入ったところでかなりクリアになり、一挙に水温アップの13℃台。
小さいベイトの群れも見られる。
そして、葦に引っかかっているルアーも発見。
ブザービーターTGゲット。
中洲の周りから奥は水深80cmほどで、所々ウィードも生えていたので、物は試しで先日の伊庭内湖のクランクパターンを試してみるも反応無し。
リーリングラバージグなどもやってみたが反応無し。
でもここは面白い。
ここも来年のお楽しみ。
正午のサイレンも鳴ったところなので、続いて石垣民家の小ワンドへ。
濁りがキツく水も悪い。
水温は10℃台だったけども今日は無しかな。
で今度は午前の2,3,17番棚へ。
もう一度深いところを試してみようと。
で、その向かう途中、突然現れた凸凹ボトム。
咄嗟に GPSのマークを打ってUターン。
水深2mくらいの所に凸凹と50cmくらいの高さのものが。
多分、昔の棚跡だと思うけどグルグルと魚探を掛けてみると意外と広く、10m四方くらいの中に凸凹と。
リーリングラバージグ、スピナーベイトと試して、更にお試しでスーパープレデター。
あまり評判の良くないようで中古でもよく見かける奴ですが、どれどれと試してみると引っ掛かんねぇ~。
釣れるかどうかは分からないけど、なかなかやりよる。
ひょっとして棚跡じゃないのでは?
単なる地形変化?
今度は試しにLBローラー。
中層クランキングミノーだとは思うが・・・
カバーに弱いという事ですよ。
見事に引っ掛かった(泣)
根掛かり棒で引っ掻き回し、ルアー回収チェーンも導入したものの取れず仕舞い。
ただ、突いた感じでは結構硬い物があるみたい。
ここも来年のお楽しみだな。
改めて入り直せるように山立てしてノートにメモ_φ(・_・


移動して2,3,17番までくると水温はやはり9℃台。
日が高くなって水温が上がったわけではなく、やはり東側が暖かかった様子。
やはり盆川のせいか?
その後は1番棚跡、トム前のカバーとやって終了。
NB,NFだったけど来年の楽しみができたのでヨシとするか。


残念なのは、せっかくブザービーターを拾ったのにLBローラーを引っ掛けちゃった事。
中古市場価格で考えると間違いなくマイナスだわT^T

ちなみに、トムでやってたプチトーナメントも400gを釣ってきた人がいるのみで、あとはNB,NF(ノーバイト、ノーフィッシュ)だったようです。





今年最後の・・・

2017-11-25 21:21:18 | 戯言
明日急遽西の湖に行くことになりました。
というか行くことにしました。
天気は
雨って事になってるけど

気象庁発表の電話天気予報を聞いてみると
午前は晴れで午後曇り。
雨が降るのは北部の午後。
雨はもう結構なのでね。
更にありがたい事に、明日は今日より4度くらい高いらしい。


先日の伊庭内湖でのスピナーベイトのスローロール再び!
と言いたいところだけども、
水温がどんどん下がってる最中で、10度を切ったとなるとスピナーベイトではちょっと難しいかな。
明日は日中の水温が上がりそうなので、チャンスがあるならその時か・・・
でもメインはまた別のものでいこうと思ってます。
まあ、去年も11月最終週に行ってノーバイトだったんで、気負わず行ってきます?


三賞発表

2017-11-24 07:32:06 | ルアー
先日のMAGIC CASTでボートに持ち込んだルアー達
当初の予定より、結構直前に増えちゃったけど、いつもの半分以下。

竿も普段8本のところ今回は5本。
これも最初は巻き展開のみの3本のハズだったのが、グラスコンポジットロッドを1本メインに入れていたので、これがカーボンロッドの方が良かったらと思い1本増えて、巻きで心折れちゃったらとラバージグの竿が1本増えた。
で、実際大会2日間でキャストしたルアーは
この子達。

この中で魚をキャッチさせてくれた子達は
SR-フラッシュのガンメタは初日の2連発を連れてきてくれて、次の日の方向性を決めてくれたし、スローロールでいい奴が出ると教えてくれたので技能賞受賞です。
ホワイト/チャートのは2日目の朝の1発を獲らせてくれて、あんなにドキドキして手が振るったのは久し振りだったので敢闘賞受賞です。
そして、スピードキッドは2日間で1番バイトを取ってくれたし、初日の朝にあっさりとリミット揃えさせてくれて気持ち的にも良いスタートダッシュをさせてくれたし、何よりクランク楽しい~とトーナメント中に思わせてくれたので殊勲賞受賞です。
ショットシャロースクェアは初日に一本だけキーパーを釣ったが、下流のシャローでもウィード上のクランクパターンが使えることを気付かせてくれたので今回は特別に殊勲賞受賞です。


相撲の九州場所最中なので、千秋楽前ですが勝手に僕のMAGIC CASTでの三賞発表させて頂きました。


MAGIC CAST 最終日

2017-11-22 18:46:57 | 伊庭内湖
初日の結果は上出来。
思いがけず上が狙える位置で折り返し。
しかも2日目は水温も下がり初日よりも難しくなると予想が出来る反面、僕のスピナーベイトに食ってくる奴がまだ居ると変な確信があった。
だけど、その辺な確信に縛られたら終わりだ。
リセット。
初日の結果や釣れた場所に固執しないようにリセット。
初日終わって基地にしていた実家に着くなりカーステのCDを交換。
音が出る前にエンジンを止めた。
車内の空気をリセット。
サッサと夕飯を済ませ風呂へ。
頭を洗って、体は3回洗う。
全てを洗い直しリセットリセット。


早く寝よ。


朝イチ、デカイのがスローロールに食ってくる。
起きてるうちから何度も何度もそんな夢を見ているので、一向に眠れなかったけど・・・
朝、車に乗り込みエンジンをかける。
交換したCDから流れる一曲目は
「b.e.l.i.e.v.e」
自分を信じよう。



夜が明け、雨が上がり

まだ薄暗い中ボートヤードに明かりが灯る。
朝6:00ボート屋の準備が始まっていた。
朝一番で昨日釣った杭のポイントに入りたい。
その為には80lbのハイパワーエレキを装備した常連達を54lbの僕が我先レースで勝たなきゃならない。
なので、昨日は雨を避けて桟橋に屋根のあるところのボートを選んだが、今回はなるべく桟橋先端のボートを選んでタックルを乗せ準備に入った。

実際始まってみると上エリアに向かうボートは数艇。
そして早々に抜かれ、ドンドン離されていく。
が、それを後ろから見ながら「あ、あのボート アチヘ入ったな」とか「こっちのボート、更に奥へ行きそうだな」とか動きが見える。
そして、僕のポイントには誰も入らなかった。
ただ、プライベートでジョンボートを出している2人組がそのポイントで釣りをしていたが、乱杭の外周りにボートを停めてライトリグをやっているようだったので
反対側に回り込んで互いのキャストの邪魔にならないように釣りを開始。
東側から南側へ回り込みながら角度を変えて通すコースを変えながらスローロールを繰り返す。
昨日より2度水温低下で11度台。
若干白濁り気味。
だけど、全て予想通り。
それを踏まえてスピナーベイトのリアブレードが昨日使っていたものより1サイズ大きく、且つカラーは白濁りに実績のあるインパクトカラーのホワイト/チャート。
東側から南側へ回り込んで投げた数投目が杭に引っ掛かった。
素早く煽れば、外れて何事も無かったようにまたリトリーブ出来ると思い、軽く上方向へ2度煽ると「グン」「グン」と引っ張り返された。
そのまま咄嗟にフッキングしリールを巻いて竿を曲げる。
グンッと竿にトルク感が出たところで、ベリーの辺りに魚が突っ込もうとするグイグイとした感覚が伝わってくる。
杭に巻いてるのか?
それを竿で耐えながら少しずつラインテンションを上げていくと
水面がモワッと波立った。
杭から離れた。
ネットを素早く足元に置いて
今度はジャンプされないように竿を寝かせて寄せにかかる。
ボート近くに来て魚体がチラリ。
絶対にバラせれないサイズ。
ボート際で2度ほど突っ込むも竿で耐えて
上がって来たやつを1発でネットイン。
夢見てた通りや!
50有る無しサイズ。
近くでやってたジョンボートの2人組も完全釘付け。
手は震えるわ、心拍数上がりまくりで呼吸しにくくなるわ・・・
落ち着こう。
ラインチェックして、傷はなかったが結び直し。
いや待て待て、落ち着かせる為にも一旦昨日釣れたスピナーベイトに結び替えよう。
巻き心地が若干違うので、ブレードの回転を意識し集中していく。
まず、とりあえずは落ち着こう。
さっきキャストして来たのとは逆回転でボートポジションを変えてキャストしていく。
ジョンボートの方達も少し移動して、南東付近から中心にキャストし始めた。
そしてライトリグで45クラスをヒット。
やっぱ、まだおるわココ。
だけど、彼らも中心にキャストし始めたし、自分自信も何かスピナーベイドじゃない気がした。
(風の感じ?日の照り方?なんかそんな感じがしたわけです。)
そこでスピナーベイトじゃないならとラバージグを投入。
今回、家から持って来たのはハードプラグを小さいボックスに2つとスピナーベイト、バズベイト。
それとラバージグ4個とトレーラー2種類。
どうしても巻きの気持ちが折れた時に使おうと思っていたラバージグだが、昨日の夜に、ふと、杭に対してピッチングで入れていったら比較的根掛かりも少なくやれるのでは?
スピナーベイトに反応しないけど、ラバージグは食うってやつもいるのでは?と頭に浮かんでいた。
9gのラバージグをピッチングで杭に入れていく。
縦さばきで沈んでいる何かや杭を外して落とす。
打ち所を少しずつ変えながら打っていく。
周りの人の動きや色々を気にしながらやっていると「スコッ」と吸い込まれた感じが!?
ラインに何かが触ったのか?とも思ったが、ラインテンションが明らかに弛んでいる。
もう一度ラインを張ると「クンッ」。
そしてラインが横に流れているようなので、そのまま鋭くフッキング。
しかし、なんの抵抗もなく帰ってきた。
歯形も無い。
恐らく2回目の「クンッ」の直後に離したのだと思う。
このままラバージグで続けるべきか迷いながら暫く撃つも
さっきのバイトがどの状態で食ってきたのかイメージ出来なかったので改めてスピナーベイトに。
すると数投で杭に引っかかる。
完全に引っかかって根掛かり回収棒を出すことに。
場を荒らすことになるので出来れば出したくなかったが、ブレード交換が上手くいっているルアーなので出来れば回収したい。しかし、根掛かり回収棒を持ってしても外れず。
仕方ない、切るかと引っ張るとゆっくり上がってくるような・・・
これは根掛かったラインに引っかかってる。
なんとか上げれないものかと頑張ると
プツン

・・・切れた。

と思いきや切れたのは杭に絡んでいたラインの方で、ルアーは無事に帰ってきた。
やった!
ツイてる。
場を荒らしてしまったので1度離れる決断をする。
何れにせよ、ココに時間を掛けていては恐らく勝てない。
昨日のキーパー連発の棚跡へ。
遠目から見て誰も入っていなさそうだったが、棚の位置もハッキリと確認出来ない。
昨日はかなりクリアだった水が、今日は完全に白濁り。
棚跡の杭の頭が辛うじて分かる程度。
昨日薄っすらと見えていたウィードなんてまるで分からない。
一応、ものは試しで大体の棚沿いを通していくも反応無し。
濁ってウィードに固まっていたやつが動いたか?
それとも濁ってビビってウィードから出てこないのか?
一旦クランクを動きの強いGBB1に替えてみるが反応無し。
昨日と違って太陽が出ているので、水面が反射して棚位置が正確に捉えられない。
その上徐々に風が強くなってきた。
ここで、ひょっとしたらもうワンチャンスあるかもと思い杭のエリアに戻る。
すると1艇入られていた。
ならば試しにとブラインドで数本杭の入っているところへ。
減水時なら杭の頭が水面下に薄っすらと見えるところだが、台風後に増水しマイナス水位まで下がってない今は全く見えない。
大体のところとアバウトなGPSのマークが頼り。
風が徐々に強くなってきた。
エレキのヘッドに掛けてあるネットが揺れる。
竿を置いてネットの位置を変えようとした瞬間、ネットが風に煽られてボートの外へポチャッ!
慌ててボートの向きを変えて取りに行こうとするも風に流され素早く向きを変えられず、向きを変えれた頃にはネットの姿は無し。
ルアーが回収出来てツイてると思ったのも束の間ツイてない。
朝の杭のポイントが空いたので、すかさず入りスピナーベイトをまた角度を変えながら引いてくると再び引っかかる。
これはリズムが合っていないな。
風も予想外の西から吹いてきている。
下流に行けば北風なのかもしれないが、やはりココはもう離れるべきだ。
固執しない。
リセットし直し!
途中、昨日気になってGPSにマークを付けたところに手を出すが、なんの確信も無し、風も強いという状況なので直ぐに離れ、おおよその地形が把握出来ている水中岬の沈船へ。
スピナーベイト、クランク、ラバージグと入れていくもバイト無し。
もっと風が穏やかになっているところを探そう。
下流に向かうにつれてウネリが大きくなり、合わせて人も少なくなってきた。

ディープホール北側のワンドのブレイク沿いに刺さっている杭をシャッド系ルアーで通していく。
続いて3mに数本刺さっている杭へ。
3/4ozフットボールをリアクション気味に動かしてみるもバイト無し。
そういえば前来た時にフットボール良さそうと思ったところがあった。
エリ跡東側からディープホールにかけて緩やかに落ちるブレイクをリアクション気味に。
やっていると目の前のエリ跡にルアーを引っ掛けてルアー回収棒で突きまくっている人が。
あそこはもうダメだな。
後で知ったが、彼が1dayカテゴリーの優勝者で
持ち帰った中の最大魚を釣った直後の様子がこれだったようだ。
風も強いし、あと可能性があるのは水路西側のシャロー、昨日最後にキーパー二本を釣ったところ。
到着すると風が幾分かプロテクトされウネリは全くなかった。
まずは風に向かってシャッドで流していく。
改めてウィードを意識しながら進んでいくと
ウィードの生えているのはインサイド寄りで水路に近い方。
ちょっとしたワンド状の地形が終わるところまで流して、風に流されながら水路出口まで戻る。
今度はこの手のエリアで昨日釣れてたクランクで、再度風上に向かって進んでいく。
すると軽くウィードを抜けた瞬間にヒット。
小さくはない。
寄せてネットで掬おうと思ったが、ネットが無いことを思い出す。
リアフックが口に二本刺さっているのを確認し、ラインを持って抜き上げる。
35cm近いナイスキーパー。
このパターンでまだ行けそう。
そのままワンド終了付近まで流し時間をチェック。
13:15。
帰着に向かうか?
13:30にアラームが鳴るようにしてあるので、あと15分やれる。
風に流されながらクランクを巻いていくとまたまたヒット。
さっきのと同サイズ。
この時、ネットが有るのと無いのとで、こんなに安心感が違うものかと思いながらファイトしていた。
そして、自然と声に出た。

「バレた」

痛恨のフックオフ。
「まだ出るまだ出る」と思いながら
折り返し風上に向かってキャストしていく。
そして帰着のアラームが。
揃わなかった。
やり切った、充分と思いエレキ全開で帰着に向かう。
大体通常30分で帰れるところ、今日は追い風になるので充分間に合う。



はずだった。

2本目の橋を越えようかというところで、ふとGPSの速度を見ると
全開で6km/hくらいのはずが4.8km/hしか出ていない。
バッテリー切れ!?
慌てて魚探とライブウェルに使っている老体のバッテリーに繋ぎ替える。
全開で6km/h出ていると思ったものの、長くは続かずあっという間に5km/hを切った。
やっぱこっちのバッテリーの方が弱い。
改めて繋ぎ替える。
風は北西風。
徐々に東岸に寄せられていく。
そうだ!
傍らにあったオールで漕ぐ。
スピードアップしたがバッテリーはどんどん弱りエレキのパワーは無くなっていく。
オール一本で推進と操舵を兼ねた状態。
1本目の橋を潜り、腕の疲労感ハンパない。
心折れそうになったが、心が折れるとそのまま葦の岬に座礁してしまうので必死に漕ぐ。
なんとか桟橋までたどり着くと、既に何艇かは片付けが終わっていた。
帰着遅れ。
と思ったが、ボートを桟橋に括り付けてくれたオッチャンが
「バッテリー切れやったんか?オールで一所懸命漕いではったから。ギリギリやったなぁ。1分前や。」
揃ってなくても、ウェイト落としてもちゃんと測ってやらなきゃ自分にも魚にも悪い。
ウェイインの列に並ぶと短日6,500gのウェイイン真っ最中だった。
(大会責任者の方のブログ『kuniのブログ』からお借りしました。https://ameblo.jp/kuni-second-life
元はボート屋ニイちゃんのFacebookかも。)
既に列に並んでいたanDOさんやヘリオ君もウェイイン開始早々にそのウェイトだったらしく「恐れいった」顔だ。
ヘリオ君は50アップを一本持ってきたが、僕と同様揃わなかったようだ。
anDOさんはこの天候に翻弄されたのか一本のみ。
全体で見てもほぼウェイトを落としているが、一部で3kg以上の好ウェイトを持ってきている人もいる様子。
初日トップのレジェンドは初日を上回るウェイトを持ち込んだ。

やはり上位はハズさない。
そして自分の番。
恐らく2キロちょい。
2,490g

思いの外重かった。
そう考えると最後にバラした奴が入っていれば3kgいってたかな?
まあ、タラ、レバは無しだな。
皆、片付けが進んで、ボートも徐々に陸揚げされていっているので自分も急いで片付け始める。
ボート上の物を桟橋に上げ、デッキとエレキを外そうかというところで表彰式が始まった。
まずは1dayカテの表彰から。
6,500gの上をいく奴などそうそういない。

あのエリ跡で獲った50アップはショットオーバー2だったらしい。
2位はライトリグ。
3位はよく聞こえなかった。
そして、2daysカテの表彰。
まずは3位。
まさかの僕だった。
初日3位で大会責任者であるkuniさんが、まさかのノーフィッシュ。
大会運営で、てんてこ舞いだったのか?
お陰で最後の最後に本当に楽しいトーナメントをさせてもらった。
2位とのウェイト差は880g
バラしたアイツを持ち帰っても順位は変わらなかったな。
結果は3位だったがまあまあ満足している。
初日、2日目と全域を上手く回れたし。
初日の結果を踏まえて2日目のプランを立て、それなりの結果が出た。
拾い釣りではない。


新たに来年の目標が出来た。