ひさしぶりに電車の中で不思議な光景に出くわした。通勤時間帯ではない、朝の10時頃の電車に乗った。座席は一杯だったので、つり革にぶら下がっていると背中の方から断続的なイビキが聞こえてくる。後ろを振り返ると、まだ20代後半のフリーターらしき着衣の若者が電車のつり革にぶら下がって、イビキをかいて寝ている。器用だと思ったのは、片手で吊革を掴み、ほぼ直立不動の姿なのだ。両手で吊革にぶら下がったままだとか、座ってイビキをかいている人は、時たま見かけるが、直立不動の状態というのは、数十年振りに見かける光景である。観察していると面白い。断続的なイビキが時折大きくなると、ハッとして起きる。”うるさいな!”誰がイビキをかいているのかという雰囲気で周囲を見渡し、何事もないとわかると、また寝ている。こちらは3駅程度で電車を降りたが、まだ見続けたい気持ちで後ろ髪引かれる思いだった。
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世の中には、器用な人がいるんですネ。
毎度のコメントありがとうございます。
立っていびきをかいて寝ていた人は時折、自分ののいびきに驚いて目を覚ましていたのが笑えましたよ。