今夜も一杯 ! ヒロシのブログ

電子書籍で「新サラリ-マンの法則」 「笑いの宝庫」を出版しました。

風邪を治す方法

2010-03-02 05:19:50 | 気がついたこと
先週の木曜日の夜から、少し寒気がしていた。金曜日は寒さと雨の中、昼間は外出していて夜には、鼻声となり、喉も少しひりひり。土曜日になると、少し熱っぽくなり、完全に風邪の初期症状。結局、日曜日はサウナに行った。何度かブログにも書いてきたが、サウナに行く目的は汗を掻くことではない。体に入った風邪のウィルスを殺す殺菌目的である。

むかし日本から南回りの飛行機で中近東に行ったときに前々日から夏風邪を引き微熱が続いてた。成田から香港。バンコク、インドのデリ-、パキスタンのカラチ空港と次々と乗り継ぎ約20時間近くの飛行機旅行の機内にいても熱で結構苦しかった。しかしクェ-ト空港に着陸し空港にある温度計をみると外気温が47度。実に体温より10度以上高い。外気温が高いので風邪の熱が全然感じない。サウナの感覚とはまた違う暑さである。サウナなら熱くなれば、外へ出ればよいのだが、逃げる場所がないのである。これだけ熱いと、空気中に飛び出たウィルスや細菌は生きることができず死滅してしまう。だから熱い中東では風邪を引くこともなければ、風土病も流行しない、というより空気感染で生きるウィルスが生きられないという事を体感した。

人間の体温は平常時で36度前後である。人の細胞が死滅する温度が約42度。風邪で高熱が出ると子供なら脳の炎症を起こし、ひきつけや脳の炎症を起こすのは当然である。一方、風邪のウィルスが死ぬ温度は40度。つまり、サウナで大きく口からゆっくり息を吐き出し、一旦呼吸を止めてから鼻からゆっくり熱い空気を吸い込む。何度か繰り返すと、肺の奥まで熱い空気が入っていく。これがサウナに行く目的である。熱い風呂に入って風邪を治そうと思っても、体力が落ちるだけで風邪の菌は死なない。少しでも菌を殺せば、体が楽になる。そのまま寝れば、最後は自分の治癒力で風邪は治るものである.....と格好よく締めくくりたいが、月曜日はまだ少し熱が残っていた。