今夜も一杯 ! ヒロシのブログ

電子書籍で「新サラリ-マンの法則」 「笑いの宝庫」を出版しました。

逞しく生きる

2009-12-10 06:36:39 | 気がついたこと
久しぶりに友人に会って、最近は逞しい人が少なくなったという話題で盛り上がった。逞しいとは筋肉ムキムキという意味ではない。女性、男性という差もあまり関係ない。逞しいとは、自分に厳しく、人にやさしい人という事である。

戦後間もない頃の父親や母親は、子供を育てるのに文句を言わず、ひたすら働いた。サラリ-マンでも働く事が出来れば、家族を守るために仕事の事で家族に文句を言わず働き、電化製品がない時代の母親は掃除、洗濯、料理、子育てで1日が過ぎていく生活を何年かを過ごした。幼い子供からすれば、逞しい父親、母親に映ったはずである。

大人でも、自分が我慢すれば、回りが上手くいくと思って行動できる人は逞しく生きれる人である。個人で云えば、大人になるまでの生き方を否定する必要もないし、過去を変える事も出来ない。人は自分の生きてきた歴史の中で身に付けた考える物差しで判断して行動する。ただ、何事が起きても「どうにかなる」という楽観的に考える事は大事である。楽観的を貫くことは、決して諦めないという意思の表れでもある。

最近は若者だけでなく年配者からの”我慢が出来ず切れた”という言葉を聞く事もある。もう少し逞しくなってほしいものである。