憧れの泰山木を、今年はしみじみと観察してみました。
モクレンの仲間らしい、存在感のある蕾。
半分開きました。
花びらをめくってみると、上の方に雌しべ、下には、まだ白い雄しべがぎっしりついています。おーーっと、細かい虫(スリップス)がたくさんいます。泰山木サマのいい香りの蕾に住むとは、なんて贅沢な虫でしょう。
満開のどの花も、最後の一枚が開ききらない形です。あれ、びっしりついていたおしべは、どこへ行ったのでしょう。全部無くなって、赤い芯が見えています。
雄しべは開花と同時に落ちてしまうようです。雌しべも、丸まっていたのが伸びた感じなので、さっさと受粉したのですね。
存在感のある花は枯れ方もすごい。
花びらもワサワサと落ちていき、これから実が育ちます。そのうちに実のレポートをいたします。
激写中。ここには、河原の土手の下に、大きな生垣のように、泰山木が何本も植えられています。やぶ蚊の攻撃を受けながら、がんばりました。
かなり、寂しい方が身近にいますので(笑)。
高い所に咲いている花ほど、憧れます。
この木はかなり低いところにも咲いていてラッキーでした。
ユリノキも、いつかは撮影したいです。
タイサンボクって結構高い位置に咲いてるので
撮影しにくいけど、これは低い位置にあったんやね。
何だか、雄しべの落ち方見てたら
髪の毛が抜けていく様・・・・・ひゃぁ~。