気になる植物たち

植物歴長いけど、世の中にはまだまだ気になる植物がいっぱい。花屋のQuの植物的ミニエッセイ。ときどき俳句。 ときどき古墳。

山法師  ヤマボウシ

2009-06-15 00:30:32 | 季語の植物たち



 花水木と同じミズキ科です。同じような構造の花ですが、花びら(実は総苞)の先がとがっているので、すっきりした印象です。僧のかぶる白い頭巾のように見えたので、山法師なのだそうです。山の緑の中に、真っ白なこの花が咲いていると、とても目立ちます。



 





 秋になると、野いちごのような、可愛らしい実がなります。食べたことはないのですが、甘くておいしいと聞きます。小さな実たちがくっついて、ひとつの丸い実を作っているのですが、細胞の分割が始まった、卵子の発生の初期みたいな形だと思いませんか。雌しべの跡は、核のようですし。高校の生物の教科書を思い出します。



 



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2 コメント

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Quさん、おはよう! (あすちー)
2009-06-15 08:54:00
大好きな花ですよー。
この花を一輪、ガラスの器に生けるだけで
なんだか涼しげじゃない?って
プロに聞くのもヘンですねぇ。ハハッ。
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あすちーさん、こんにちは。 (Qu)
2009-06-15 13:24:14
実は、私もかなり好きな花です。
家のシンボルツリーにしようかな、と思うのですが、かなり大きくなることを考え、悩み中です。
あまり剪定すると、魅力ないし。

ガラスに一輪、いいですね。
あすちーさんって、センスいい。
プロと言っても、売っている花以外の花が、結構好きなので・・・。
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