「キャー、何これ?」市場から仕入れた花の箱を開けたスタッフたちの、妙な歓声が聞こえてきました。どれどれと見に行くと、見たことのない実が箱にぎっしりはいっています。つやつやした実はともかく、実のついている果梗が鶏の足のようで気持ち悪いと、大騒ぎです。「こんなん絶対売れん!」「なんで仕入れたんじゃろ?」・・・・・
調べてみると、これはラフィアヤシの実でした。ラフィアヤシは、マダガスカル原産のヤシ科の植物で、一枚の葉の長さが15~18メートルもあり、その繊維で作ったのが「ラフィア」と呼ばれる紐なのだそうです。天然素材の素朴なリボン代わりとして、さんざんラフィアを使いながら、これがヤシの繊維だとは気がつきませんでした。なぜかとうもろこしの皮だと信じて、そう教えてきた年月・・・・・みなさんごめんなさーい!!
ネットに出ていた写真には、この一塊が30くらいはついた巨大な房がヤシの木から垂れ下がっていました。さすがマダガスカル!?まだまだ世界には、あっと驚く植物がいっぱいです。
確かにニワトリの脚や。
まさかクリスマス・・・。
しかし、この実はアレンジしだいで面白いかもねぇ。
欲しい・・・。近所の花屋さんでも頼めば手に入るんやろか・・・。
でもこんな実。どうやって手にいれるん?
と言うか仕入れたのはQuパパさんですかぁ?
でも、思ったより売れています。
ほっ。
最近、輸入商社から、各地の市場に出回っているようですから、うちみたいな酔狂な花屋に頼めば手にはいると思います。
仕入れたのは、バイヤーのR太郎です。
律儀な男なので、仕入れに遊びを作るよう指導しておりまする。はは。
よければ、値段を教えてください。
正式な名前(学名)もわかるとうれしいんですが。
t.sando.thaiasahi@gmail.comまでご連絡いただけると幸いです。