気になる植物たち

植物歴長いけど、世の中にはまだまだ気になる植物がいっぱい。花屋のQuの植物的ミニエッセイ。ときどき俳句。 ときどき古墳。

日本蜜蜂の分蜂

2010-07-23 00:54:06 | 気になる動物たち


 実は春から、我が家には新しいペットが2万匹ほど・・・!?日本蜜蜂さんご一行です。あるお宅の蜜蜂駆除を頼まれた友人Kさん(大工さん)が、「○ちゃん、蜜蜂がおるぜえ。」と夫に連絡をくれたのが始まりでした。二人は、なんと掃除機で吸い取ってきた蜜蜂を、夫が作った巣箱に入れ、うれしそうにしゃがみこんで、長いこと蜜蜂談義をしていました。なぜ、あてもなく巣箱を作っていたかというと、・・・・・もうひとりの友人Yさん(高校教師)、姪の旦那さんのEくんもからみ、ややこしいので省略しますが、つまり永遠の少年たちの夢とロマンの物語なのでした。


 蜜蜂は順調に仲間を増やし、巣を大きくしていったのですが、梅雨明けのある日、異変が起きました。異常なほどたくさんの蜂が、飛んでいるのです。青空のぶつぶつは、全部蜜蜂です。


 



 自分の靴下のありかはわからなくても、自然に関してすごく目のいい夫が、「分蜂じゃ!」「どこ?」「あこ」夫の指差す先は、剪定もせずに、ぼさぼさ伸びた我が家の松の上のほう。何か大きなだんご状のものが、ブイブイと大きな羽音をたてています。その中心には女王蜂がいるのでしょう。地上8メートルほどの高さまでは、届く梯子もなく、夫は大きな袋を持って松によじ登りました。


 



 そして捕ってきたのがこれ。ぶつぶつは蜂です。飼ってみて納得したのですが、日本蜜蜂はおとなしく、素手で触っても刺しません。私も接近激写。


 



 新しい巣箱にいれて、ふたをして、


 



 やった!新しい巣ができそうです。分蜂というのは、蜂の巣別れ。育った新女王に古巣を譲って、旧女王が出て行く儀式なのだそうです。


 そして、巣箱セットを購入したものの、まだ蜂が手に入らないYさんに連絡。その日のうちに彼が取りに来て中を覗いてみると・・・・・一匹もいなかったそうです。旧女王ご一行は、どこにいったのでしょう?困難が多いからこそ、燃える男たち。がんばってね。


 


 


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2 コメント

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Quさん、おきばりやすぅ。 (あすちー)
2010-07-23 08:28:57
と言うかQu旦那様おきばりやすぅ。
分蜂して樹に集まっているところを私も見たことあます。
そして大群で飛んでいくところに出くわしたことも・・・。
あまりの量にしばらく地面いつっふしておりましたが・・・。
しかし
個人でミツバチを育ててる人は初めて知りました。
なかなかやるなぁって言うか大変な仕事ですやん。
さて美味しい蜜がいただけるのはいつのことか!
Quさん、楽しみやねぇ。
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あすちーさん、こんばんは。 (Qu)
2010-07-23 21:35:42
西洋蜜蜂より、日本蜜蜂のが、いろいろな意味で飼いやすいらしいですよ。
まあ、野生ですからね。
住みついてくれさえすれば、ほっといても機嫌いいみたい。
まあ、私は傍観していますが、蜂蜜の収穫は楽しみです。
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