気になる植物たち

植物歴長いけど、世の中にはまだまだ気になる植物がいっぱい。花屋のQuの植物的ミニエッセイ。ときどき俳句。 ときどき古墳。

Yさんの広大な庭

2009-04-10 00:53:05 | 日記


 Yさんは、百合やお茶花の生産者なのですが、立地を生かして、生産直売をしています。その直売所の素敵なこと!かなり本物志向Yさんご夫妻が、こだわって(ご本人いわく、お金もかけて)デザインしたそうです。


 



 本業の百合以外にも、日本ではここだけのレアものも、いろいろありました。これは、ミッキーマウスツリーの花。



 実になると、こんな感じ。赤と黒で丸い、なんとなくミッキーマウスですよね。鉢の生産者はいるけれど、大きな木で育てて、切り枝出荷しているのは、ここだけだそうです。ディズニーランドに植えられていました。


 



 これは、南アフリカ原産の、ムスカリの仲間だそうです。今は、現地でも希少価値で、ワシントン条約(絶滅が危惧される動植物の輸出入を禁止する条約)にかかるそうです。Yさんが植えた当時は、売買されていたのですって。


 



 三つ葉岩ツツジ。


 



 東国白花三葉ツツジ。


 



 黄花カタクリ。このおすまし振りはどうでしょう。野草というより、深窓の令嬢のよう。


 



 二輪草、キンポウゲ科。この新葉は、おひたしで食べられるそうなのですが、・・・。


 



 鳥兜(トリカブト)、キンポウゲ科。この葉と間違えたら、大変なことに!!


 



 一人静、センリョウ科。源頼朝に捕らえられた静御前が、敵地でたった一人で、義経を慕う舞を舞った姿とされています。命がけのレジスタンスなのでしょうか。美しくも強い女性だったのでしょうね。実際のヒトリシズカは、小さく可愛い花ですが。


 



 クリスマスローズや、ハーブたちもあちらこちらに。草引きは、どうしているのですかとお聞きすると、毎日どこか引いていますと、奥様。頭がさがります。


 



 カモミールのむこうに、バイモ百合。春たけなわになると、袋撫子が一面に咲き、あちらこちらに百合が芽を出し、それはそれは美しいのだそうです。


 



 ホテルの部屋に頂いた百合を生けました。たった一本の百合で、殺風景なビジネスホテルの部屋に、命が通います。やっぱり、花って素晴らしい。


 


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