「東京抒情」川本三郎 2015/12 読了 ☆☆☆☆
「歩く東京」「思い出の東京」により明治から昭和の東京がよみがえる。東京は近代になってから、森鴎外のいう「普請中」の町で、スクラップ・アンド・ビルドが繰り返されきたが、現在も常に東京は変わりつつある。
永井荷風、谷崎純一郎、芥川龍之介、北原白秋他、文士が体験した関東大震災エピソード、銀座は東西、南北の川・掘割に囲まれた島状態だったなど興味深い風景が満載。
「歩く東京」「思い出の東京」により明治から昭和の東京がよみがえる。東京は近代になってから、森鴎外のいう「普請中」の町で、スクラップ・アンド・ビルドが繰り返されきたが、現在も常に東京は変わりつつある。
永井荷風、谷崎純一郎、芥川龍之介、北原白秋他、文士が体験した関東大震災エピソード、銀座は東西、南北の川・掘割に囲まれた島状態だったなど興味深い風景が満載。