「特捜部Q―吊された少女―」(原題:Den grænseløse/The Hanging Girl)ユッシ・エーズラ・オールスン/デンマーク 2015/11 読了 ☆☆☆☆☆
なによりも皮肉屋で毒舌の主人公警部補カール、アシスタントの謎のアラブ人アサドと奔放かつ辛辣な女性ローセ、この三人の痛快なやりとりが楽しめる。それぞれ悩みや秘密をかかえ、互いの距離が縮まったり遠ざかったり、相手を理解できたと思えばわからなくなったりするが、少しづつチームとして成長していく。
三方をドイツ、ポーランド、スウェーデンに囲まれた、バルト海に浮かぶ小島を舞台に、500ページ以上ある容疑者を探し求めて追い詰めていくが、なんと終盤はサプライズの連続、惨たんたる結末だったが、620ページの長編をなんとか読み終えた満足感を与えてくれる。
なによりも皮肉屋で毒舌の主人公警部補カール、アシスタントの謎のアラブ人アサドと奔放かつ辛辣な女性ローセ、この三人の痛快なやりとりが楽しめる。それぞれ悩みや秘密をかかえ、互いの距離が縮まったり遠ざかったり、相手を理解できたと思えばわからなくなったりするが、少しづつチームとして成長していく。
三方をドイツ、ポーランド、スウェーデンに囲まれた、バルト海に浮かぶ小島を舞台に、500ページ以上ある容疑者を探し求めて追い詰めていくが、なんと終盤はサプライズの連続、惨たんたる結末だったが、620ページの長編をなんとか読み終えた満足感を与えてくれる。