「猫の紳士の物語」(原題:THE FUR PERSON)メイ・サートン/アメリカ 1996/9 読了 ☆☆☆
猫の紳士の十戒
1、猫の紳士はつねに、シャツ胸と手足を清潔に保たなくてはならない。
2、猫の紳士は人格への束縛は、たとえ愛情から出たものでも許容しない。
3、猫の紳士は極限状況にないかぎり、みゃおを発しない。彼はおのれの欲するところを知らせて待つ。
4、猫の紳士は名を呼ばれても、筋ひとつ動かさない。まるで聞こえなかったかのように。
5、猫の紳士は脅威を感じたときは、退屈至極のふりをする。
6、猫の紳士は自分に直接関係ないかぎり、他人の問題にちょっかいをださない。
7、猫の紳士はけっして目標に向かって急がず、ただ一つの物を欲しているような、はしたないようすを見せない。
8、猫の紳士はどんなに空腹でも、食べものにはゆっくり近づき、少なくともほぼ一メートル離れたところから、けっこう、まずまず、我慢できなくはない、話にならぬ、のいずれかに属するかを決定する。話にならぬの場合は、土を引っかいてかけるふりをする。
9.猫の紳士は価値のある食事にたいしては、洗ったと思わせるほどきれいに皿をなめあげて、謝意をあらわす・
10、猫の紳士はハウスキーパーの選択を、けっして性急に行わない。
正確にいえば、戒律とはいえないと思いながらも第11戒は「人間にほんとうに愛されたとき、猫の紳士は毛皮の人となる」でしめくくる
「日本奥地紀行」イザベラ・バード/イギリス 1973/10 読む
図書で2冊借りる
「解錠師」ステョーヴ・ハミルトン
「ふたり狂い」真梨幸子
猫の紳士の十戒
1、猫の紳士はつねに、シャツ胸と手足を清潔に保たなくてはならない。
2、猫の紳士は人格への束縛は、たとえ愛情から出たものでも許容しない。
3、猫の紳士は極限状況にないかぎり、みゃおを発しない。彼はおのれの欲するところを知らせて待つ。
4、猫の紳士は名を呼ばれても、筋ひとつ動かさない。まるで聞こえなかったかのように。
5、猫の紳士は脅威を感じたときは、退屈至極のふりをする。
6、猫の紳士は自分に直接関係ないかぎり、他人の問題にちょっかいをださない。
7、猫の紳士はけっして目標に向かって急がず、ただ一つの物を欲しているような、はしたないようすを見せない。
8、猫の紳士はどんなに空腹でも、食べものにはゆっくり近づき、少なくともほぼ一メートル離れたところから、けっこう、まずまず、我慢できなくはない、話にならぬ、のいずれかに属するかを決定する。話にならぬの場合は、土を引っかいてかけるふりをする。
9.猫の紳士は価値のある食事にたいしては、洗ったと思わせるほどきれいに皿をなめあげて、謝意をあらわす・
10、猫の紳士はハウスキーパーの選択を、けっして性急に行わない。
正確にいえば、戒律とはいえないと思いながらも第11戒は「人間にほんとうに愛されたとき、猫の紳士は毛皮の人となる」でしめくくる
「日本奥地紀行」イザベラ・バード/イギリス 1973/10 読む
図書で2冊借りる
「解錠師」ステョーヴ・ハミルトン
「ふたり狂い」真梨幸子