なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

老境

2011年03月23日 23時59分27秒 | 本・雑誌
「馬を盗みに」(原題:Ut og stjæle hester、英語題名:Out Stealing Horses)ペール・パッテルソン/ノルウェー 2010/12 読了 ☆☆☆☆
少年時代の夏の回想と初冬の湖畔で一人暮らす67歳の主人公の現在が交互に語られ父親との関係が内省的に明らかになっていく。ノルウェーの風景描写を背景にしみじみとした父親との交流と失踪は深い余韻を残す。


「時こそ今は」太田 治子 2011/2 読む
迷うのは今日まで。58歳の明子は一人暮らし。ヘリで吊るされた元夫の姿をTVで見てから生活が一変。再会、明かされる秘密、旅立ち。人生半ばに差し掛かった男女の不安、戸惑いを描く。(出版社)

事実は小説より奇なり

2011年03月23日 23時57分22秒 | 映画
主人公は僕だった」(原題: Stranger Than Fiction) 2006/アメリカ 3/23 ☆☆☆☆☆(BS録画
監督: マーク・フォースター  出演: マギー・ギレンホール, エマ・トンプソン, ウィル・フェレル, クイーン・ラティファ, ダスティン・ホフマン
国税庁に勤めるハロルドは、ある日突然、自分にしか聞こえない女性の声に悩まされる。その声は、彼の行動をことごとく予告。じつはハロルドは小説の主人公で、声の主は作家だったという奇想天外な設定の物語だ。小説の最後に死ぬことが決まっているハロルドが、何とか結末を変えてもらおうと、作家に直談判に行く。状況はさらにややこしくなり…。現実と非現実が交わってしまう映画は多いが、本作ほど、その境界が曖昧になっている作品は少ないだろう。(Amazon)
アイデアがユニークで徐々にそれぞれの人間がつながっていく過程がおもしろく結末もハッピーにしてくれる。マギー・ギレンホールもキュートだが、エマ・トンプソンの演技がお気に入り。おもいがけずに楽しめた映画。
「……日常における何気ない物や行為は偉大な思想よりもずっと尊い、我々を生かす力なのだ。おかしな考え方だがこれもまた真実だ。…」

晴天

2011年03月23日 21時52分23秒 | 生活
最高気温9度。(水)7時起床。☆☆☆☆☆
晴れるが弱い冬型気圧配置冷え込む                       縦列で近よって来る
 

およそ15年ぶりのストリング(TOALSON アスタリスク 黒2100円)張替できあがる、     ジムでトレーニング後にレギュラーテニス受講、7名。