MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

Hari and Aino新曲

2010-03-22 00:06:28 | トピックス

スウェーデン・ストックホルムの
男女5人組ギターポップ・バンドHari and Ainoが
3月28日に4曲入りデジタルEP
『All that remains』を発売します。
リアルCDはedition 59から59コピー限定。

2年前にペルーのPlastilina Records!から
Stars in ComaとSecond-Hand FurnitureのCDを購入した時に
2枚でも3枚でも送料が同じだったからということで
サービスとしてHari and Ainoのセルフ・タイトル・アルバムが
同封されていたということがありました(感謝!)。

そのアルバムの前と後に1枚ずつ
Cloudberry RecordからEPが発売されているので
今回が4枚目のリリースということになります。

新曲の「All that remains」は
相変わらずポップでテンポの良い曲で
そこに絡む少し抜けた感じの
女性ヴォーカルがなんとも良いです。
もちろん他の3曲も粒ぞろい(試聴)、
「On my usual catch up with Cecilia」という曲は
聴き覚えがあると思ったら
Eardrums Popが昨年春にリリースしたフリー・デジタル・コンピ
Birdsongs, Beesongs』に収録されていました。

「All that remains」は
レトロな雰囲気のPVも出来上がっています。
初めに出てくる長い滑り台などは
こどもの国で幼少の頃遊んだ記憶が蘇ってきました。

「All that remains」
MySpace
オフィシャル・ページ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BtV&tD、ニュー・アルバムほぼ完成

2010-03-21 01:00:04 | トピックス

Billie the Vision and the Dancersの
5枚目のアルバムがほぼ完成、
後は工場でCDになるのを待つだけのようです。
タイトルは『From burning hell to smile and laughter』。

先日の「I'm alive」に続いて
「Anywhere but There」「We won't get any younger」の
新曲2曲がMySpaceに追加されていました。

今までの延長線上にありながらも
3曲とも余裕が感じられるカチッとした素敵な曲。
今回も"Pablo"が出てきます。春向き!!

24時間ごとにMySpaceの曲を入れ替えるようです。
やっぱり太っ腹な人たち。

そしてギタリストの一人John Dunsöが
バンドを脱退したようです。

MySpace
オフィシャル・ページ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽と文学

2010-03-20 00:06:21 | トピックス

1月27日に91歳で他界したJ.D. Salinger。
ハリウッド女優で歌手のZooey Deschanelの名前が
Salingerの『Franny and Zooey』から由来しているというのを
ついこの間知りました。
それにしてもなんで妹のFrannyではなくて
兄のZooeyなのだろう。

部屋の隅に束ねてあった本の山の中から
Salingerの小説を引っ張り出して
30年ぶりくらいでいろいろと読んでいるところです。

というわけで
今日は音楽がきっかけとなって読むようになった
小説などの話です。


《Wuthering Heights》
Kate Bush - Wuthering Heights

思い起こせば外国文学に目覚めたのはこの曲です。
ブロンテ三姉妹の2番目(実際は四女)
エミリー・ブロンテ(Emily Brontë)の『嵐が丘』(Wuthering Heights)。
かなり激しい愛憎劇です。
もちろん、姉のシャーロット・ブロンテ(Charlotte Brontë)作
『ジェイン・エア』(Jane Eyre)も読みました。


《Oscar Wilde》
The Smiths - Oscillate Wildly

The Smiths(Morrissey)で文学とくれば
Oscar Wilde(オスカー・ワイルド)です。
特にどの曲からというわけではないですが
かなり影響受けました(MorrisseyにもWildeにも)。
文庫で出ているもの以外に全集を買ったりもしました。
一番好きなのが『The Canterville Ghost』(カンタヴィルの幽霊)。
笑いあり感動ありの痛快短編です。


《Marguerite Duras》
Richard Jobson - India Song

マルグリット・デュラス(Marguerite Duras)へと導いてくれたのは
ベルギーのレーベルCrépusculeのアーティストたち。
Richard Jobsonによる詩の朗読など
芸術的な香り高いオマージュ・アルバムも出しています。
デュラスの小説は少し難解なところがありますが
エッセイを読んでからこの人が理解できたような気がします。
そういえばRichard Jobsonは一時期
Morrisseyの生家だかに住んでいたと思います。


《John Irving》
Suzanne Vega - Undertow

ジョン・アーヴィング(John Irving)はこの曲から。
『ガープの世界』 (The World According to Garp)の中で
幼いウォルトが"undertow"(引き波)を"under toad"と
聞き間違えてしまうというシーンがあります。
Suzanne Vegaが何かのインタヴューで
この曲は近親者から"ガープのあの曲"と呼ばれていると
語っているのを読みました。


《Jack Karouac》
Al Stewart - Modern Times
10,000 Maniacs - Hey Jack Karouac

Jack Karouac(ジャック・ケルアック)は
Al Stewartのこの曲から。
小説『路上』(On the Road)を読んだ少し後に出てきたのが
10,000 Maniacsの曲です。
 

《Allen Ginsberg》
Al Stewart - Post World War Two Blues
Natalie Merchant - King Of May

Karouacと同じビートニクの詩人
Allen Ginsberg(アレン・ギンズバーグ)も
同じくAl Stewartの曲からですが
10,000 Maniacsからソロに転向したNatalie Merchantは 
「Hey Jack Karouac」以来、Ginsbergと親交があり 
2nd収録の「King Of May」という曲は
長寿を全うしたAllen Ginsbergの葬式を歌ったものです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Suzanne Vega、セルフ・カヴァー・アルバムの追記

2010-03-19 01:36:17 | トピックス

よくよく考えてみたら「Undertow」は
多分ラヴ・ソングではないので
収録されていないだけなのかもしれません。

それからフリーDLの「Gypsy」は
デビュー前のSuzanne Vegaがダンスの先生として
参加したサマー・キャンプで出会った
一風変わった青年のことを歌ったラヴ・ソングです。
この曲もそうですが
この人の書く詞は結構ポスト・パンク的な香りがします。

それからこの『Close-Up Vol. 1, Love Songs』は
オフィシャル・ページで直販していたので
早速、注文しました。
送料を含めると18.72ドルでした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Suzanne Vega、セルフ・カヴァー・アルバム

2010-03-19 00:02:29 | トピックス

Suzanne Vegaが2月に
セルフ・カヴァー・アルバムを出していました。
『Close-Up Vol. 1, Love Songs』のタイトルの通り
全部で4枚リリースする予定のうちの第1弾だそうです。

収録曲16曲を見ると
個人的に好きな「Freeze Tag」、「Small Blue Thing」など
1stアルバムから5曲も収められているのが
かなり興味をそそられます。
(なぜかヒットした2nd収録曲はなし)

欲を言うと「Undertow」も聴きたかったです。
でも1stと2ndの間に発表したシングル「Gypsy」が
入っているのもうれしい限りです。

そしてその「Gypsy」がフリー・ダウンロードになっています。
オフィシャル・ページにリンクがありました。

全曲アコースティックですごく良いのですが
日本のショップで扱っているところは見つかりませんでした。
なんとかして手に入れたいと思います。

MySpaceでも収録曲が3曲聴けます。

MySpace
全曲試聴


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sofia TalvikとSuzanne Vega、もうすぐSXSW

2010-03-18 00:05:10 | トピックス

2年くらい前にSofia Talvikの曲を
オフィシャル・ページでフリーDLするために
メーリング・リスト登録したのですが
結構半端なくメールが送られてきます。

最近ではほぼ迷惑メールに
自動的に振り分けられているのですが
先ほど迷惑メールのフォルダを掃除していたら
またまた来ていました。
件名は「SXSW Showcase - Sofia Talvik & Suzanne Vega」

SXSWでSuzanne Vegaと一緒に
ステージに立つということかと思ったら
そうではないようで
同じショーケースで演奏するということだそうです。

Sofia Talvikは現地時間17日の午後9時
Suzanne Vegaは18日の午前零時
時差は15時間なのだそうで
Sofia Talvikは日本時間で明日の正午です。

偶然、Suzanne Vega関連の話題を見つけたので
明日にでも書きたいと思います。

Sofia Talvikオフィシャル・ページ


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スウェーデン・ミニ情報

2010-03-17 00:37:17 | トピックス

《Ludwig Bellソロ・デビュー曲》

来月6日にRazzia Recordsから
シングル「Jag är en idiot」でソロ・デビューする
DreamboyのフロントマンLudwig Bell。
MySpaceでその「Jag är en idiot」が聴けますが
ソロ作だけあってかなりポップです。
Dreamboyよりも好きです。
MySpace


《Britta PerssonのPSLインタヴュー》

スウェーデン語なのでなんだかさっぱりですが
ニュー・アルバムに収録される曲が
数曲少しだけ聴けるので興味のある方はぜひ。
2ndよりも明るい感じがします。
それにしてもBritta Persson、ショートにしたら似合いすぎ。
思ったよりも表情豊かな魅力的な人でした。
PSL
MySpace


《Sofia Talvik新曲》

17日から始まるSXSWの音楽部門に
今年も出演するSofia Talvik。
5月12日発売の4枚目のアルバム『Florida』から
1stシングルの「As We Catch on Fire」が
SoundCloudのページで聴けます。
春らしい爽やかな曲で、とても良いです。
SoundCloud


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月のMAPから

2010-03-16 02:21:05 | トピックス

毎月15日はMusic Alliance Pact(MAP)の日です。
3月は36ヵ国の36曲。
知っていた名前は先日少し書いた
Solvor Vermeerだけ。

1曲20秒ずつくらいざっと聴いただけなので
かなりいい加減ですが
何となく心に引っ掛かったベスト5です。

3rd Line Butterfly(韓国)「Nine Days」
Solvor Vermeer(ノルウェー)「Final Hour」
Saycet(フランス)「Easy」
Sometime(アイスランド)「Heart Of Spades」
Sajama Cut(インドネシア)「Paintings/Pantings」

個人的にはこのMAPでは
韓国のアーティストの出来の良さが目立ちます。
他の4ヵ国はなぜかイニシャルがSです。

その次くらいなのが下の4曲。

Modular(アルゼンチン)「Femme Fatale」
Admiral Fallow(スコットランド)「Squealing Pigs」
Honey Power(エストニア)「Get Country」
Flannelmouth(フィンランド)「Sharp Paper」

全曲ダウンロード(フリー)したので
あとでゆっくり聴いてみようと思います。

MAP


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Dreamy Pop Radio更新

2010-03-14 18:55:16 | その他

Dreamy Pop Radioのプレイリスト更新しました。
今回は10曲増やして70曲。
またまた新旧入り乱れています。

目玉はなぜかRough Bunnies=写真=
5曲入れてみました。
Inside Riotも含めると6曲です。
ローファイぶりを堪能してください。

曲目はこちらで。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランチタイムの音楽③

2010-03-13 20:58:25 | トピックス

過去に2度(ここここ)書いた築地・ふじむらのほかに
オールディーズのBGMを聴きながら和食が食べられるのが
歌舞伎座の隣にある日本料理・木挽町

ランチは牛鍋定食、むぎとろ定食などのほか
日替わりもあります。
2日前は生姜焼き(刺身付き)でした。

ここに来ると意外な発見があります。
以前入った時も
ある80年代のオリジナルだと思っていた曲の
本当のオリジナルがかかって驚きましたが
この日は「In the Country」が流れました。

後で調べてみたらCliff Richardだったのですが
この曲は長い間、The Farmer's Boys=写真=
オリジナルなのだとばかり思っていました。

Cliff Richard「In the Country」
The Farmer's Boys「In the Country」


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする