MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

She & Him - Volume Two

2010-03-25 00:07:28 | レヴュー



この春の必聴アイテムです。
今が旬の女優Zooey Deschanelと
シンガー・ソングライターM. Wardのデュオ
She & Himの2ndアルバム『Volume Two』。

映画館に行って映画を見るという習慣が
私にはほとんどないので
(500) Days of Summer』も他の作品も見ていませんが
たった2分強の予告編だけでZooeyの虜になりました。

根っからの60'sフリークらしいZooey。
オープニングの「Thieves」からキュートな魅力が炸裂。
ごくごく自然に歌っているだけなのに
信じられないくらいオーラを発散しています。

とくに良かったのが「Me and You」という曲。
さりげないヴォーカルなのに胸がキュンとする切なさ。
それにしてもShe & Himで「Me and You」とは
なかなかシャレたタイトルです。

他にも一足先にPVが公開された「In the Sun」のほか
「Ridin' in My Car」(NRBQ)と
「Gonna Get Along Without You Now」(Skeeter Davis)の
カヴァー2曲など聴きどころ満載です。

ハーモニーもストリングス・アレンジも決まっていて
程よく甘いオールディーズ・テイスト。
適度なライト感覚と少しトロピカルな感じが心地良いです。
休みの日にゆっくり聴きたいドリーミーな1枚。

***************

ところで、久しぶりに読んでみた
J.D. Salingerの小説『Franny and Zooey』。
『The Catcher in the Rye』のHoldenにも似た妹Frannyと
言動、容姿ともに魅力がある兄で俳優のZooey、
Deschanelの両親が娘にZooeyという名前を付けたのも
なんとなくわかるような気がしました。

「In the Sun」
「Ridin' in My Car」
『Volume Two』(ALL SONGS)

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コメント (2)
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