前回に続いてRhinoのコンピレイション「Super Hits Of The 70's~Have A Nice Day」の第2回です。今回紹介するのはシリーズ最終作品のVol.25で、78年と79年の全米ヒット曲が6曲ずつ収められています。
収録曲のうち、LeBlanc & Carr「Falling」、 Ian Matthews「Shake It」、Maxine Nightingale「Lead Me On」、Toby Beau「My Angel Baby」 は個人的には隠れた名曲です。当時も日本では話題に上らなかった曲たちで、現在でも国内盤コンピレイションに入れられることもほとんどありません。とくにLeblanc & Carrはオリジナル・アルバムも世界的に廃盤のようで、かなり入手しにくい状態です。
また、当時はまだAORという言葉は一般的には使われていませんでしたが、Orleans、Ambrosia、Roger Voudourisあたりの曲は現在ではAOR扱いをされているようで、これらの曲は国内のコンピレイションでも見かけます。
78年、79年といえばまだディスコ・ミュージックの全盛期で、ヒットチャートのうち半数はディスコだった時期です。「Super Hits Of The 70's~Have A Nice Day」Vol.22とVol.25は、そんな時代にこんな良い曲もあったなと思い出させてくれる名コンピレイション盤です。
【Vol.25の収録曲】
01 Sweet / Love Is Like Oxygen
http://www.youtube.com/watch?v=qeQrrYMvsY0
70年代に米国でも成功を収めた英国バンドの珍しいスロー・ナンバー。
78年に最高位8位のヒットとなった。
02 Ambrosia / How Much I Feel
http://www.youtube.com/watch?v=H4WavE9Ny34
プログレ・バンドがイメチェンを図った曲で78年最高位3位の大ヒットに。
この後80年にも「Biggest Part Of Me」のトップ3ヒットを飛ばす。
03 Ian Matthews / Shake It
http://www.jr.com/JRProductPage.process?Product=3828793
フォーク・ロックの元祖Fairport Conventionメンバーだった人のソロ・ヒット。
サックスが効いた爽やかな曲で79年に最高位13位。
04 LeBlanc & Carr / Falling
http://www.jr.com/JRProductPage.process?Product=3828793
Allman兄弟などのバック・ミュージシャンとして下積みを重ねた男性デュオの
唯一のヒットで78年最高位13位。この後2人はまたスタジオ・ミュージシャンに。
05 Gino Vannelli / I Just Wanna Stop
http://www.youtube.com/watch?v=l5Afw-Zzd2g
カナダ出身のソウルフルな雰囲気のシンガー・ソングライターの2曲目のヒット曲で
78年最高位4位。81年のヒット曲「Living Inside Myself」も有名。
06 City Boy / 5.7.0.5.
http://www.youtube.com/watch?v=9SiuhGv10nk
英国バンドの4作目からのシングル曲で唯一の全米ヒット曲。78年に最高位27位。
電話番号が入った曲ではTommy Tutoneの「867-5309/Jenny」もあった。
07 Ace Frehley / New York Groove
http://www.youtube.com/watch?v=L-4vMQOOiUY
Kissのメンバーが同時にソロ作品を出して、唯一トップ40に入ってきたのがこの人。
79年に最高位13位と健闘。
08 Toby Beau / My Angel Baby
http://www.jr.com/JRProductPage.process?Product=3828793
テキサス出身の4人組。一発屋で終わったが、この清々しい曲が出てきた時は
期待のグループだった。78年最高位13位。
09 Orleans / Love Takes Time
http://www.jr.com/JRProductPage.process?Product=3828793
75年の「Dance With Me」で知られる米国東海岸の3人組。79年に11位のヒットで
爽快なナンバー。リーダーのJohn Hallは昨秋の下院議員選で当選。
10 Roger Voudouris / Get Used To It
http://www.youtube.com/watch?v=pBHgQut4DWM
日本でも当時そこそこ話題になったキャッチーな曲。79年の曲で最高位21位と
意外と小さなヒット。結局は一発屋。
11 Maxine Nightingale / Lead Me On
http://www.myspace.com/maxinenightingale2
76年にノリの良い「Right Back Where We Started From」をヒットさせた黒人
女性シンガーの2曲目のヒット曲で79年最高位5位。地味ながら心に残る名曲。
12 The Rockets / Oh Well
http://www.jr.com/JRProductPage.process?Product=3828793
デトロイト出身の6人組の骨太ロック・バンド。72年結成でこの曲が最大のヒット。
79年最高位30位。
収録曲のうち、LeBlanc & Carr「Falling」、 Ian Matthews「Shake It」、Maxine Nightingale「Lead Me On」、Toby Beau「My Angel Baby」 は個人的には隠れた名曲です。当時も日本では話題に上らなかった曲たちで、現在でも国内盤コンピレイションに入れられることもほとんどありません。とくにLeblanc & Carrはオリジナル・アルバムも世界的に廃盤のようで、かなり入手しにくい状態です。
また、当時はまだAORという言葉は一般的には使われていませんでしたが、Orleans、Ambrosia、Roger Voudourisあたりの曲は現在ではAOR扱いをされているようで、これらの曲は国内のコンピレイションでも見かけます。
78年、79年といえばまだディスコ・ミュージックの全盛期で、ヒットチャートのうち半数はディスコだった時期です。「Super Hits Of The 70's~Have A Nice Day」Vol.22とVol.25は、そんな時代にこんな良い曲もあったなと思い出させてくれる名コンピレイション盤です。
【Vol.25の収録曲】
01 Sweet / Love Is Like Oxygen
http://www.youtube.com/watch?v=qeQrrYMvsY0
70年代に米国でも成功を収めた英国バンドの珍しいスロー・ナンバー。
78年に最高位8位のヒットとなった。
02 Ambrosia / How Much I Feel
http://www.youtube.com/watch?v=H4WavE9Ny34
プログレ・バンドがイメチェンを図った曲で78年最高位3位の大ヒットに。
この後80年にも「Biggest Part Of Me」のトップ3ヒットを飛ばす。
03 Ian Matthews / Shake It
http://www.jr.com/JRProductPage.process?Product=3828793
フォーク・ロックの元祖Fairport Conventionメンバーだった人のソロ・ヒット。
サックスが効いた爽やかな曲で79年に最高位13位。
04 LeBlanc & Carr / Falling
http://www.jr.com/JRProductPage.process?Product=3828793
Allman兄弟などのバック・ミュージシャンとして下積みを重ねた男性デュオの
唯一のヒットで78年最高位13位。この後2人はまたスタジオ・ミュージシャンに。
05 Gino Vannelli / I Just Wanna Stop
http://www.youtube.com/watch?v=l5Afw-Zzd2g
カナダ出身のソウルフルな雰囲気のシンガー・ソングライターの2曲目のヒット曲で
78年最高位4位。81年のヒット曲「Living Inside Myself」も有名。
06 City Boy / 5.7.0.5.
http://www.youtube.com/watch?v=9SiuhGv10nk
英国バンドの4作目からのシングル曲で唯一の全米ヒット曲。78年に最高位27位。
電話番号が入った曲ではTommy Tutoneの「867-5309/Jenny」もあった。
07 Ace Frehley / New York Groove
http://www.youtube.com/watch?v=L-4vMQOOiUY
Kissのメンバーが同時にソロ作品を出して、唯一トップ40に入ってきたのがこの人。
79年に最高位13位と健闘。
08 Toby Beau / My Angel Baby
http://www.jr.com/JRProductPage.process?Product=3828793
テキサス出身の4人組。一発屋で終わったが、この清々しい曲が出てきた時は
期待のグループだった。78年最高位13位。
09 Orleans / Love Takes Time
http://www.jr.com/JRProductPage.process?Product=3828793
75年の「Dance With Me」で知られる米国東海岸の3人組。79年に11位のヒットで
爽快なナンバー。リーダーのJohn Hallは昨秋の下院議員選で当選。
10 Roger Voudouris / Get Used To It
http://www.youtube.com/watch?v=pBHgQut4DWM
日本でも当時そこそこ話題になったキャッチーな曲。79年の曲で最高位21位と
意外と小さなヒット。結局は一発屋。
11 Maxine Nightingale / Lead Me On
http://www.myspace.com/maxinenightingale2
76年にノリの良い「Right Back Where We Started From」をヒットさせた黒人
女性シンガーの2曲目のヒット曲で79年最高位5位。地味ながら心に残る名曲。
12 The Rockets / Oh Well
http://www.jr.com/JRProductPage.process?Product=3828793
デトロイト出身の6人組の骨太ロック・バンド。72年結成でこの曲が最大のヒット。
79年最高位30位。
atpaleysさん、とっても詳しいのですね。
70年代そして80年代の洋楽についても全くわからない私です(本当に有名な人たちしか知らないです^^;)。洋楽歴30年というのも納得です!なのでこのCDについても知っているアーティストがいないのですが、コメントしに来てしまいました。
それと私のブログ、ブックマークして下さってありがとうございます!こちらからもatpaleysさんのページをリンクさせて下さい
このCDのアーティストは米国では有名な人たちだと思いますが
日本で人気のあったところとは、ややずれている気がします。
ちょうど本格的に洋楽を聴き始めた時期なので
そのぶん思い入れがあります。
洋楽リスナー歴30年とはいっても偏った聴き方をしているので
強いところは強いですが、弱いところは滅法弱いです。
ブックマークは勝手にさせていただきました。
リンクしていただき、こちらこそありがとうございます。